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スーパーボウルへの道「スーパーボウルの対戦カード決定」

NFLカンファレンス・チャンピオンシップが終了した。
AFC、NFC、どちらも私の応援チームが勝ったので、自分ちの子が運動会で1等賞だった時みたいに嬉しく思っている。

チーフス 17-10 レイブンズ
レイブンズは前の試合が楽勝だったので、その感覚が残っていたのではないだろうか。だから、試合開始からいきなり思うようなプレーが出来ず、フラストレーションや焦りが溜まっていって、つまらない、そして致命的なファールを繰り返す事になったと思う。
チーフスは何も特別なことをしたわけではない。レイブンズのウィークポイントであるパス・オフェンスとパス・ディフェンスをうまく突いただけ。前半のそういう戦術が、レイブンズにプレッシャーをかけ、自滅に追い込んだと言えるだろう。アンディー・リードHCの流石の試合巧者ぶりだ。
後半は雨が強くなり、どちらのチームも守りを固め、無理に攻められずという形になった。ほぼ前半だけの試合だった。

ライオンズ 31-34 49ers
第2クオーターの初めまで見て、「ああこれはライオンズだな。やっぱりQBパーディー選手の調子は戻らなかったか」と、ほとんど諦めていた。
しかし、そこからの49ersの追い上げには痺れた。
試合を見ていると、優勢なのはずっとライオンズだった。スタッツを見れば、どの数字もライオンズが勝っていて、唯一49ersがわずかに勝っているのはタイムポゼッションだけ。ライオンズにしてみれば「フットボールに勝って、試合に負けた」という心境だろう。こちらの試合もマイク・シャナハンHCとチームの試合運びの上手さが勝利を呼び込んだと言えるのではないだろうか。

さあ、スーパーボウルは
サンフランシスコ・49ers vs カンサスシティ・チーフス

ん~どっちが勝つだろうぅぅぅっ?
カンファレンス・チャンピオンシップでは、49ers QBパーディー選手はもう一息な感じだったし、チーフスのオフェンスも後半の失速が気にかかる。
レギュラーシーズンを通して見ると、ディフェンスでは49ersが一枚上のように思えるが、プレーオフに入って差がなくなっているようだ。
どうやら選手の戦力は拮抗している。
プレーコールをはじめとして、コーチ達の力量も優劣はつけがたい。プレースタイルも似ている。
2週間のインターバル期間で、選手は身体のコンディションを整えてくるだろう。
となると、勝敗を分けるのはミスか。
不用意なファールをせず、確実に与えられた仕事をする。そういう基本的なことができたチームが勝つということなのだろう。
だから、勝敗の行方は全然分からない!
でも、緊張感ピリピリの最高の試合になる予感がする。

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