まあいいかと思える日々

先月の終わりあたりから、気持ちがふっと軽くなった。

多少のリスクはある手術を自分から進んでしてもらい無事に回復するという成功体験が、自己肯定感を生んでくれた。

今までは自分の選択に自信がなくて、うまくいかなければ環境や他人ではなく自分を責めて、成果を上げても偶然だからと卑屈になっていた。

ところが、今のわたしは何をするにしても自己肯定感がある。いいことがあれば日頃の成果だと感じるし、ミスがあっても落ち込まずにまあいいかと流して次に向けて前向きに取り組める。

振り返ってみると、こんなに気持ちが軽くなるのはいつぶりだろうか。ここ5年くらいは自覚症状があるほど人間不信だった。思えば以前の勤務先が倒産してから、ずっと不安に押し潰される日々だった。

人生のうちで、何度か前向きで活動的な時期があった。きっかけは、やはり成功体験だったように思う。

その時にうまく交友関係を広げられたことが、今にもつながっていてわたしの支えにもなっている。 

タイミングよく、いくつか新しい仕事の声がかかっている。少し及び腰になっていたけれど、今なら気負わずに向き合えるだろう。

気分にこんなに差があると思えば、もしかしてわたしも少し鬱の症状があったのではないだろうか。今はちょっとした躁なのかも知れない。


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