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2022年12月投資実績

12月は好調だった11月と変わって非常に厳しい月となりました。
予想できなかった日銀の方針の変更。市場はまったく織り込んでなかったため悪いサプライズと受け止められ景気敏感株をはじめ、銀行を除く業種の株価は全て急落しました。私は銀行株を優待のために少量持ってる程度だったので恩恵よりも株価急落の方が影響が大きく、超長期目的で保有している銘柄は12月1日時点と比較し約70万円減少しました。

特にダブルスコープは27%下落しており、1800円台で売っておけばよかったと思う人も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

9月のダブルスコープ急落の流れについては下記にまとめています。

ダブルスコープの急落以降、結果的に1600株保有し、株価が3桁になったら400株を買い増しして2000株保有と狙っていたところ、1900円付近まで戻ってきたので一旦800株を売却(損切り)し、残り800株が手元にあるという状態です。振り返ってみても損切りしたタイミングは適切だったと思います。

個人の信用買いが膨れ上がっている銘柄は売買代金が補足なれば信用買いした投資家が投げ売りするだろうという予測は当たっていたように思えます。
では残り800株を何故保有し続けているのか?については、今のところ電気自動車の需要が世界的に減速する見通しや、極端な円高にも見舞われていないのと、ダブルスコープがIRの工場新設の計画がとん挫していないので、即売却するといった状態ではないからです。ただ、IRについてはデマとまでは思いませんが、投資家を煽るための戦略として鵜呑みにしない方がよさそうだなと感じています。今回のダブルスコープのような銘柄について勉強になることが多いため保有を継続しているのが自分としては大きな理由です。

電気自動車についてはテスラの株価が下落しています。景気減速から販売台数が伸び悩み、セールを実施など厳しい戦いを強いられている状態という見方が強いようです。

電気自動車とガソリン車の売れ行きの違いを示すデータがないので何とも言えないですが、景気減速懸念で自動車が売れてないという状況なら長い目で見ればEV需要は変わらずととらえられますが、ガソリン車が売れてEV車が売れなくなってきたらダブルスコープは即座に売却しようと思いますが、欧州主導で進められるEV化の波は簡単には止まらないのでは?と考えています。

EV化はハイブリット車では日本に勝てない欧州が進める政策で、ゲームチェンジャーとなる戦略の方向を転換させるとは考えにくいですし、ダブルスコープが配給しているサムスンSDIはBMWにバッテリーを供給してるのでBMWが電気自動車への投資を積極的に続ける限りはダブルスコープの業績は伸びる可能性があると思っています。

とはいえ、株価は割高で、まだまだ下落するリスクもあるので倒産しても火傷ですむ程度の金額で保有するのが適切な銘柄だと思います。

■投資実績(2022/12/31時点)

SBI資産残高 15,758,194円
先月末保有残高 16,782,621円
先月比 -1,024,427円
目標金額まで2,241,806円

■日経平均の動き

■NYダウの動き

■12月の良かったこと、悪かった事

11月までは市場の雰囲気が良かったこともあり、利益を伸ばすことができる案件にいくつか出会えました。JDSCを20%利益が出たタイミングで売却できたり、フリークアウトや野村総研が下落したタイミングで購入し、10%程度値上がりしたら売却して利益が得られました。
フリークアウトはその後、連結外の子会社であるカンムがUFJに買収されたことで高騰しました。良い企業なので景気後退局面でなければ強気で保有を継続したいところでした。

12月の途中までは、中長期の評価と短期的な評価でギャップが大きく出たような銘柄を見つけては細かく利益を確定するスタイルでうまくいきました。野村総研の需給悪化懸念で株価が3000円を下回った時に購入し、その後株価が3200に戻した時に売却しました。

中旬までは調子が良かったのですが、12月のIPOラッシュではうまく立ち回ることができず、noteでは13万円の損失をだしてしまいました。noteは株価が堅調に推移すると思い込み、520円で1500株だけ買って一瞬放置していたところ、30分程度で一気に下落。損切りラインを設ける大切さを改めて理解しました。。完全に油断してました。短期で激しい値動きについていくのはライフスタイルとして難しいので、よっぽど期待している銘柄以外は触らないようにしようと改めて心に誓いました。


また、FRBの発表通過チャレンジも失敗。インフレのピークアウトが意識されて株価が回復するクリスマスラリーを期待してエムスリーを1000株、4100円付近で買い集めたところ、あっさり4000円割れして3933円で損切り。
16万の損失が出ました。ただ、その後日銀の発表の影響もあり、12月30日時点で3578円と考えると、50万円の損失が出てたのでナイス損切りでした。

2023年もしばらく厳しい状況が続きそうですが、自分は現状が投資のチャンスと受け止めて、銀行株の購入、もともと優待で保有していたひろぎんHD
と百五銀を買い増しました。また、村田製作所の株を中長期目線で買い増しを続けています。村田製作所については買い増しのタイミングを焦りすぎかもしれません、、本来であれば100株買って、10%下がったら買い増しして、また10%下がった買い増しして、と買い増しする価格にはこだわりたいところですが、現状6,800円以下で値下がりしたところでちょくちょく買い、平均約定単価が6,756円となっています。
中長期的に考えると、EVだけではなく、様々な家電やウェアラブル商品など5Gが本格普及することによって通信される端末は多くなるので村田製作所の優位性は変わらないと思っています。配当もあるし、現金もあるし。中国もコロナで今はえらいこっちゃですが、半年後には経済活動が通常になってるのは他の国々を見ればわかることなので業績は回復するとみてるので下落が続けば強気に買っていきたいところです。

2022年のまとめはまた、別のnoteで書きたいと思います。

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