わたしが妊娠糖尿病と分かったきっかけ

妊婦検診では診察の前に尿検査がある。尿検査で2回ひっかかった。尿検査前に甘いコーヒーを飲んでいたり、飲食していたのでおそらく糖が出てしまったんだろうと医師も私も思っていた。しかし、診察の2時間前から飲食していない日も尿検査で糖にひっかかった。

大きな総合病院だったので、すぐに糖尿病科と連携し同じ日に糖尿病科の診察を予約してくれた。

ここで、ドキっとしたのは、1人目の時も何度か尿検査で糖がひっかかったが一度も妊娠糖尿病の疑いはかけられなかった。実家のに近くの人気のクリニックだったが、甘いものを控えるように言われただけだった。おそらく1人目の妊娠時も私は妊娠糖尿病だったのではないだろうか??

妊娠中の友達がいたらぜひ伝えたいことは、妊娠中は身体の変化が自分の想像を超えるところで起こっているので、【小さな違和感が出てきたら、すぐに大きな総合病院で診てもらった方がいい!】ということだ。街中の産科のみのクリニックだとすぐに糖負荷試験を実施するのは難しい。妊娠糖尿病以外の妊娠を理由として現れる疾病(妊娠合併症)についても、いち早く精密検査ができる具体的な医療機関を準備しておいた方がいい。

〔妊娠糖尿病の診断基準〕
75g経口ブドウ糖負荷テストで次の1点以上を満たす場合に診断される。

空腹時血糖値≧ 92mg/dl
1時間値≧180mg/dl
2時間値≧153mg/dlき

胎児にも影響があるため、2型糖尿病よりも基準値を厳しくしているよう。2型糖尿病の空腹時血糖値の診断基準が126ml /dlだが、妊娠糖尿病の空腹時血糖値の診断基準は92ml /dlとなっている。

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