謎だったファミコンタイトルが判明した話。

あの時変なこと言っちゃったな、とか、なんか○○さんに悪いことしちゃったかもなんか様子変だったかもしれない…とか私は常に無駄にモヤモヤする事が多いので、違うこと考える為の『思い出せないもの』ネタをいくつかストックしています。

その一つが解消されましたので記念に日記を書きます。


その昔、私が小さかった頃。大きなお祭りで1度だけ『外れても絶対ファミコンソフトが貰えるくじ引き屋台』が出現したことがある。
普通、くじ引きで外れたら紙でできた振ると伸びる筒のアレとか、巻いてあって吹くと伸びる紙で出来たアレとかになる中、大盤振る舞いのとんでもない屋台だった。

私と家族も喜び勇んで子供でごった返している屋台に参戦し、そして見事外れた。
ハズレ景品用の段ボールの中にはむき出しでボロボロになったファミコンソフトが沢山入っていて『とっとと決めろよ』って叫ぶおじさんはとても怖かった。
でもそんなことどうでも良い。当時は(多分)ブックオフも流行っておらずファミコンソフトと言えばお誕生日に買ってもらう状況。中身も知らないソフトを選ぶなんて、なんて贅沢なんだ…!

私は黒いソフトを、家族は白いソフトを貰ってきた。
白いソフトは魔鐘というソフトだった。敵が難しくて主人公、即死である。
これは少し前に実家から引っ越す際に押し入れから発掘して、プレイすることもできた。屋台にあった時点で既にボロボロだったのにどんだけ強度あるの…?

ところが、黒いソフトは探しても探しても出てこないままだった。
すぐ死ぬ軟弱な主人公が暗くて不気味な洞窟をさ迷っていると、大きな不死身の敵が怖い音と共に出て来て逃げられず確実にゲームオーバーする。幼い私達にはとても怖かった。

ぼんやりとした子供フィルターがかかった不気味な存在を大人の目線で見てみたいという気持ちになり、思い出そうとしたり調べていたけれど、一向に出てこず。

ファミコンは小学生の時に星のカービィをやり過ぎて父親に封印されそれ以来なので実に20年位謎なままだったゲームタイトルである。

それが先日家族から『YouTubeで見つけた』と連絡があった。

え、調べるとクソゲーってでてくるのに作ってるのは大御所ゲーム会社…

動画を見たらなかなかやっぱりちょっと怖かった。
不死身の敵はタイムオーバーすると現れる仕組みだった。

さぁ、あと思い出せないネタストックは2つです。

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