見出し画像

【ライブメモ】Payrin's「THEATER TOUR FINAL -東京編-」(2022/06/25)

◆概要

「Payrin's」現体制ラストツアーのファイナル公演。
現体制ラストライブ&メンバーの桜木もち子の卒業公演。

・公演名
THEATER TOUR FINAL -東京編-

・日時
2022年6月25日(土)
開場 17:00/開演 17:45

・会場
新宿BLAZE

◆所感

Payrin's Presents. 『Drops』 -trajectory-(2022/06/24)以来。

今回のライブ。
自身はChick-flickのオタクという意識で参加していた。
「Chick-flick プロデューサー&生みの親である、桜木もち子さんのラストライブ」という捉え方。

その立場からの感想としては、
「”桜木もち子”という自身の理想とするアイドルを演じきった方が、今後はChick-flickのプロデュースに注力してくれることが心強い&嬉しい」
という言葉に尽きる。

「アイドル 桜木もち子」
その存在に本格的に触れたのは、Chick-flickを追いかけ始めた後。
本当に短い時間だった。
限られた時間ながら、Payrin'sのライブやChick-flickのプロデュースを通して、考え方やメッセージを感じることができた。

さらに今日のライブでは、ステージ上のパフォーマンス以外にも言葉として考えを聞くことができた。
特に「Chick-flickという女の子の人生を抱えてしまったので、誠実になろうと思った(のでアイドルを引退することにした)」という言葉が響いた。

自身で軸や目標を作り、守り、実行できる人は少ない。
そんな希少な方のアイドル活動をリアルタイムで観れたこと。
そして、繰り返しになるけど、その方がChick-flickのプロデューサーであること。
そのことが本当に嬉しい…そう強く思える1日だった。

桜木もち子さん。
ありがとうございました。
この先もChick-flickを応援していくので、よろしくお願いします。

記事の流れ的にChick-flick&桜木さんから入ってしまったけど、現在のPayrin'sの集大成を観れたことも大きかった。

三原さん妃南さんの2人+α。
この先、どんな世界が創られていくのか楽しみ。
新体制がスタートした際には、ちゃんと観戦しに行きたい。

◆メモ

尺:約120分(23曲+MC)※17:47開演、19:45終演
SE:あり
衣装:通常ライブ衣装→後半 卒業衣装(桜木もち子)

MC(1回目)

自己紹介。
もち子さん、途中で靴が飛んだけど上手く対応した。
もち子さん、コールアンドレスポンスをやりたいということで実践。
「まだまだ盛り上がっていけますかー!」→拍手。
新鮮な光景で面白かった。

幕間映像

<ツアー振り返り>
・名古屋
対バン相手がFaMさん。
並ぶと私たちがちんちくりんだなと思った。
顔が可愛かった…。

初めての会場。
幽閉されているみたいだったけど、歌いやすかった。

・大阪
NightOwlさんと対バン。
「かっけー」って思った(浅いかな?と心配)

会場、前に出っ張りがあった。
アドレナリンで出たけど全然無理だった。
チキン顔しちゃう。

・鹿児島
行けてよかった。
(もち子さんの家族)父親似、妹にも似てた。
出てくるもの全部美味しかった。

(対バン相手の)
きりしまサンシャインガールズ、衣装さんが同じ。
MINGO!×MINGO!、劇場に行ってたので感慨深かった。

会場も行ってた場所。
嬉しかった。

<3人体制で成長したところ>
3人になってパフォーマンスは上がった。
Payrin'sの振付は合わせるのが難しい。
全員テイストや癖が違うけど、3人でやってたら、何かわからないけどぴったりと合ってた。
自分のテイストだけど独りよがりではない。

<新宿BLAZEに向けて>
いい意味でいつも通り頑張る。
「ほら、観てください、やってるようちら」みたいな。
過去最長ライブ。
後半戦も楽しんでいきましょうー。

MC(アンコール)

記念撮影。
Payrin'sポーズ。
過去最高に前髪が崩れていることを気にする、もち子さん。

<卒業衣装について>
卒業衣装ってものがあるのが嬉しい。
桜の花びら、かわいい。
(メンバーカラーの)白と思いきやピンク。
”桜”木もち子だから。

<cerisier>
私の最初で最後のソロ曲。

(ななきさん)
卒業を聞いた時、寂しくて曲を作っていた。
卒業する時にあげようと思って。
そしたら、生誕でソロ曲欲しいとなったから「じゃあ、やります」となった。
だから、卒業のための曲。

※歌詞はこちら。
https://twitter.com/payrins_nanaki/status/1540920139297607680

「ずっと探してきた神様は私」という歌詞がある。
わかる。
自己肯定感の鬼なので。

私は私が一番いいアイドルだと思う。
…というか、いい一番いいアイドルをしたかった。
アイドルをしたいではなくて。

私ずっとよかったわけではない。
うみちゃんが「一番最初から自分のアイドル像を守って貫いてブレずに凄いね」と言ってくれた。
※幕間映像の収録時に言ってくれたけどカットされたとのこと。

こんなことは言いたくないけど、取り繕うのが好き。
皆が見えている、元気で明るくて幸せそうな私。
そう見せたい、それでいたい。
そう見えるのが好き、そういう人をするのが好き。
私の中の”いいアイドル”、私の中の”桜木もち子”をするのが好き。

だけど、本当はそんなことないんじゃないか、本当はどうなんだろうと思ったことがあった。
皆が見ている”桜木もち子”が嘘偽りのない自分だと思っていたけど、そうじゃないのかなと思う時があった。
その時、私が”桜木もち子”を出来ないなら辞めようと思った。

私の中のいいアイドルは”桜木もち子”だから。
それが出来ないなら、私のやりたいことではない。

自分の中の嫌な”桜木もち子”?”桜木もち子”の解釈違い?
それが見つかった瞬間に人に見せちゃいけない”桜木もち子”なのかも…と思って辞めようと思った。

卒業発表の時に「私が私を愛せるうちに辞めようと思いました」っていうのはこういうこと。

あとは、アイドル(Chick-flick)のプロデューサーを始めた。
女の子の一瞬って凄い大事なわけ。
私がもやっとした自分を抱えながら、私が私をやりながら、Chick-flickを同時にやる。
それってChick-flickっていう可愛い女の子たちの人生を本当に大事にできてるのか?って。
女の子の人生を抱えてしまったから、誠実になろうと思った。

5年2ヶ月、Payrin'sだけやってきた。
今日で終わりかと思うと不思議な気持ち。

私が好きなアイドルを全うできた。
ありがとうございます。

話が長い。
話が苦手だけど言っておかないと思った。
皆、集まってくれたから。

でも、ここから先は曲で伝えようと思う。
アイドルなので、歌って踊って伝えることが仕事なので。
聞いてください「Occasion」

◆セトリ

<本編>
SE
01:それでも僕らの呼吸は止まない
02:dim
03:Wasted dance
04:Re:road
05:ワンウェイ・ガール
MC(自己紹介)
06:君伝う私
07:color
08:共同戦線
09:Trash me
10:さよなら、夢と虚構の狭間にて
11:イドラホリック
12:Paranoia
幕間映像(ツアー振り返り)
13:From here
14:Stay with me
15:いつか口にした言葉は
16:ホログラムラビリンス
17:ファントムペイン
18:だって
19:パラレリズム
20:シアター

<アンコール>
EN01:cerisier ※桜木もち子ソロ
MC(記念撮影、挨拶)
EN02:Occasion
EN03:Fighting Dreamer

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?