見出し画像

信念を貫け。

みなさんおはようございます。
内田裕介です。

前回のnoteでも書いたのですが、僕は最近バイト漬けで初めて9連勤を経験しました。一日当たり7~8時間の労働でそこまで激務ではないのですが、9日目の業務を終えた時には「よく頑張った」と自分を褒めてあげました。(笑)

そのご褒美として、その日の夜はお酒とおつまみを片手に映画鑑賞をし、気分のリフレッシュに努めました。この気分転換のレパートリーも、これから増やしていきたいですね。

そして、その鑑賞した映画は「七つの会議」です。非常にテンポよく問題が解決されていく物語で、2時間をあっという間に感じました。今日はその感想についてお話していきたいと思います。


信念を貫け。

僕がこの映画で印象に残ったのは、登場人物が持つ信念についてです。

主人公である八角民夫は「顧客が第一」、その同期である北川誠は「権力こそ正義」、という信念を抱いていました。その信念の違いが運命を分けていきます。

二人は日本建電という電機メーカーに勤め営業マンとしてエースを張っていたのですが、あるとき社長から安全性に問題のある商品を売り捌くように指示を受けました。

八角は「顧客第一」であるためそれを拒否しましたが、北川は「権力には逆らわない」ため社長の指示を引き受けました。そして、これを機に八角は出世コースを外れ、北川は出世のペースを早めることとなったのです。

しかし、日本建電は大きな致命傷を負います。それは、リコール問題です。

八角や北川が営業した商品以外にも安全性に欠陥がある商品を販売した日本建電は、そのことが明るみに出るや否や大きな損害を被りました。そして、その責任を負った役員の中の一人が北川だったのです。

北川は「上司に従うことがサラリーマンの正義」だという信念を持って昇進まで漕ぎつけてきたものの、いざ責任を取って辞職する際には「今までの俺の頑張りは何だったのか。」と嘆きます。

辞職が決定した後、北川が八角に対し「俺もあの時お前のように指示を断っていれば、もう少し人生が変わっていたのになあ」と漏らしていました。北川は自分の信念を貫いた結果として、職を失い、そして後悔したのです。


しかし、僕は北川が間違っていたとは思いません。もちろん欠陥品を売るなど許されることではありませんが、上司に従順に従うことは大切な心掛けだと思いますし、逆に反抗し続けるような人の方が僕は問題だと思ってしまいます。

北川の信念は、結果的には失敗を招いてしまったものの、それを貫いたことに意味があったのだと思います。彼は辞職後、実家のイチゴ畑で楽しそうに働いていますし。(笑)

つまり「どんな信念を持つか」も大事ですが、「信念を貫けるか」はもっと大事だなと思いました。

信念を曲げることは自分に嘘をつくことにもなりますし、例え信念を貫いて失敗しても、それから反省するなり切り替えるなりすれば、失敗など笑えるようになるはずだからです。

僕は「正直」を貫いていこうと思ってます。

これがどこまで通用するかは分かりませんし、ビビッて正直に言えないこともあるかもしれません。しかし、貫く覚悟だけは持って社会人に突入していきたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?