初めての雨キャンプ テントを盾にアウトドアでインドアする回
また野に出たんですか? また野に出ました!
ソロ・デイキャンプ、3回めです。雨の日で、ご飯を食べて、ひたすら寝ていました。iPadを開きすらしませんでした、屋外原稿女を目指しているのに……。
でも、とても楽しくて、たくさん学びがありました。
その記録と、次回に向けたメモです。
前回までのあらすじ
第1回:借りたテントでホットサンドを作る(プロット10分)
第2回:自分のテントでホットケーキを焼く(プロット10分)
今回の目標と、達成度合い
雨天キャンプを体験する→◎
やってよかったです! 雨の中、屋根一枚の下で、静かにごはんを食べたり眠ったりすることの幸せときたら、他に類がありません。お昼寝マットの使い心地を試す→◎
屋外にいることがわからなくなるほど、ふわふわのマットでした。2時間くらいうとうとしました。絶対、野営できる……!原稿の本文をやる→×
今回は1bitも書けませんでした! これはしょうがないですね。
タイムスケジュール
時刻はおおよそです。
雨天では、雨の強さを見て動かねばならず、あまり色々な活動はできない印象でした(原稿とか)。慣れの問題かも?
10時30分 チェックイン
10時45分 設営開始
11時30分 設営完了🎉(図1)
お茶を淹れてアイスを食べる(図2)
雨が降り出す☔
12時 お昼ごはんの用意を始める(図3-4)
13時前 食べ終わる
キャノピーに雨水が溜まる→前室を閉じる
テーブルや椅子を片付ける
寝る
15時 起きる
雨が止んでいる。夕方また降りそうだったので、撤収開始
15時30分 撤収完了🎉(30分!)
タイムスケジュールへのコメント
設営は約45分。
「マットの用意」「蚊取り線香に火をつける」も含めて。今回は蚊取り線香に苦戦しましたが、次はもう少し早くできそう。
設営前の物品の配置に慣れて、設営予定地の近くに物品を広げることができました(図5)。お昼寝2時間! 後悔はありません。お昼寝マットは最高でした。
図5左下、ウサギ柄のがお昼寝マットです。とても大きい(下のマットが横2mです)。
新しい物品紹介
持ち物すべてを紹介するのもそろそろなんなので、前回から増えたものを紹介します。
お昼寝マット
最高のお昼寝マット! 本当の名前は「ソトネノキワミ」。かわいい。
10cmの厚みで、寝転んでも底づきしません。本当にベッドの上にいるみたいで、屋外にいることを忘れます……!
横幅90cmで、寝相が悪くても安心。ただその分、収納時もでっかいです。
栓を開いておけば勝手に膨らんでくれて、準備が楽ちん。枕が付いてくるのもありがたい◎
キャンプの人たちは眠る際、コット、という簡易ベッドを使う人も多いようです(地面からの熱や冷気避けに?)。
いずれ導入するかもしれませんが、しばらくはこのお昼寝マットでどこまでも寝ようと思います。
でっかいトートバッグ
テント・マット・シュラフ(寝袋)を、一度に運びたかったんです。家から車まで往復するのが面倒で、一度で済ませたくて。
どうしたものかと思っていた時、好きなキャンパーYoutuberさんが紹介していた、でっかいトートバッグが目に留まりました。これだ!
本当に大きくて、刀剣男士の石切丸を運べそうです(?)。
設営に必要そうなものをこれにまとめて、テント・マット・シュラフの他、ペグとペグハンマー(テントを固定するでかい釘とトンカチ)、レジャーシートを入れています。
レジャーシート
見てください、このかわいいレジャーシートを……!(図6)
この子、紙製なんですよ……!
表は水に強くて、裏面は撥水加工。野に出る文系魔女、即買いです。
色違いの、クリームの地に白いお花とも迷いましたが、
黒い古紙! 好き……!
ということで、こちらにしたのでした。
本当に黒い点が入っています(図7)。紙だったんだねえ。好きです。
初戦から雨天で若干水をかぶったのと、むしろ私がお湯をかなり吹きこぼしたのですが(ごめん……!)よれたりもせず、丈夫な子でした。好き……!
靴で汚してしまったのは申し訳なかったので、次回からトレイなどを持っていこうと思います。濡れた傘も置けますしね。
ただ、乾かして泥を払ったら、汚れたことがわからないくらいきれいになりました。好き……!!
メッシュテーブル
あってよかったメッシュテーブル!
熱いものを気にせず置けるのは、とっても楽でした。テーブルが増えて作業スペースが広がると、思考ものびのび広がる感じがします(図8)。
ただこのメッシュテーブルさんは、足が固定できなくて、横から力をかけるとグラグラしてしまいます。横から力をかけちゃだめだよ。
そして、これはライダーズバイクインテントさんの前室のすごいところなのですが、ほんとに広くて、テーブルを二つ並べてエンヤコラしても余裕なのです。図8では前が開いている(キャノピーを上げている)のですが、これを閉じても中で動けました。
ギアケース(ソフトタイプ)
ギアが一気にしまえました! 大きな木の丸皿もすっぽりでした👏
仕切り板をマジックテープで自由に動かせるので、ギアに合わせてぴったりに調整できます。気持ちいい。
2Lペットボトルがシンデレラフィットで感動(図9)。
ソフトクーラー
今回は未使用のため、保冷力は未知数です。前回まで使っていたクーラーと同じシリーズなので、きっと大丈夫でしょう。
使わない時には、畳んでギアケースにしまえるコンパクトさがポイント高です(図10-11)。
蚊取り線香
今回のMVPです!🎉
前回、食事中に蝿がすごくて、なんとかしたかったのです。
「金鳥の渦巻 太巻」を焚いたら、本当に蝿が来ませんでした。なお、蝿は私の車にはたかっていたので、いるにはいたのです、が、太巻バリアが効いていたのです! 快適……! ありがとう開発者の人たち。
うっかり前室で焚きしめてしまったため、しばらく髪から煙の匂いがしていました。
今後ほしいもの
と、書いていますが、それほど多くありません。デイキャンプをするのに必要なものは、だいたい揃ったように思います。
プラスチックトレー、もしくはすのこ:テントの前室に、三和土的な、靴脱ぎスペースがほしいです。
折りたたみラック:こういうもの。前室が広いので、上の空間を有効活用したく。ただ、ギアケースが30cm高で、入るやつがなかなか見つかりません……。それはてっぺんに置く……?
薄いブランケット:シュラフほどじゃないお昼寝に。こういうの?
ガストーチ:蚊取り線香に100均のチャッカマンみたいなやつを使ったのですが、ガスの残量が心もとない。また使い捨てを買い足してもいいのですが、これならCD缶(私が煮炊きに使っているガスボンベです)からガスを充填して、繰り返し使えますよね。焚き火にも使える(焚き火への飽くなきあこがれ)。
でっかいゴミ袋:濡れたテントをとりあえず入れて撤収する際に。
ゴミ箱:今回はビニール袋を直に使いました。どういうのがいいか、決めかねております。
感想
雨天について
雨の日のキャンプ、心配でしたが、行ってよかったです!
行かないとわからないことが、やはり、たくさんありました。
反省としては、雨が降ってきたら必ず全ての窓を閉めるとか(背面の窓を締め忘れて、マットが濡れた)、傘は車に置いておくと意味がないとか(取りに行くためにかっぱを着た)、靴を脱ぎたいなら前室に三和土が必要とか(おろしたてのレジャーシートちゃんを泥にしてしまった)、雑巾はあるほどいいとか(雨にも使いましたが、単に吹きこぼしたお湯にも使いました)(図12)……。
よかった気づきとしては、雨の日のキャンプ場は、人が少なくて、静かです。雨音を聞きながら、ただぼんやり過ごすのは、じっくりコトコト幸せ、という感じでした(「贅沢」にも似ているのですが、「多くて良い」というよりかは「少なくて、良い」という感じなので……ニュアンスは「清貧」とかに近い?)。
雨が降っている中、布一枚の下で、ごはんを煮炊きしたり、お昼寝をしたりするのは、なんだかとてもわくわくすることでした。雨音の中で安心して眠ることには、独特の幸せがあるような気がします(図13)。
私は、キャンプはアウトドアの遊びだと思っていました。でも、テントがあれば、アウトドアだけれどインドアになるのですね。
閉め切った前室の中でお茶を飲みながら、私は確かに「自室」にいるような感覚を味わっていました。キャンプって、インドア派にも優しいアウトドアなのかもしれません。
原稿について
今回は書けなかった……! でもしょうがなかった……!
雨対応で精一杯だったのと、お昼寝マットが最高だったので、これはしょうがないです。合掌。
後日、濡れたテントを干す隣で、たくさん書きました(図14)。テーブルと椅子があればだいたいどこでも書けることがわかってしまったのは、キャンプ遊びを始めてよかったことの一つだなと思います。
今後の見通しについて
今後キャンプでやりたいことリストです。
シェラカップで炊飯
シェラカップレシピの本を買いました! 炊飯のコツがわかりやすく書いてあって、ぜひチャレンジしてみたいと思いました。他のメニューも簡単&おいしそうです。焚き火
やっぱり、火が焚きたい……! 焚き火台を、見た目重視にするか、初心者らしく扱いやすさを重視するかで悩んでおります。できれば年内に焚いてみたいところです。野営
泊まってもみたいです。あの最高のマットで……!
原稿は? という感じですが、原稿は……できる時にできるところでやる!
今は、キャンプの方でやりたいこと、試したいことがたくさん湧いてきているので、しばらくは、そっちに取り組みたいと思います。野に出る文系魔女は野を楽しんでおります。何よりですね。
ごきげんオタクライフに使わせていただきます🌱