見出し画像

完全攻略?天翼騎士 【理解するともっと楽しい ユニコーンオーバーロード:05】

サブクエスト「S03:天翼騎士」は、アシスト射撃の脅威を実感する、つまずく人が多いステージではないでしょうか。天使オクリースを活躍させたい一心で、そんな厄介なステージに何度もチャレンジした報告です。


筆者が1周目(TACTICAL)で最初につまずいたのがここ。ゲスト参加のオクリース隊で見張り台の敵を倒す、というのが定石と思われるが、適当なプレイでは厳しい。オクリース隊が集中砲火に遭ってしまい、下手すると全滅してしまうからだ。

オクリース隊と厳しい現実

1つ目の見張り台は、ステージ開始直後にオクリース隊を向かわせて難なく落とせる。が、そのまま東側に飛んで行って2つ目の見張り台に挑むと、地上のハンター部隊のアシスト攻撃を喰らって部隊が半壊する。アシスト攻撃は接敵前の戦闘予測には加味されないし、森に潜んでいる部隊は近づくまでその存在が見えない(という事実がこのステージで明かされる)。移動前の戦闘予測で「いけそうだなー」と気軽に飛ばしたら痛い目に遭うのである。

それなら、2つ目は南東の見張り台のほうに行こうか、とシャンドゥリ砦の南側を横切ろうとすると、砦を占拠している敵がブレイブスキル「アトラクト」を使ってくる。相手に引き寄せられてしまって戦闘に突入するが、敵ユニットとの相性がよくない。周囲のアシスト射撃もあって半壊、連続戦闘を経て全滅、という展開になりがちだ。

安定クリアじゃ満足できない!

ではどうするか。ステージクリアだけを考えるなら、オクリースに単独切り込みはさせないほうがよいだろう。1つ目の見張り台を落としたら、他のユニットと固まって地上を進軍し、見張り台はアローレインで落とす、というのが無難そうだ。

地上を進軍する際の交戦時には、敵のアシスト射撃はどうしても避けられない。そこはレックスさんをリーダーにし、リーダー効果でダメージ軽減してね、というステージデザインにも見える。

正直なところ、見張り台の攻略をアローレインに頼るのであれば、たとえオクリース隊が途中で全滅したとしても、ステージがクリアできなくなるということはない。実際、筆者も1周目はオクリース隊が瀕死になったままクリアする形になった。

それでも安定クリアできるなら十分ではあるのだが、せっかくなので2周目は、誰も欠けない状態で、できればオクリースも活躍させてクリアしてみたい。今回はそういうチャレンジである。

チャレンジした結果得られたもの

先に結論から書いておくと、かなり試行錯誤をしたが、チャレンジは失敗に終わった。

南東の見張り台を落としに行く際に、アトラクトに引っかからないように砦を避けて大回りすると、今度は南に出現する盗賊と接触してしまう可能性が高くなる。そこも避けようとタイミングを見計らっていると、時間がかかりすぎてしまい、地上の進軍部隊がアローレインで見張り台を射程に収められるところまで到達してしまうのだ。これでは先遣隊にならないし、制限時間に余裕のない本ステージでは効果的でもない。

オクリース隊の編成をいじって、見張り台の強襲以外の役割を与えられないかとも考えたが、本ステージのゲスト隊は隊列しか変更できないようだ。オクリースを回避型前衛にし、ファイターとソルジャーを後列に変えることで、被ダメージは抑えられる。だが装備品が今のままでは、敵ユニットとの相性を変えるほどの強化はできない。砦や敵本拠地へ特攻する案も考えたが、まったく効果的な手にはならなかった。無念。

ただ、試行錯誤の中で「オクリース隊を含め全員が安全に進軍できる動かし方」は見えてきたので、以降はその解説をする。

リーダー効果を考慮した編成方法を

まずは編成の話である。ここまでのステージにおける編成の手順は、

  1. 前衛を選んで振り分ける

  2. 前衛のタイプを考慮して回復役を振り分ける

  3. 火力の出せそうなキャラを置く

という流れだった。

しかし、今回がこれまでと違うのは「敵のアシスト射撃を受けながら戦う場面が何度かありそう」ということ。リーダー効果が「アシスト射撃の被ダメージ軽減」を持つキャラと考えると、ホドリックとレックスがいる。それなら、それぞれを配した2部隊を作ってみよう。

ホドリックは耐える前衛なので、回復役が必要。過去にクロエを組ませたので、今回もとりあえず同じユニットに入れてみる。一方のレックスは後衛向きというか前衛は不安なので、どの前衛と組ませるのがいいか。トラヴィスは弓に弱いので、今回はアレインの方が良さそう。

残るは火力担当のキャラの配置。オーバン、クライブををそれぞれ配置して様子を見ようか。ロルフはアシスト射撃だけする(=接敵させない)サポート専用部隊を創設してみよう。

などと考えて組んだのが、以下の編成になる。

  1. 前衛: ホドリック 後衛: クロエ&オーバン

  2. 前衛: アレイン 後衛: レックス&クライブ

  3. 前衛: ブルーノ 後衛: ロルフ

  4. 前衛: トラヴィス 後衛: ジョセフ

最後のジョセフ隊は?というと、本拠地に近づきゴールドスティールしてくる敵シーフたちを成敗する役である。接近ギリギリまで本拠地をあけておき、敵の真上に出撃させることで、ゴールドスティールすら使わせないほど即座に戦闘ができる。

ここまで引きつけて…
空から爺がアタック

レックスを先頭にゴリ押し進軍するのが逆に安全

いざ実戦。まずはオクリース隊単独で近くの見張り台を落とすのだが、直線的に進むと攻めてくる敵シーフと接触するので、アイテムを拾うような形で西側に膨らんでから見張り台に特攻する。

見張り台の敵を倒したら、しばらくその場で待機する。川を挟んでいるので、ここにいるぶんには安全だ。

レックス隊は本拠地で最初の敵ユニット2つを倒し、ロルフ隊とホドリック隊を連れて、シャンドゥリ砦に向けて固まって進軍する。

通常であれば、敵ユニットのアシスト攻撃の射程を気にしながら、射程外に敵をおびき寄せて戦ったりするが、今回は砦まで遠慮なく進んでいい。敵のアシスト射撃はレックスのリーダー効果でダメージを抑えられるし、モタモタしていると敵の増援でスタミナが削られてしまう。制限時間にあまり余裕がないステージなので、急ぐぐらいで問題ない。

レックスさんを特攻させよという神の強い意志を感じるステージ設計

進軍時の注意点としては、先頭は常にレックス隊にすること。砦に近づくと、おそらく砦に一番近いこちらの部隊にアトラクトを放ってくる。アトラクトを避けられないのなら、砦の敵部隊とも十分に戦えるレックス隊が、その対象になるのが望ましい。

ずいぶん近くまで来てやっとアトラクトされた

オクリース隊は、レックス隊が目の前を通り過ぎてから、その後ろをついて行く形で進む。レックス隊が前にいれば、接敵を避けられるし、アトラクトにかかることもない。レックス隊やホドリック隊が倒し残した敵ユニットを担当するような形で、安全第一のポジションに置いておく。

ロルフ隊は、アローレインの射程に見張り台が入ったら打つ。それ以外はレックスと団子になって進軍し、アシスト射撃が必要な時だけ戦闘に参加する。

オクリースは見てるだけ

レックスがスタミナ0になるとアトラクト状態でも動かなくなるので、ホドリック隊やロルフ隊が前で接敵し、ユニットチェンジ戦法でレックス隊を前に出して戦わせる。

このような形でシャンドゥリ砦を制圧したら、他の隊に前を任せてレックス隊は休息する。その間にロルフはアローレインで南東の見張り台を潰す。レックス隊が復活したら、再び団子状態になって橋および敵本拠地へ進軍すればいい。敵将のギャメルは、さほど耐久力はない。前衛を落としてしまえば、あとは適当にアタックして倒しきれる。

いろいろ頑張ったが「オクリースよりアローレインを多用するほうが安全」という結果になってしまい、かなり残念なステージだった。

天のかけらはすぐ集めに行く

交換所で天のかけら30個分を交換すればオクリースが加入する。ゲスト参加時はあまり活躍させられなかったオクリースなので、早く自軍で輝かせたい。コルニア中を無理やり駆け回って集めてこよう。

フィールドで敵に捕まって負けても、直前の場所に引き戻されるだけなので、アクションゲームをやるノリで奥へと進んでいけばいい。ちよっと試した感じでは、自由行動が可能になった段階(「決起の矢先」をクリア後)の強さで行ける範囲でも30個は拾えた。

交換アイテムは迷うところだが、初プレイなら「蒼石のペンダント」を3つが無難だろうか。40個まで貯めて「蒼石のペンダント」2つと「天使の羽飾り」というのもよいが、これは装備品の活用術を理解している2周目のプレイヤー向きだと思う。なお、ペンダント類はオクリース加入時にももらえる。

ペンダントは誰に装備させる?

緋石のペンダントはAPを、蒼石のペンダントはPPを増やすアクセサリー。それ以外の効果はないので、当然「所持AP/PPを増やしたいキャラ」に装備させることになるが、誰がよいのか。

考え方としては、まずは「戦闘中にもう1回打てると嬉しいなぁ」というスキルを持ったキャラに装備させる、ということになる。ブルーノに緋石のペンダントなら、ロールアックスを2回打てるので殲滅力が高まるだろうな、蒼石のペンダントなら、パンプアップが2回できるので打たれ強くなるだろうな、とか。

もっとも、序盤の現時点では強いスキルを持つキャラが少ないこともあって、装備させても「戦闘が大きく変わる」までにはならないことが多い。これからゲームが進むと、AP/PPの消費数が2以上のスキルが出てきたり、一人が複数のパッシブスキルを使うことが前提の戦い方をしたりするので、AP/PPを盛ることはかなり重要になってくる。序盤は持て余し気味でも、ペンダント類は最後まで一貫して非常に有用なアクセサリーだ。

なお、自身の行動ではなく味方を強化するようなスキルを持った装備品は、ペンダントと併用することで、序盤でも強力な効果を得られるケースがある。これは「とりあえず装備しておけば強い」というものではなく、戦い方をきちんと設計して使う必要があるため、初心者には敷居が高い。

実際、筆者は1周目の序盤は(システムの理解ができていないこともあって)全然使えなかった。使えなくても何とかなるが、それができると楽しいのがこのゲームの特徴でもあるので、今後のステージ攻略の中で試して紹介したいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?