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【ライブメモ】「英莉生誕祭2023 -歌を、もう一度。-」(2023/02/11)

◆概要

元SOLメンバー、現福井の一般女性「英莉」の生誕祭
ゲストとしてNUANCE 蓮水恭美が参加

・公演名
英莉生誕祭2023 -歌を、もう一度。-

・日時
2023年2月11日(土)
開場 10:30/開演 11:00

・会場
新宿WALLY

◆所感

初見。
(SOLとしての公演は「ラストシーン」(2022/02/26)が最後)

元SOLの英莉さん(えりち)の生誕祭。
”アイドル”ではなくて”福井の一般女性”としてのステージ。

発表された時、行くかどうかを迷った。
アイドルだったからこそ推していた…というか推せていたと思うので。
一考した結果「ステージに上がるなら、その姿は観たい&応援したい」となり参戦することにした。

観戦した感想。
大きく分けるとと「えりちはえりちだったけど、アイドルではなかった」「一日限りのSOL復活」「英莉&恭美 合同生誕」の3本立てとなった。
以下、項目ごとに記載する。

えりちはえりちだったけど、アイドルではなかった

約1年ぶりに観た推しのステージ。
歌声、レスの的確さ、表現力。
「ああ、えりちだ…!」と感じる場面が随所にあった。

反面、1年前と比べるとスタミナやキレは落ちていて。
当たり前ではあるけど、アイドル”SOL英莉”ではなくなったという事実を実感させられた。

現役アイドルであるゲストの恭美さんがいたことも大きい。
比べてしまうと、その差は歴然としてあった。
アイドルという職業の価値を再確認したステージでもあった。
(前提として比較自体が意味がない&失礼でもあるけど、つい比較してしまうぐらい、えりちのパフォーマンスが成り立っていたという側面もある)

マイナスっぽいことを書いてしまったけど、それを感じられる土俵を作ったこと自体が実は一番凄いこと。
現役を退いてからの自分の状態を誰よりも理解しているはず。
その上で、現役アイドルと並んでステージに立つ覚悟を持って実行する。

普通にできることではない。
…というか、引退から1年経っているのにも関わらず、現役アイドルと共に1時間半超のイベントを成立させること自体が偉業。

「できるかどうかじゃなくて、やりたいことを選んだ」
そこは全く変わっていなくて。
やっぱり推しは推せるな…と強く思った。

一日限りのSOL復活

SOL楽曲、SE+6曲を披露。
序盤、中盤、終盤のセトリの核を担っていて、完全にSOLのライブだった。

SOL楽曲をやるだろうと思っていたけど、SEから始まるのは予想外。
SEであれだけ高まるって声が出たのは初めてかもしれない。
2023年に「SE→Caelestis.→いけないアップルパイ」のコンボを聴ける奇跡にありがとうしかなかった。

SOL、大好き。

英莉&恭美 合同生誕

今日はイベント名は「英莉生誕」だったけど、ゲストの恭美さんのソロコーナーもあって、実質2人の合同生誕祭のようだった。

「エキセントリックランデヴー」の落ちサビで緑色に染まるフロア。
去年1月のduoで見た光景を思い出してグッときた…。
結果的に2年連続で恭美さんの生誕をお祝いできて何より。
(今更ながら特典会にも初参加できて嬉しかった!)

恭美さん、(遅くなりましたが)誕生日おめでとうございます!
よき一年になりますように。

最後に

今日は元アイドル&元オタクの同窓会だったように思う。

アイドルを引退した方を推すことはないけど、こうして一時だけでもステージに上がってくれるなら、その瞬間だけはもう一度推すことができる。

1年ぶりに”えりち推し”としての時間が過ごせて嬉しかった。
そういう機会を作ってくれた推しに感謝。
今日、参加できて本当によかった。

えりち、ありがとうございました!
誕生日もおめでとうございます。
今後の道、多幸があることを引き続き願っています。
もしステージにあがることがあれば馳せ参じますので、その際はよろしくお願いします。

◆メモ

尺:約100分(20曲+MC)※11:02開演、12:44終演
SE:あり
衣装:英莉 生誕衣装、恭美 生誕Tシャツ

開演~第1ブロック(1~2曲目)

2分遅れで開演。
「SOLのSEで始まったら激アツだな…」と思っていたら、まさかの展開。
思わず声が出た。
1年ぶりに聴くSOLのSE、最高でしかなかった。
音源で聴いても拍手がなくて寂しかったから、今日拍手ありで聴けて「やっぱりこれが完成形だよな…」と思った。

1曲目「Caelestis.(SOL)」
2人だけでも隊列で確信できる。
会場のそこかしこから「きたー!」「よっしゃー!」の声。
イントロでのマサイ、Aメロでの拍手。
「これこれこれー!!」ってなった。

2曲目「いけないアップルパイ(SOL)」
Caelestis.から最高のつなぎ。
「もっと跳べよー!」というステージからの煽りに応えるフロア。
この時点で楽しすぎて、細かいことはあんまり覚えてない。
とりあえず凄く跳んでたはず。

MC(1回目)

自己紹介。
えりちと恭美さんのゆるいやり取りが懐かしい。
SOL曲、意外と身体が覚えていたという話。
SOL曲での声出しは初めてということで嬉しそうな恭美さん。

久々のステージで歓声を受けて「甘やかされてるな~」というえりち。
自作の生誕衣装(すごい)を紹介したり、水を飲んで「美味しい~?」と言われたり、ゆったり楽しい時間。

第2ブロック(3~5曲目)

えりちソロコーナーその1、アニソンで固められたブロック。
「Make debut!(スピカ)」「アルティメット☆MAGIC(i☆Ris)」「No brand girls(μ's)」の3曲。

「Make debut!」の曲振りで一瞬「Make it!(i☆Ris)」だと思ったら違ったけど次がi☆Risの楽曲だったから結局回収した感じになったのが面白かった。

「アルティメット☆MAGIC(i☆Ris)」
i☆Risは声優現場がメインだった頃、ワンマン行くぐらい好きなグループだったので懐かしい気持ちになった。

「No brand girls(μ's)」
こちらも2ndワンマン以来、ほとんどのライブ通ったぐらいに好きなグループ。
本家で聴いた2016年の東京ドーム公演以来、7年ぶり(書いていて驚き)だったけど、振付と掛け声を思った以上に忘れててショックだった…。
すっかりアイドル現場に染まってしまった。

MC(2回目)

「細切れにしないと死ぬ…」と話すえりち。
オタクも同じくだからありがたかった。
「できるかどうかじゃなくて、やりたいことを選んだ」のセリフに痺れた。
「次のパートは長い」「覚悟を決めていこう」と話した後に次ブロックへ。

第3ブロック(6~9曲目)

えりちソロコーナーその2、アイドルソングなブロック。
「Lullaby(Kolokol)」「君はスパークル(≠ME)」「まほろばアスタリスク(≠ME)」「Rascal(Kolokol)」の4曲連続披露。
「いけないボーダーライン(ワルキューレ)」「メニメニマニマニ(高宮なすの)」

「Lullaby(Kolokol)」
今年初のLullabyをここで回収するというまさかの展開。
えりちの歌声をじっくり堪能できて嬉しかった。
楽しく騒がしくもいいけど、エモーショナルもいい。

「Rascal(Kolokol)」
≠MEの2曲をKolokolで被せる結構なとんでも構成。
イントロ流れた瞬間「嘘だろ…?」と周りがざわざわしてたのが面白かった。
サビを一緒に歌ったのも楽しかった。

MC(3回目)

ここで「まだ中盤いってない」という衝撃の宣言。
思わず時計をみて(50分経ってますけど…?)となった。
曲の編集なども自分でやったとのこと。
色々とやれる推し、有能。

元SOLのメンバーが自分以外、アイドルを再会したこと。
ライブやってみたくなったけど衰えていて身内に優しく見守ってもらうのが精一杯…優しさに甘えさせてもらっているけど楽しい。

第4ブロック(10~11曲目)

えりちソロコーナーその3、再びアニソンブロック。
「いけないボーダーライン(ワルキューレ)」「メニメニマニマニ(高宮なすの)」の2曲。

「メニメニマニマニ(高宮なすの)」
まさかの選曲に驚き。
主題歌となったアニメ(てーきゅう)に因んで、ラケット(バトミントンのやつだけど)でサインボールをフロアに打ち込むサービス。

MC(4回目)

恭美さんが再登場。
ラケットを上手く使えなくて落ち込むえりちを優しくなぐさめる恭美さん。

第5ブロック(12~13曲目)

SOLコーナー第2弾。
「運命のダンス(SOL)」「エキセントリックランデヴー(SOL)」の2曲。

「運命のダンス(SOL)」
えりちのサビの歌が終わるタイミングで跳ぶの楽しすぎる。
Bメロでメンバーコール気持ちよくできた。

「エキセントリックランデヴー(SOL)」
夏の主役が帰ってきた!
サビ前の「踊れー!」の煽りが懐かしい。
落ちサビ恭美さんの歌声に合わせて、フロア一斉にサイリウムを炊く。
緑色に染まる光景。
ここから蓮水恭美生誕が始まっていた。

MC(5回目)

エキヴでの光景に感動する恭美さん。
(英莉生誕だからと)落ちサビを譲ってくれそうな恭美さんに対して、練習時にしれっと「ここは恭美で~」と話したえりちGJ!

えりちが退場して恭美さんが一人ステージに残る。
生誕Tシャツの写真(えりちが寝てるやつ)を自分が撮影した話。
ギターが登場。

第6ブロック(14~15曲目)

恭美さんソロコーナー。
「ちゅ~かマリアージュ(蓮水恭美)」「コットンキャンディえいえいおー(黒澤ルビィ)」の2曲。

「ちゅ~かマリアージュ(蓮水恭美)」
曲名とは裏腹に?オシャレな曲調。
SoundCloudで聴けるようなので後でチェックする。
路上ライブも行ってみたくなった。

「コットンキャンディえいえいおー!(黒澤ルビィ)」
先程の曲から一転して、コミカルな曲調。
「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場する黒澤ルビィの楽曲。
MVで様々なネタが仕込まれており、それをライブで再現するための小道具や演出を黒澤ルヴィの姉である黒澤ダイヤ役としてえりちが担当。
カオス&カオス。

MC(6回目)

可愛すぎる楽曲を披露して恥ずかしそうな恭美さん。
バックで入れ代わり立ち代わり動きすぎて、息も絶え絶えなえりち。
(今日一番疲れたところはこことのこと)

「相談されてどうしようと思ったけど、アイドル人生経験が大事だなと思ってやった」という恭美さんの晴れやかな笑顔、格好よかった。

数々の小物、えりちが作ったとのこと。
色々なことができる推し、有能。

第7ブロック(16~18曲目)

えりちソロコーナーその4、再びアイドルソングブロック。
「探せダイアモンドリリー(=LOVE)」「夜明け Brand New Days(ベイビーレイズJAPAN)」「オレンジリウム(でんぱ組.inc)」の3曲。

「探せダイアモンドリリー」「夜明け Brand New Days」と強い曲が連続したことで会場のテンションが凄まじいことになっていた。
だからこそ次の「オレンジリウム」がガツッと刺さった。

「オレンジリウム」
個人的には虹のコンキスタドール/でんぱ組.incだった根本凪さんがアイドル時代に最後に歌った楽曲というイメージが強い。
その時の思い出と目の前の光景を重ねてしまって高まってしまった。

楽曲の途中で音響が止まるアクシデント。
復帰せず、そのままアカペラで最後まで歌いきった。
その姿に”SOL英莉”を見た。

MC(7回目)

恭美さんが登場。
音響トラブル復帰の時間稼ぎも兼ねて2人でトーク。
えりちがまだNUANCEのライブを観れていないという話の流れから、恭美さんの告知。
いいところで音響も回復しライブ再開。

第8ブロック(19~20曲目)

SOLコーナー第3弾。
「ママレードバタフライ(SOL)」「スターゲイザー(SOL)」の2曲。

「ママレードバタフライ(SOL)」
流石にやらないわけはないと思っていたけど、無事にやってくれてよかった。
オレンジに染まる光景、その中で高らかに歌い上げる姿。
最高だった。

「スターゲイザー(SOL)」
イントロが流れた瞬間、会場中から「うわー!」といううめき声。
メンバーコール&MIXもガンガン入っていて熱かった。
完璧な締め、これ以上ないエンディング。

MC(8回目)

最後の挨拶の前に今日の主役のお祝い。
ハッピバースデー唱和、ケーキ&花束贈呈。
その後に記念撮影。
「例のポーズで」といってSOLポーズで1枚。
念のため別のポーズで1枚。
最後に御礼を伝えて退場。

◆セトリ

<英莉恭美>
SE(SOL)
01:Caelestis.(SOL)
02:いけないアップルパイ(SOL)
MC(自己紹介)

<英莉ソロ>
03:Make debut!(スピカ)
04:アルティメット☆MAGIC(i☆Ris)
05:No brand girls(μ's)
MC
06:Lullaby(Kolokol)
07:君はスパークル(≠ME)
08:まほろばアスタリスク(≠ME)
09:Rascal(Kolokol)
MC
10:いけないボーダーライン(ワルキューレ)
11:メニメニマニマニ(高宮なすの)
MC

<英莉恭美>
12:運命のダンス(SOL)
13:エキセントリックランデヴー(SOL)

<恭美ソロ>
14:ちゅ~かマリアージュ(蓮水恭美)
15:コットンキャンディえいえいおー!(黒澤ルビィ)※恭美 ルヴィ役、英莉 ダイヤ役
MC

<英莉>
16:探せダイアモンドリリー(=LOVE)
17:夜明け Brand New Days(ベイビーレイズJAPAN)
18:オレンジリウム(でんぱ組.inc)
MC

<英莉恭美>
19:ママレードバタフライ(SOL)
20:スターゲイザー(SOL)
MC

「https://twitter.com/Eri_plusultra/status/1624315384580149248」より引用

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