初心者でも弾けるマテウスアサト氏のフレーズを考察しよう。
みなさんこんにちは。
自分としても、恐れ多いですが上記のようなタイトルにしました。
最近レッスンをしている生徒さんで、マテウスアサトさんを愛聴していらっしゃる方がおり、YouTubeなどでマテウス氏が演奏しているフレーズを弾いてみたい。という事で私もよく動画を拝見するのですが。。
とにかく、、
超絶テクニック。コード・アルペジオ・ストローク・メタルバリバリな早弾き・アコースティック・・・
なんでもバリバリ弾ける方です。
ご存知の方も多いと思うので私からはそんなに説明しません。
その中でも、初心者〜中級者でも演奏できそうなものを探し必死に採譜しております。
今回TwitterでもUPしたのはこんなフレーズです。
私がツイートしたのは、この動画の0:02あたりから演奏しているフレーズです。
これは、完全に初心者〜中級者でも弾けるフレーズだと思います。
解説がなかなかツイッターで行うのは文字数制限もあり難しかった為、noteにてまとめてみました。
まずは、譜面をご覧ください。
今日の譜面
8分音符と16分音符が中心のソロなので、複雑さは無いですね。
最初のおしゃれなコード
まずは、1小節めのコード。
こちらはGm7(11)【Gマイナーセブンイレブン】。
コンビニ見たいな名前ですが、浮遊感のあるコードです。この響きのコード(11th)系はマテウス氏がよく弾くサウンドですね。
Gマイナーペンタトニックスケール
KeyはGmなので、Gmペンタトニックスケール中心に組み立てられております。
この形はギターにとってとても重要なポジションとなるので覚えておきましょう。
マテウス氏は、このペンタトニックに+αの音を足し弾いております。
♭5と書かれている※ブルーノート。
※以下を参照ください。
簡単に噛み砕いて話すと、ブルースっぽい響きをする音のことを♭5(ブルーノート)と呼びます。
これもマテウス氏が多用しています。
スライドや、半音チョーキングなどでペンタトニックスケールに入れ込んでみると、かっこいいフレーズになります。
2小節目はGmペンタトニックスケール+♭5のフレーズ。
ここでは、譜面に記載できませんでしたが、細かいクオーターチョーキング(以下Q.C)で♭5の音を演出しています。
これは音源(動画)を聴いてニュアンスを掴みましょう。
マテウス氏を極めるにはこのQ.Cを是非マスターしましょう。
スライドでニュアンスをつけよう
続いては、3小節目のフレーズ。
ここでも4弦の6Fをスライドで一瞬入れています。このニュアンスの出し方はもマテウス風ですね。
ダブルストップ
この後のフレーズがまたおしゃれ。
スライドで一気に4弦の7Fへ行き、2弦の6Fへを鳴らす。その後も
スライドで10Fへ行き、2弦8F。その後ハンマリングで2弦10Fを鳴らす。
このテクニックを【ダブルストップ】と呼びます。
ブルースなどでよく使われるサウンドです。
すべてGmペンタトニックスケールの音なので、一見複雑そうに見えますが、全てGmペンタの音です。
この辺はまた他の機会にお話しします。
ラストの複雑そうに聞こえるコード
そして、最後。複雑なサウンドのコード。
これもマテウス氏よく弾いてますね。
これもテンションコードの9thコードですね。
非常に浮遊間のあるサウンドですが、ルートとの関係性をしる事で他の曲にも対応できそうですね。
ぜひお試しくださいね。
最後にもう一度譜面と、本人のYouTubeをシェアして終わりとします。
皆さまのギターライフを応援できるコンテンツを目指します。
不明点、ご意見ありましたら是非コメントください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?