杞憂たち

明日起きれるか心配。来週のテストが怖い。来月には高校2年生な現実が恐ろしい。再来年には成人している事実から逃げ出したい。将来働けているのか。わたしは成長できるのか。未来が怖い。だからゲームをしよう。カロリーを詰め込もう。やるべきことは後回しにして。理想の自分から遠ざかっているね少しでも嫌悪感を感じた物事に対して未来の自分がなんとかしてくれると思っているその頭が滑稽で笑ってしまいそう。すべて刹那的な娯楽で思考回路を麻痺させている自分がいちばん怖い。こうやって文章を打つことでなにかを成し遂げた気になっている。わたしは何をしたいんだっけ?信念という信念が打ち砕かれてから、いや、現実を理解してから自分のやりたいこと、好きなこと、将来性を考えるのがあまりにも恐ろしい。その不安を消すために努力しなければならないのだが、その努力が水の泡になる未来を想像して動けない。なんて怠惰な人間…
先の先を考えられることは長所かもしれないが、こうやって考えているうちにも同世代は生産性のあることをしているのだ。考えるより動けなんて言葉があるが、これはわたしみたいな人間にぴったりだね
ループする思考を快楽で押しつぶすのではなくて、不安を消す行動を思いついた瞬間にやればいい。あしたの宿題。考えるより動く。動いたさきにまた不安がやってきても動く。明日はそうする。それでもだめなら明後日考えればいい。こうやって不安の先の不安は先延ばしになるべくする。そうじゃないと頭が負の感情でいっぱいになって動くことすらできなくなってしまうから!! うごけ!

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