見出し画像

2023年8月投資実績

8月は夏枯れ相場といいますが、中国恒大集団の破産申請が話題になり株価が下落基調になるものの8月最終週では日本株が底堅い動きを見せて、やっぱり夏枯れ中に買っておけばよかったやーんと毎年恒例の後悔行事となりました。

私としては日本株の底堅さは意識していたので8月下旬にSBIと楽天証券で口座を分けて、SBIは時間軸が短い中短期用、楽天は優待目的で保有する長期用として運用することに決め、楽天証券で278万円分購入しました。
トリニティ工業だけは別の目的で買いましたが、それ以外は全て優待目的です。ひろぎんを1000株保有まですぐ買わなかったのが後悔ですが、銀行不安が再燃する可能性は少なくはないと思っていますので急落した時に買い増ししたいと考えています。

夏枯れ相場中に買い集めした銘柄で出た利益は今のところ7万円。
私のPFの大半は米国債の長期ETFなので、恩恵は微々たるものです。8月は米国長期国債の下落、金利上昇が一段と高まり、雇用統計終わりの9月2日時点では評価損が-11,290USD、日本円で-913,415円となっています。
最も含み損が多かったのは8月17日で-13,000USDを突破していました。

自分の考えとしては景気後退入りによる米国株の暴落や、日銀政策失敗による極度の円安到来など、先々に起こるかもしれないリスクを回避するために始めた米国長期国債ETFですが、現状では自分の資産をマイナスにさせる元凶となっています。本来なら米国債を購入して元本保証されながら利回り5%を獲得するのが良いのでしょうが、日銀が緩和政策を変更しないという前提で、アメリカが利下げを行ったら146円から、120円台の円高になる可能性は十分にあると考えますので、アメリカが利下げしたら儲かるレバレッジが効いたTMFなどは理にかなっていると考えていました。

今ではその考え方、判断がよかったのか、悪かったのかの反省で言うと秋ごろ訪れると思われていた景気後退の可能性がマーケットからなくなった時点で、手じまいするのがよかったのでは?と思っています。もちろん、この後何かしらのショックが起きて緊急利下げ、米国株暴落など発生したら持っててよかったという話になるのでしょうが、現時点ではその可能性は少ないと見込まれていますし、結果、強い米国指標と根強いインフレで長期金利は上昇傾向にあり、私のPFの損失は拡大しているという始末です。

何が来てもおかしくないが、でもきっと何も来ないのでは?と思っています。アメリカの中央銀行がハードランディングは避けることができたと豪語しているのですから。

一方でSNSで目に映るのは中国の景気悪化、米国内の低所得者層の悲鳴、欧州の景気後退など、景気にとって悪影響と思われるような情報ばかり。一方でトヨタの世界販売が過去最高になったり、GAFAMも景気後退懸念の中、AI需要やコスト削減効果もあり予想を超える決算を出してきたり等、力強い経済を裏付けるニュースもしばしば。

となると、景気後退の可能性を考慮しつつ、日本株で強気に売買するといいのでは?という考えに至り、時間軸を短くした売買を再開しました。ただ、売買を再開したといっても狙うのは仕手株などではなく、コロナ過で沸いたエムスリーやBASE、サプライチェーンの混乱が招いた海運株高、バフェット効果による日本株の爆上げなど、特定の強いトレンドが現れた時に、早めに、安全に上昇に乗れるようにするための投資です。自分の中で確立の高そうな事案だけアタックし、それ以外は手を付けず、ひたすらチャンスを待ちたいと思います。

現状の自分の考え方のまとめは下記です。
①米国債ETFはしばらく放置(約820万)
→損失は出てるけど利回り3%以上の分配金があり、0円にはならないので。
→欲しい株が出てきたり、その他の手法で自信がついたら日本円に戻す。
→TMFだけは売却してEDVに乗り換えるかも。TMF怖い。。
②優待目的投資は継続(約270万)
→狙った株があれば買い増し、下がったら買い増し
③強気日本株投資(約250万)
高値ブレイク投資法や、ミニミニさんの手法をお手本にしてチャレンジ
④新NISAは始まったら積み立て開始
→①、③を切り崩しても④は最優先。

■投資実績(2023/08/31時点)

SBI資産残高 11,264,548円
楽天資産残高 2,763,689円
合計資産残高 14,028,237円
先月末保有残高 14,549,684円
先月比 -521,447円
目標金額まで 2,971,763円

■日経平均推移

■NYダウ推移

■ナスダック推移

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?