『超能力少年《マインドシーカー》を探して』
あれはぼくが小学校低学年の頃の話、スーパーファミコンが発売されていたけどぼくらは小林くんの家でファミコンをして遊んでいた頃の話。転校生の大野くんという子と仲良くなっていっしょに「くにおくん」とかで遊んでいたんだ。ある日、大野くんの家に遊びに行くことになったんだけど彼は少し困った顔をしていた。
実は大野くんの家にファミコンはあるんだけど、ソフトを一本しか持ってないんだって。それだけをやりなさいってお母さん(お父さんはいなかった)に言われてずっとそのソフトで「勉強」してるから人