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ムラに居られなかった、昔から。

だいだいどんな集団に居ても思うのは「ほっといてくれ」しかなくて、ムラの空気への「溶け込み切れなさ」を抱えて三十路になった人間として、そして、曲がりなりにもこのnoteというプラットフォームで活動していたことがきっかけで、商業連載を得て、今も書かせていただいている人間として、たぶん何かを書いた方がいいんだろうと思ったので、書きます。

きっかけはこの記事を読んだこと。「ムラ=内部生」のたとえに結構納得したんですよね。

正直、自分自身が世間の声から遊離しつつあるので「ダサいと思われる」のはちょっとつかみかねたものの、「まだ乗り換えていない」という心情は私自身も持っているものだなぁ……と思ったのです。

ぶっちゃけ、「少額課金機能つきLP(クレジットカード付)」が便利なブログサービスというのがnoteのコア機能だしね。もっと楽にStripe使えるサービスが出現したら余裕で乗り換えるわ(完全職業病)

ちなみに、note社(当時はPOC社)については、ヤマシタマサトシさんよりご依頼を受けて官報あさったりもしたのですが……(これがないと私は世に出なかったので、ヤマシタさんには本気で頭が上がらない)

実は、今だから言える感じなのですが、調査中も、noteユーザーとして存在している間も、そして今も「多分この会社=note社は私を採用しないんだろうなぁ」という感覚がずっとありました。

ぶっちゃけこう思う理由って、私の本業が「webディレクター→プロダクトマネージャー」なので、サービス運営企業を見ると常に「転職先としていきたい?」と考える癖があるからなんですよね。

私自身、働き手としてはその時々の企業でそれなりに成果を上げてきたと自負があるのですが、「内輪」の引力が強めの会社には書類は通っても、面接ではことごとく嫌われるんですね。(じゃあ最初の某法人はなんで入ったんだよ!と突っ込む人がいるかもですが……あれは一種の事故です、マジで)

そしてきっと、私自身もそういう集団をあまり好きになれない。「宗教的な力を借りなくても、やや放牧されていても、ある程度礼儀正しくて、結果が出てればOK」という集団は意外と存在しないのです。ぶっちゃけ現職くらいじゃね?そういう会社。

ちなみに、そういう好ましいドライさというのは、圧倒的な収益・利益に裏付けられたところから生まれるものでもあるので、私みたいに会社には収益と利益とある程度の事業の社会的正しさくらいしか求めず、宗教的機能を一切求めない人間としてはnote社には「儲かってなかったら内輪力で楽しさ演出するしかないもんねー」と超冷たいことを思ってしまうのです。

もっと身も蓋もないこと言うと、掲げた「きれいごと」を実現するには資本が、お金が必要なんです。
収益のめどが立たないまま、「きれいごと」だけ掲げてたらそりゃ、何かのゆがみは出ますよ。
某法人もそうだったし。

そして、内輪力強めの集団って社内レビュー段階で誰も(偉い人も!)客観視できないから、
どうしても何かのタイミングで外から刺されるんですよ。
正念場って言ったら、結果として悪いほうに触れちゃったねぇ。
そして、こういうこと普通に言いそうだから「カルチャー」強めの会社に採用されねーんだろうなwwww知ってるwwwwwwww

でも、「会社の一員として迎えられうること」と、「サービスのユーザーとしてあること」は別のものではあるので、上手に分散しつつ、今後の様子を見ようと思います。

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