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ひとがいっぱいいて嬉しい

今日、英語のテストを受けるために、本当に久しぶりに東京都に足を踏み入れた。

行きの電車で、テストで少し緊張していて、どうにか脳を英語にしなければと思って焦っていたけれど、同時に、東京に行く時のなにかあのふわふわとした、白いほよんほよんの玉になっているような気分もした。

テストが予想より早く終わったので、自分に甘いかなと考えたけれど、ふらっと映画館ではちどりを観た。椅子が普通の映画館より少し硬くて、まだお尻が痛い。あの映画の見た後の気持ち、喧嘩の後にも日常が戻ってくる、悲しくなっても気分は日常に戻ってる、そんな感じで、妙に冷静になって、初めて行ったユーロスペースを出た。

外は夜になっていた。今まで、横浜で暮らしていたときには見ない、いろんな人がいた。私が小さな世界でぐちゃぐちゃ勉強してる間に、ナンパを狙っている人がいて、ビリーアイリッシュがクールにヘッドホンの広告の中で笑っていて、恋人とホームでバイバイしてる人がいて、渋谷の狭い禁煙スペースでバカ笑っている人たちがいることを思い出した。

私は、そんな人たちを忘れていた。毎日保守的な人たちに囲まれて、将来は成功したいなとか考えていた自分が狭いし、少しだけどつまらなく感じた。日本にはこんな人もいるし、こんな人もいたよな、私もその中の一人で、その中でみんな一人ぼっちだけど割と楽しくやってて、

心から、人がたくさん生きてるっていいなあと思った。ええやん、みんな自分なりになんかを頑張ってて、その結果楽しそうで、めっちゃええやん!!!!

広きを見据えて、また勉強できる気がする。結局勉強かよ、って自分でも思うけど、まあ勉強するのが多分今の自分には正しいことで、2月まで頑張ろう。広い世界の1人ぼっちになって、世界を楽しもう。

もっといろんないろんな人と知り合って、一人ぼっちの世界の周りにいろんな考えの人がいるといいなあ

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