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バレーボール人気は上がる? 下がる?

ワールドカップバレー2023が絶賛開催中だ。
上位2チームはパリオリンピックの出場権を得られるということで、どのチームも本気モードで熱戦が続いている。
加えて、日本のバレーボール人気のお陰でけっこう観客が入っていて、他の国でやるより、選手たちもモチベーションが高いのではないだろうか。

日本に限って言うと、先日のバスケットボール男子のオリンピック出場権を獲得した、あの興奮が記憶に新しいだけに、バレーボールにも熱戦を期待する気持ちが大いにあり、盛り上がっていると思われる。
ラグビーが「やっぱり弱かったんだね」となる前というのもタイミング的には良かったと思う。

私が注目したのは、日本チームのユニフォーム。
胸には”NIPPON”と書いてあるのかと思いきや”NISSAN”のロゴだ。そして肩にはサロンパス。
大会によって色々規定はあるのだろうけど、ラグビーとかサッカーのワールドカップのユニフォームなんかが地味なのに比べて、広告満載だ。

例えばオリンピックとかサッカーのワールドカップなどメジャーな大会では、スポンサーはIOCやFIFAなどの国際統括団体が募集し管理する。大企業がドーンとお金を出し独占的に広告するパターンだ。
しかし、世界的にはマイナーなバレーボールなどの種目では、なかなかスポンサーが集まりづらい。だから、各国の競技団体が独自に頑張ってお金を集めるようにしているのだろう。

そういうところに人気の高さが如実に現れるというのはシビアな話である。
競技団体は、選手のレベルを高めるのと同じくらいの努力を、競技の人気を高めることに費やす必要があるのだ。
バレーボールも日本では人気が高いスポーツの1つだが、競技人口は減っていると聞く。先を見越して戦略を組んでいかないと、他のスポーツに人気を取られちゃうので、頑張り続けて欲しい。

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