一人暮らししてダメになりたい

タイトルの通りである。
一人暮らししてダメになりたい。
一時期二人暮らしもしたけど、そのときは一人暮らししたいなんてこれっぽちも思わなかったから、「実家から離れたい」が正確な表現なのかもしれない。

一人暮らししているときは良い意味でも悪い意味でも自由だった。
いつ食事をとってもいいし、いつ帰ってもいい。
どこに出かけるのか聞かれないし、テレビのチャンネル争いもない。

なんだかそんな生活が懐かしく思えてしまう。
当時は寂しくて死にそうだったのに。
人間ないものねだりである。

好きなもの調理して、好きなところに好きな時間に出かけて、好きなときに泣く。そんな生活がしたい。

実家にいると情緒的にも制限がかかる気がする。
薬飲んでるからただ落ち着いているだけかもしれないけど、なんか、うまく言えないけど伸び伸びできない気がする。
感情のままに泣いて笑ったあの瞬間も少し懐かしい。

一人暮らしをしているときの、いい加減な食生活、不規則な睡眠時間を私は「ダメ」だと思っているらしい。
でも今じゃその全てが愛おしい。

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