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【無料】2022年11月7日の米国株相場

開場の日は毎日お届けしている、米国相場解説。
今日もマーケットの動き、経済指標結果と重要動向、翌日の予定についてお届けします。

◆◆◆

米国中間選挙を目前に、株式市場は上昇しました。

共和党優位と言われ、議会はねじれ状態が期待されています。議会がねじれることで、与党の政策が思うように進まない状態は、これまで株式市場にとって好都合なことが多かった歴史があります。

今回についても、高止まりが予想されるインフレ率への対処など景気刺激策については株式市場にとってはGood news is Bad newsとなるため、なるべく与党にとって好都合な議会状況を避けたいという都合から、株式市場は与党敗北が目に見えている状況に好感を示しています。

S&P500

+0.96%📈 50日移動平均出来高: -4.9%, 前日比出来高: -17.7%

とはいえ、消費者物価指数の発表を今週控え、今日は特に注目度の高い経済指標の発表や材料がなかったことから、出来高の少なさが目立ちました。

50日移動平均線上に終値は乗った形になります。

以前このnoteでも紹介したように、直近の相場展開は年内4,200をターゲットに上昇をしています。

しかし、長期的なベアトレンドを抜けているわけではありません。長期的な下降トレンドと、直近の上昇トレンドを結んだ点は12月14日、つまり12月FOMCの発表日を指しています。

12月FOMCの利上げ幅市場予想は50と75がほぼ同じ割合で拮抗しています。

今週のCPIで断定できるものでもなく、まだしばらく時間があるため、どのように動くか、定期的にこちらのnoteでも紹介していきたいと思います。

なお、先週末公開した11月FOMCの振り返り記事では、来年5月までの見通しについて解説しています。既に多くの読者の方々に確認いただいておりますが、改めてまだ読んでいない購読者の方はこの機会にご確認ください。

経済指標について

今日、明日特に重要度の高い経済指標の発表は予定されていません。

決算について

寄付き前

-11.5%📉

-3.26% 📉

引け後

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