【u*takaのnote#4】大会で高いスコアを出すためにやっていることPart1
u*taka / ゆうたかです。
いつもnoteを見てくださりありがとうございます!
(定期の日程より1日遅れてしまってすみません…。)
今回は、大会で高いスコアを出すために僕がやっていることをお伝えします。(が書きたいことが多すぎてとても長くなってしまったので急遽Part1〜Part4に分けることにしました。)
主にKACやBPLの大将戦のLv.12を1発勝負でプレイする時に高いスコアを出すための内容です。
あくまでも僕自身の考え方とやり方なので、全ての方の力になれる!という保証はありません。
また、実際に同じ方法を試される際は自己責任でお願いします。
プロを目指している方や大会本番で強いプレイヤーになりたいという方の力に少しでもなれたら嬉しいです。
よろしくお願いします!
大会で高いスコアを出すためにやっていること
僕が大会で高いスコアを出すためにやっていることは以下の通りです。
日頃の練習編
身体と指が冷えている状態でもスコアの出せる押し方を習得する
押す力のパーセンテージをコントロールできるようにする
不調の日でも高いスコアが出せる状態を作る
大会と極力近い環境でプレイする
日常生活編
睡眠時間を確保する
鉄分をしっかり取る
身体のケアと休息を大事にする
大会前日〜当日編
睡眠時間の確保をする
食事の取るタイミングと量
その日のコンディションを見極める
身体と指を可能な限り冷やさないようにする
たくさんありますがどれもとても大切です。
今回のPart1では「1.日頃の練習編」をお伝えしていきます。
日頃の練習編
その1「身体と指が冷えている状態でもスコアの出せる押し方を習得する」
このnoteをご覧の皆さんもゲーセンに着いて1クレ目にプレイした時に「指が冷たくてスコアが出ない、押せない」と感じたことはありませんか?
その状態は、大会1発勝負時の状態とかなり近いです。
結論を言うと、大会1発目でいきなり100%の力を発揮するのは不可能です。
理由は、大会ではウォーミングアップの時間から大会の時間まで最低でも30分、長くて数時間とあいてしまうことが多く、直前に身体と指を温めることができないからです。
上記の理由から僕の行き着いた考えは、
「身体と指が冷えている状態でもスコアの出せる押し方を習得する」
でした。
では、身体と指が冷えている状態でスコアを出せる押し方とはどんな押し方なのか。
結論は「鍵盤を押す指の力を最小限に抑えて打鍵すること」です。
IIDXは打鍵音をバチバチ鳴らすゲームのイメージがありますが、僕は打鍵音をバチバチ鳴らすほどの力は大会1発目では必要ないと考えています。
そもそも冷えている状態だと指先に力が入らないからです。
この指先に力が入らない状態は、主に高速高密度譜面を叩いている時の指押しの状態と近いと感じたため、どんなBPMや譜面傾向の曲でも指押しで光らせることができる状態が大会1発勝負(特に1曲目)では最適だと考えました。
僕がやっているこの押し方を習得するための練習方法は、1クレ目の1曲目はその日の判定とコンディションを掴むためにLv.10~11の8分と16分主体の曲を1曲プレイ。2曲目からはLv.12の高速高密度譜面を可能な限り力を抜いて光らせることを意識しながらプレイしています。
最近だと「ここからよろしく大作戦143」か「ユミル」のどちらかで始めて2曲目に「BLACK or WHITE?」をプレイすることが多いです。(BPL2021の影響受けすぎ…)
その2「押す力のパーセンテージをコントロールできるようにする」
まず「押す力のパーセンテージ」とは、身体も指も温まったベストな状態を100%として考えた、今現在プレイ中のコンディションで最適だと考える指の力の入れ具合です。
先日行われた10thKACの決勝大会に例えると、1曲目の「GENE」プレイ時は30%くらいの力の入れ具合でプレイしていました。だいぶ脱力してます。(打鍵音があまり鳴らないくらい)
30%でプレイした理由は、選抜戦で最後にプレイしてから自分が出場するまでの間に約2,3時間あいていて、身体も指もかなり冷えている状態だと判断したためです。
自分の身体や指の冷え具合によって押す力のパーセンテージがコントロールできるようになる(最適な力の入れ具合がわかるようになる)と冷えている状態でも自己ベストに近い高スコアを出せるようになります。
(コントロールできるようになるまでの練習はめちゃくちゃ大変ですが涙)
ずっと30%ではなく、3曲目、4曲目といつものベストの状態に近づいてきたら徐々に押す力のパーセンテージを50%、75%と100%に近づけていくイメージです。
このパーセンテージは次の不調の日の話にも繋がります。
その3「不調の日でも高いスコアが出せる状態を作る」
IIDXをプレイしていて今日は調子が悪い、不調だ!と感じることって皆さんもありますよね。
僕も不調の日はよくあります。
ですが、大会で強いプレイヤーになるためにはその不調の日であっても高いスコアを出せるようになる必要があります。
どんなに不調でも大会の日程を変えることはできないですし、良いコンディションを大会当日に合わせようとしても前日に眠れないなどといったアクシデントから不調になってしまうことがあるからです。
結論を言うと、毎日いつでもコンディションが良い状態でプレイするのは不可能です。
理由は、疲労の蓄積や睡眠時間によって体調自体が大きく左右されるからです。
友人から「u*takaっていつもIIDX調子良さそうだよね!」と言われることがよくありますが、そんなことは一切ないです。
不調な日であっても、押す力のパーセンテージをコントロールした上で不調でも高いスコアが出せる押し方とセッティングに切り替えているからです。
では、不調な日でも高いスコアが出せる押し方とセッティングはどう言うものなのか。
答えは…
押し方は
「鍵盤を押す指の力を最小限に抑えて打鍵する」
セッティングは
「判定を下げ目にする」
「緑数字を好調時より増やす」
です。押し方に関しては冷えている時とほぼ同じです。
理由としては、不調の日は身体自体がダル重な日が多く、そもそも腕に力が入らない、力を入れると指が早く動かないからです。
その腕に力が入らない指が早く動かないといった状態の中で最もスコアが出せる押し方が先ほども紹介した「指押し」でした。
ただ指押しをすればいいと言うわけではなく、その日のコンディションに合わせた押す力のパーセンテージを見極めた上で力を抜いて指押しをすることが大事です。(指押しの中にも強めの指押し、弱めの指押しがあるよってことです)
また、判定を下げて緑数字を増やす理由としては、疲労の影響からノーツの認識速度が落ち、ノーツを認識してから実際に対応するまでのスピードも遅くなりがちだったためです。
不調な日でも高いスコアを出すための練習方法としては
「好調な日との違いを見つけ、まず理解する」
(┗u*takaの場合は身体と腕がダル重&対応スピードが落ちる)
「不調な日でも比較的スコアが出やすい押す力のパーセンテージをみつける意識をする」
この2つを踏まえた上で指押しで光らせる練習をすることです。
※冷えている状態で高いスコアを出すための練習方法や不調の状態でも高いスコアを出すための練習方法に関しては、実際の手元写真やプレイ動画付きで別途noteを1つ書く予定です。
その4「大会と極力近い環境でプレイする」
これ実はめちゃくちゃ大事です。
大会で使われる筐体はLMだし同じLMで練習していれば大丈夫だろう!と思われるかもしれませんが、大会では先程の身体と指が冷えている状態からスタートするかつとても多くの人に見られています。
友人、観客、スタッフ、チームオーナー、チームメンバーなどなど…
誰かに見られながらプレイするのって緊張しますよね。
学生時代にみんなの前で何か発表したりとか、演奏したりとかの時に緊張した人は多いのではないでしょうか?
あの感覚とめっちゃ近いです。
その状態で良いパフォーマンスを発揮するためには、日頃の練習から誰かに見られている状態を作ることが大切です。
理由としては、誰かに見られている状態でプレイすることを当たり前にしてしまえば緊張しにくくなる。と言う僕の考えです。
方法としては
「台が多くプレイ人数の多いゲーセンにあえて行って自分のプレイを他人が見ることができる状態を作る」
「配信をしてみんなに見てもらう」
「友人に台の後ろや横から見てもらいながらやる」
主にこの3つです。
特に後ろ2つはu*takaおすすめです。
メンタル的な僕の考えとしては、「みんなに見られてるから緊張する。失敗したらどうしよう…。」ではなく「ここで上手いプレイができたらかっこよくね!?盛り上げてやる!!」くらい強気で前向きに考えながらプレイすることが大事です。その方がうまくいくことが多いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
脱力!指押し!だらけですみません…。
ただ、僕はこの方法を繰り返し重ねて自身で力の入れ具合をコントロールできるようになったことで身体や指の冷えやコンディションに左右されにくい大会での安定感を得ることができたので、ひとつの方法や考えとして見て頂けたら幸いです。
Part1の時点でどっさりとしてしまいましたが、Part2~4の方もとても大事な内容なのでまた見ていただけると嬉しいです。
最後に今回のnoteの内容を振り返ると、大会で高いスコアを出すためにやっている日頃のことは
身体と指が冷えている状態でもスコアの出せる押し方を習得する
鍵盤を押す指の力を最小限に抑えて打鍵する
押す力のパーセンテージをコントロールできるようにする
自分の身体や指の冷え具合によって最適な力の入れ具合をみつけてコントロールできるようにする
不調の日でも高いスコアが出せる状態を作る
好調な日との違いを見つけ、理解する
不調な日でもスコアが出しやすい押す力を見つける
大会と極力近い環境でプレイする
誰かに見られている状態でプレイする
でした!
少しでも力になれたら嬉しいです。
また次回のnoteでPart2の続きを公開する予定です。よろしくお願いします。
最後まで読んでくれてありがとうございました!!
u*taka / ゆうたか
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