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アマノジャクスポーツ「女子アイスホッケーっていいぞ!」

Beijing2022冬季オリンピックが絶賛開催中だ。
なんだかんだ言って、やっぱりオリンピックはいいもんだなぁと日々思っている。

今回の新たな発見は「アイスホッケーって面白い!
昔はソ連vsアメリカなんかは白熱していたので観戦はしていた。ただ、アイスホッケー関係者やファンの方々には申し訳ないけれども、正直言ってそれほど面白いと思って見ていなかった。
しかし、今回、女子の日本チームの試合を見たら、かなり面白い。やっぱり日本チームが活躍すると、ハラハラ・ドキドキの興奮度も違うということなのだろう。

夏のバスケットボール女子の日本チームの活躍は記憶に新しい。あれもかなり人気が上がったはずだ。
ただ、バスケットボールと違うのは、アイスホッケー女子はユニフォーム姿のたたずまいがいい! あの格好で立っているだけで、なんとなく可愛らしいと感じる。男子は勇ましい感じだけれど、それを女子がやると健気でいじらしい感じになるのだ。
そこへ持ってきて、NHKのスタジオゲストに来ていた笹野選手がかなりの美人なので、ヘルメットとマスクで顔がよく見えない選手たちも、きっとみんな可愛いに違いないと思ってしまう。
おそらく女子アイスホッケー人気は爆上がりだろう。やりたい!と思った少女がたくさんいるに違いない。

しかし、残念ながら、大きな問題がある。
サッカーやバスケットボールならば日本国中どこへ行ってもできるが、アイスホッケーを始めることができる環境はそんじょそこらにはないのだ。
じゃあとりあえずホッケーでと思っても、それだってできる環境は少ないし、プレースタイルは全く違うし、だいたい陸の上のフィールドホッケーはあのユニフォームじゃない!

実はこれは、多くのスポーツ種目が抱える問題でもある。
国の競技力は競技人口に比例する。正確に言うと、人口に対する競技人口の割合が高いほど競技力が高いのである。例えば、人口が福岡県と同じくらいの500万人ちょっとしかいないニュージーランドのラグビーが世界トップの実力なのは、ほとんどの人がラグビーをやっているからなのである。
だから、どの種目のも競技人口を増やしたいと考えているのだが、そのための環境や指導者を整えることができない。だから、競技人口が増えず、競技力も上がらない。だから、人気も上がらず、お金が回ってこない。だから・・・と堂々巡りになってしまう。
今回のような女子アイスホッケーの日本チームの活躍は、アイスホッケー界にとってはものすごいチャンスである。どうかこのチャンスを逃さずに、アイスホッケー人口を増やせるよう頑張ってもらいたい。



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