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【ubisum by ubies】ファイナリストインタビュー:Lulu Kouno(日本)

アジアを舞台とした「越境」と「共創」のクリエイティブ・トーナメント「ubisum by ubies」。660名のクリエイターがエントリーした予選から、100名が選出された本選を経て、ついに決勝進出を果たした8名のファイナリストたち。彼らに作品の見どころ、メンターとの共創の様子などを語っていただきました!

Q1. 経歴や活動内容について教えてください。

UNKNOWN ASIA ART EXCHANGE Osaka 2017 GrandPrix、大阪・南海なんば駅にて壁画公開制作・展示、兵庫・へそ公園にて25mの壁画制作、京都・BnA AlterMuseum 2部屋 壁画制作、徳島・精神科病院 むつみホスピタル内 壁画制作、愛知・小児科クリニック みずのこどもクリニック 壁画制作、愛知・名古屋大学 ノーベル賞受賞天野教授の研究施設 壁画制作、マレーシア・クアラルンプールのKONCENTにて個展、台湾・雲林にて壁画制作 合同展示参加、アフリカ・マラウイのマタンダニ村の小学校にて 壁画制作、タイ・バンコクのコミュニティースペースLatyaa15にて壁画制作。

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Q2. ubisumの仕組みについてどう思いましたか?

作家にとってたくさんの方に絵を見てもらえる上に、エントリー代がかからないという、なんと作家思いのコンペなんだ!と思いました。

Q3. メンターとの共創についてはいかがでしたか?
なにかいろんなアドバイスや、ダメ出しをいただくかと思いきや、わたしを選んでくださった堤さんは「ルルさんは自由にそのまま描けばいい」と一言だけ言ってくださって、あとはポートフォリオを見て一枚一枚の絵を褒めてくださいました。そのおかげで俄然やる気が出て、思いっきり好きなものを描くことができたので、わたしにとっては本当に一番言ってほしい言葉をいただくことができました。

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Mentor: Takao Tsutsumi
SEZON MUSEUM OF MODERN ART
President , Director
https://www.smma.or.jp/

Profile
財団法人セゾン現代美術館理事(2001)  財団法人セゾン現代美術館常務理事(2013) 一般財団法人セゾン現代美術館代表理事(2014~) 一般財団法人セゾン現代美術館館長(2018~)現職 一般財団法人川村文化芸術振興財団評議員(2017~)


Q4. 本選ラウンドの作品ついて解説をお願いします。
https://ubisum.ubies.net/finalround?artist=50122&mode=main
ネット上で絵を見てもらう分にはサイズはあまり関係ないにも関わらず、今までで一番大きい作品を制作しました。花が上に向かって嬉しくて伸びている様子を描きました。他の絵も透明水彩独特の水滴のにじみや色のぼかしを楽しんでいただけたらと思い描きました。

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Q5. 本選ラウンドでの印象的なレビューを教えてください。
全てのレビューを拝見させていただきましたが、一つ一つの言葉が本当に嬉しく、自分が好きで楽しくて描いたものに対して皆さんが「絵を見ると気持ちが明るくなる。」などと言ってくださるのは、自分の楽しいイメージを絵を通して伝えられていると思うので、これはもう本当に最高だなぁと思います。

Q6. 決勝ラウンドでは作品のどんなところを見て欲しいですか?
全部です!

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Q7. 作品を制作する時に聴く音楽は?
バナナマンのバナナムーンゴールドです。

Q8. 優勝したらアジアのどこに何をしにいきたいですか?
とにかくどこの国でもいいので、子どもたちのいる場所、元気になって欲しい方がいる場所に壁画をたくさ描きに行きたい!!!

Q9. 一般レビュアーにメッセージをお願いします。
皆さんの支援あってこそここまで来ることができました。温かい方々に支えられているのだと改めて実感し、感謝の気持でいっぱいです。私にとって描くことは常に楽しいのですが、見る方にとっても楽しい気持ちが1ミリでも湧いてくれたら嬉しいです!


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