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2023年10月投資実績

10月は米国労働省が10月6日に発表した9月分雇用統計で、非農業雇用者数は前月比33万6,000人増加した影響で米国債金利が爆上がりし、ノックアウトとなりました。

年内は我慢するぞ、耐え抜くぞ、と心に決めていたのですが、強すぎる雇用に考え方を改めねばという事でETFで耐え忍ぶことに見切りを付けました。

想定外だったのは利上げ最終局面といわれる中で、長期金利の上昇が急激に加速したことです。5月頃にまりーさんのXの投稿でドラッケンミラー氏長期債券は危ないと警告を出されていて気をつけねばと思ってはいたのですが、とはいえ8月の水準がMAXだと踏んでいたところ急激に跳ね上がりました。

そして最もよくなかったのはEDVだけではなく、TMFを350万円分スケベ買いしていたことです。シミュレーションした結果、長期金利の上昇につれて損失は拡大し、30年国債の利回りが1%上がるたびに200万円の損失が拡大していくことに気づきました。

EDVだけの保有であればいまだに持っていたと思いますが、日銀政策変更による円高傾向になる可能性を考慮して150円ですべてドルから円に戻しました。これも悪手だったかもしれませんが、日本円が200円、300円にはならず、米国が利上げを終了し、利下げ局面に入ればドル円は130円程度に落ち着くのでは?と想定しています。
後は有望な日本株を見つけておとなしく再現性のありそうな取引に集中しつつ、ドル円が130円になったころに米国株を物色し、また資産を半分程度ドルで持ちたいと考えています。ただ、そのころには新NISAも始まっていると思うのでS&P500をおとなしく積み立てるつもりです。

■投資を始めて6年経過

投資を始めて6年。コツコツ頑張り、ついに損失が540万円を突破しました。

いい機会なので投資を開始した時からの記録を遡りました。

私は2017年から投資を開始したのですが、開始直後からマイナススタートで、幾度となく大きな損失を出しては回復し、損失を出しては回復を繰り返しております。しかし、生涯収支がプラスに転じたことは6年のうち5カ月しかありません。

一体、何のために投資をしているのやらと思いますが、どうしてもかなえたい夢があります。1億円、3億円と資産を自分で増やすことができたという、自らの努力で資産を勝ち取るという行為を成功させたいのです。手法はあれやこれやと変えては試し、自分に最も合った手法を、再現性の高い手法を試し、なんとしてでも自分の努力で資産を増やしたいのです。

今は損失が増えているので夢物語ですが、自己研鑽を怠らず、遠回りしてでも、なんとしてもかなえられるように日々努力していくつもりです。

ただ、自分でもわかっていますが、夜にはお酒を飲むし、週末は出かけるし、朝9時に銘柄をチェックできないこともありますので、井村さんなどの凄まじい努力家から比べると、自分は怠け者で、センスのかけらもなく、負けて当然、努力が足りない結果という事は理解しています。

ただ、継続はしていますので、アリのように1歩ずつ進むことで道が開けることを退場するまで続けるつもりです。
なので変わらず生き残ることを最優先に、信用取引は控え、先物やボラティリティの激しい銘柄には手を出さず、分散を心掛け、地道にトレンドをつかんで上昇できるように頑張ります。

■ナレルグループの思い出

現在、短中期口座であるSBIの状況としては、現金多めで取引は抑えてます。ただ、唯一ナレルグループだけ保有しています。というか、捉まっています。。

買った理由は明確です。
①建築業界は人手不足
②半導体関連の施工、27年ごろまで繁忙(鹿島社長談)
③日本人、全都道府県で減少
④多額ののれんは中核のワールドコーポレーションの買収費用

そして、憶測として
①需要が高く、円安もあり、人件費が高騰しても価格転嫁できそう
②中国リスクによる日本への設備投資は継続しそう
③建築現場ではAIやロボットに仕事を奪われる事は近い将来はなさそう
結果、継続的な成長は堅そうと考えています。

結果として、決算は良好、上方修正、配当も増額し、良い業績が続きそうなのですが、、、
株価は右肩下がりです。。

建築の人材業界を調べていくと、高い離職率、採用コストの増加、などなど、原価や販管費が高くなる傾向は否めず、コプログループなど営業利益がなかなか伸びずらい環境にあることがわかっています。
ナレルグループは正社員を採用し現場に派遣することで他社と比べて高い営業利益率となっていますが、厳しい建築業界で低コストで人材を確保し続けるのも難しく、今は現場の社員が我慢しているという状況であり、人件費の増加は今後確実に必要になってくるのですが、価格が転嫁できるかどうかがカギになると思っています。事実として、半導体関連の施工、27年ごろまで繁忙という事はわかっているので、しばらくは単価が上昇する傾向でしのげると思いますが、どこまで行っても労働集約型の事業の為、株価2倍、3倍は望めず、いいところで2800円を超えるのが関の山かなとは思っています。
ただ、現時点では割安すぎて売る気にはならないのですが、人気がなさ過ぎかつ、新興がヨワヨワなので、なんだかな、、、という気持ちです。

ただ、FRBの利上げが最終局面という事で国債利回りが落ちてきているので、新興が盛り上がる可能性もあり、木曜日のマーケットではマザーズが盛り上がっていたので来週以降も期待できるのでは?と考えています。

今週、勢い余って売却しましたが、スパイダープラスなど、建築DX銘柄は改めて買い集めるには良いタイミングな気もしています。

appleの決算が発表され、マーケットがどのような反応をするのかを見定め、新興が勢いづくのであればトレンドに乗っていきたいと考えています。

■投資実績(2023/11/02時点)

SBI資産残高 10,319,477円
楽天資産残高 4,302,024円
合計資産残高 14,621,501円
先月末保有残高 15,810,227円
先月比 -1,188,726円
目標金額まで -5,417,411円

■日経平均の値動き

■NYダウの値動き

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