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ウーバーイーツのAI、ある程度配達員の心情まで予測出来るようになってません?【フードデリバリー日記二十一日目】

こんばんは、吉田です。

UberEatsの配達割り振りAIは、以前からある程度配達員の行動パターンを把握した上で注文を送っていたような感じでしたが、ここ最近さらにそれが進化してるように感じるんですよね。

例えば普段は配達しないような地域に飛ばされてどうしようかと困っている時に、自分の稼働地域へ戻れるロング案件が来る事結構ありませんか?

恐らくああいうのもAIが「この配達員は普段〇〇で稼働する事が多いので、きっと今は元の地域に帰りたがっているだろうから〇〇方面へ帰れるロングの配達があれば優先して回そう」みたいな判断をされているように感じます。

さらには「帰宅便なら多少安くても受けそうだから低単価でとりあえず出してみよう」等と言う判断をしてるんじゃないかと言うロングなのに低単価の帰宅便が来ることも結構あります。

他にも低単価を何度か渋々受けた時に見返りのような高単価が飛んで来る事もあって、アメとムチを上手い事使い分けて配達員のモチベーションが下がり過ぎないようにコントロールしているようにも思うのです。

後は最近調整金が付きづらくなった理由の1つに、割と配車時に表示される配達にかかる時間の予測が正確になったのもある気がします。

例えば5分位お店で待たされたとしても、終わってみればほぼ配達依頼時に表示された時間通りだったりで、最初からお店で待たされるのを見越した時間&報酬だから調整金がつかなかったり。

後は以前だと「こんなダブルあり得ない!!」なんて思ってしまうような滅茶苦茶な距離や位置関係のダブルも多かったですが、最近はそういう配車も少し減ったような気もします。

ダブル以上の配達報酬を下げてシングル単価を上げるなんてアナウンスもありましたので、その分ダブル配達のルート等の効率化がなされたんじゃないかと予想しています。

そんな訳で数年後にはきっと配達合間の休憩を入れるタイミングまでが配達依頼AIに管理されたりと、ウバオンからオフまでの行動をAIに支配される時代が来るのかもしれませんね。

そんな事を考えたら少しだけ背筋が寒くなりました。



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