レジ袋つくる。
生地屋さんで。
壁際に立てかけられた反物のなかにひっそりと、一本だけ、一色だけ見つけたこの柄は・・・この柄は、まさかの『MINTON(ミントン)』ではなかろうか?と。
半信半疑で埋もれた値札を引っ張りだすと、周りの生地の倍のお値段がついている。
すかさずクルクルと巻きをほどいて、生地の耳に刷られたMINTONの文字を確認。
やはり間違いない。
18世紀末創業、イギリスの陶磁器メーカー。ブランド廃止してしまっている今となっては、街の生地屋でこのプリント生地に出会えるなぞもはや奇跡。
即買い。
・・・で、レジ袋型のエコバッグを作った。
たとえ形は“レジ袋”であっても、繊細な花柄に上品さがダダ漏れてしまうのが『MINTON』の魅力&威力なのだ。
MINTON柄のレジ袋から“みつ葉”がのぞいているなどという、個人的に愛おしすぎる画(え)なのである。
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