分割食が身体に合わない

【分割食とは?】

 分割食とは、食前後の変動を少なくし、良好な血糖維持のための方法として、1日の総エネルギー量の配分と摂取時刻に配慮し、食事の1回量を抑え回数を増やす食べ方。
妊娠糖尿病の方全員に必要というわけではなく、仕事や生活リズムも考慮し、1日3回食で食後血糖が120mg/dLを超えた場合に食事を5〜6回に分割して摂取することを勧められる。
 分割食にすることにより、血糖コントロールが良好となり、食事療法のみで管理できる場合も多い。

 私も、早い段階から分割食にチャレンジしたがどうも私の身体に分割食が合わない。1日5回食にしても昼食・夕食後の2時間値血糖が120mg/dLを超えてくる。適正量よりもだいぶ少ない量を5回に分けているので食べすぎということはないと思う。そして、何よりも胃もたれのような膨満感を常に感じた。これは私の主観的な感じ方だが、私はおそらくそんなに消化器系臓器が強くない。だから、一回の食事を消化吸収するのに時間も力も他の人よりもいる。なので、分割食にすると、ず〜っと消化器系の臓器は働かなくてはならず疲弊する。疲弊するとインスリンの分泌も低下したり、効きが悪くなる。という悪循環に陥っているのではないかと感じた。

 大学で栄養学を学んでいたときは、いろんな疾病の解決の方法に分割食があげられていたが、私の身体にはなぜか分割食が合わなかった。改めて、一人一人の身体は違うし、同じ人でも時期によって違ってくると思う。

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