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【ubisum by ubies】ファイナリストインタビュー:國久真有 (日本)

アジアを舞台とした「越境」と「共創」のクリエイティブ・トーナメント「ubisum by ubies」。660名のクリエイターがエントリーした予選から、100名が選出された本選を経て、ついに決勝進出を果たした8名のファイナリストたち。彼らに作品の見どころ、メンターとの共創の様子などを語っていただきました!

Q1. 経歴や活動内容について教えてください。

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2007年より絵画制作を神戸で始める。
2016年11月から2020年3月までKOBE STUDIO Y3にて活動を行う。
2020年4月パーソナルスタジオを持つ。
近年は人体を軸にし腕のストロークと遠心力を利用し呼吸に従い描く手法を利用したwit-witシリーズという絵画を制作している。

学歴
2003年 University of the Arts London Central Saint Martins Art and Design Foundation course 修了
2015年 神戸芸術工科大学大学院芸術工学研究科芸術工学専攻博士後期課程 満期終了

個展
2018年 「LIGHT LESSON」 GALLERY CLEF 岐阜
2018年 「BEAT PER MINUTE」 TEZUKAYAMA GALLERY 大阪
2017年 「Hello! KUNIHISA」 KOBE STUDIO Y3 兵庫

グループ展
2019年 六甲ミーツ・アート芸術散歩2019 六甲山 兵庫
2019年 「La nascita di PAM」 MACRO ASLO ローマ
2019年 第22回岡本太郎現代芸術賞展 川崎市岡本太郎美術館 神奈川

アートフェア
2019年 ART OSAKA 2019 ホテルグランヴィア大阪 大阪
2018年 KOBE ART MARCHE 2018 KOBE MERIKEN PARK ORIENTAL HOTEL 兵庫
2017年 KOBE ART MARCHE 2017 KOBE MERIKEN PARK ORIENTAL HOTEL 兵庫

受賞歴
2019年 第22回岡本太郎現代芸術賞 特別賞
2018年 第47回現代芸術国際AU展 TIVOLI Award
2017年 UNKNOWN ASIA 審査員松尾良一賞、レビュアー中島麦賞、レビュアー三村康仁賞

パブリックコレクション
Museo dell’altro e dall’altrove di Metropoliz
東大阪市立永和図書館


Q2. ubisumの仕組みについてどう思いましたか?
なかなかwebだけでアピールするのは難しいと感じました。しかしながら、今までに関わりを持てた方々に支持して頂けたのはとても良い機会となりました。他のアーティストさん達の作品も見ることができたのも良かったです。海外のメンターとの新たな出会いや審査員の方々との再会も良かったです。

Q3. メンターとの共創についてはいかがでしたか?
SNSでもフォローしてくださり心強かったです。とても励みになりました。ファインアートはなかなか見えにくいゴール設定をしており、そこへ辿り着くプロセスも本当に各々だと思います。そのような中、この出会いには感謝しています。いつか実際にお会いしたいです。

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メンター:Mann Lao 🇲🇴
Chiii Design
Branding Designer

Profile
マカオの新世代アーティストを代表する一人で国際的なブランディングデザイナーとして知られている。広告業界でキャリアをスタートし、やがてGrey WorldwideやLeo Burnettnmなどの国際的なエージェントと組むようになる。2011年 Macao Polytechnic Instituteにてブランディングデザインの講師を務め、the Platinum Originality International Design Awardにて優秀な教授に送られる賞を授与。2013年Leong Chi HangとともにChiii Designを立ち上げ日本、台湾、マカオ、中国のアートコンペティションに参画。2016年にはマカオで“Y Show”の運営。マカオ芸術卒業生の共同展示会と「Yクラス」クリエイティブデザインコースを開催し、地元、近隣地域、 海外でデザイン教育の推進と、社会の創造的才能を促進させるべく、クリエイティブとビジネスのチャンスを国内外で創出。

Q4. 本選ラウンドの作品ついて解説をお願いします。
https://ubisum.ubies.net/finalround?artist=50641&mode=main

絵画(四角い平面)は何次元ものことを平面に取り込めるという特性があります。そこに興味を持ち、四角い画面がイリュージョンを示す要素を探る為、様々なメディアでドローイングをしました。この絵画シリーズは、ひとつの結果としての四角い平面絵画です。人体を軸にし腕のストロークと遠心力を利用し呼吸に添い描く手法を利用したwit-witシリーズという絵画です。

自身の身長と同じ長さの円を画面に現し、その積層はキャンバスと作者の間を取り払うかの様にし、四角い画面は絵画空間を出現させていきます。作品の根本は、古代ローマ時代の建築家ウィトルウィウスの『建築論』の記述をもとに、レオナルド・ダ・ヴィンチが1485〜1490年頃に描いたドローイング『ウィトルウィウス的人体図』に由来し、サイズがスケールを保持することについて探求しています。一つ一つの作品は、長期間に及ぶ制作時間に画面と身体の関係性との模索を感覚を頼りに最終的に完成します。


Q5. 本選ラウンドでの印象的なレビューを教えてください。
全てのレビューに感謝しています。審査員のピックアップレビューをお二人に頂けた事は本当に嬉しかったです。それも、他の皆様が全力で書いてくださったレビューのお陰だと思っております。

Q6. 決勝ラウンドでは作品のどんなところを見て欲しいですか?
5/18~7/31の決勝トーナメント期間に、SNS等でのアトリエでの様子の発信や(状況によりますが)期間中にオンライン公開制作を考えています。何らかのオンラインイベントの予定を進めています。制作プロセスも含めて見ていただけると嬉しいです。心拍数の単位である「BPM」とタイトルにする事があるのは、生き様をアートとして絵画に表象させて発表している為です。

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Q7. 作品を制作する時に聴く音楽は?

Matthew HerbertBrian Eno、他


Q8. 優勝したらアジアのどこに何をしにいきたいですか?
香港、深セン(中国)、マカオ、タイ、ジャカルタ、シンガポールにいってみたいです。特に、香港、深セン、に行って公開制作か滞在制作、展覧会をしたいです。期間は2~3カ月で考えています。アジアは香港、台湾、マレーシアに行ったことがあります。作品にわからなくなれば、少しでもヒントがそこにあるならば、お金と時間が許す限り見に行きます。2015年に作品に悩んだ時に香港へ行きました。大作である手の届かない作品の一番初めの2枚作品(アトリエでは2枚同時に描くので大体2枚同時期に出来上がります)は、香港をモチーフにした作品です。悩んでいる時に香港の街をリサーチしました。歩いてリサーチすると目的外のいい発見もあります。それらをすぐにアトリエに帰り反映させました。シンプルな作品ゆえ、考えることは沢山あり、様々な経験をし、場所や時々に回答を見出だせたら良いなと思っています。その頃からこのシリーズの作品の核が出来てきたと思います。その他にも絵画の秘密を知る為に、カナリア諸島、フェズの旧市街、2カ月間の南米縦断、ブラジルにオスカー・ニーマイヤーを見に行く、バルセロナにガウディを描きに行く、サハラ砂漠を2週間描く、等色々行きました。地球上の自然や人工物や日常から学び、その生きている証ということも含め作品に反映しています。そして、そのことで、様々な国の様々な人とコミュニケーションを取りたいです。アジアの各国において制作や展覧会をし、新たな発見を期待しています。


Q9. 一般レビュアーにメッセージをお願いします。
web投票はなかなか難しいかもしれませんが、沢山の選択肢があり、とてもイマジネーションを刺激されるのではなないかなと思います。それをきっかけに何かしたいことが見つかったり、応援したいアーティストに出合えるかもしれません。自分を解放してアートに挑戦するのもいいかもとも思います。









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