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スポーツと競馬「オリンピック追加種目と 菊花賞」

https://olympics.com/ja/news/ioc-session-approves-la28-s-proposal-additional-sports

来年のParis2024の次のLA2028の追加競技が決定した。

野球、ソフトボールはTokyo2020以来の復活。アメリカでやるとしたら、まあ当然の選択だろう。
ただ、日本やアメリカでの人気とは裏腹に、全世界的にはマイナーなスポーツなので、正式種目になるにはハードルが高いようだ。

もう一つアメリカで人気のスポーツと言えばアメリカンフットボールだが、そのままやるにはレベル差がありすぎるので、フラッグフットボールとして入った。
多くの国は、色々な球技の選手が「これならいけそうじゃね?」ってことで、これからやり始めるくらいのレベルだろう。

そういう点でスカッシュは世界中で行われていると言えるかもしれない。
が、あまり貧乏人がやっているイメージはない。あれをやる人は、ゲーム後に真っ白でふかふかなタオルで汗を拭くセレブというイメージだ。

ラクロスは1904、1908にやっていたらしい。
チームの人数を減らして、多くの国が参加しやすくするということだ。
それって世界的には普及していなということの裏返しである。

クリケットは1900にやっていたらしい。
イギリスを始めとする英連邦の国々で盛んだが、それ以外ではほとんど見ることはない。日本でも「クリケットやってます」という人を見たことがない。やはり人数やルールに手を加えるらしい。

日本国内に目を向けると・・・
野球、ソフトボールでこれから代表に選ばれようとしたって、それは大変である。
しかし、他の種目はどうだろうか?
例えばラクロス。あの虫取り網みたいなのを持って歩いている大学生を見ることがあるが、逆に大学生以外見たことないし、そのラクロスやっている風な人で、本格的に身体ができている人も見たことがない。
それらの人達も、これから本気になれば「オリンピック選手」の称号を得られるかもしれない。また、そんな状況だから、他の種目を本気でやってきた人は、今から転向しても余裕で間に合うだろう。
ラクロスに限らず、野球、ソフトボール以外は、これから始めても、本気でやれば「オリンピック選手」になれる可能性は高い。(なんだか安いオリンピック選手だけれど・・・)
自信のある人は、チャレンジしてみてはどうだろうか。

明日は菊花賞

競走馬も種目を転向して成功するケースがある。
障害レースに出ている馬も、もともとは平地競走を走っていて、芽が出ないので転向しているのがほとんどだ。
それ以外にも、馬術競技に転向する馬もいる。これは、馬の精神状態から変えていかなければならないから大変らしい。
もっと単純なケースでは、ダートから芝、あるいはその逆、長距離から短距離みたいな転向もある。
とにかくみんな成功するために頑張っているのである。

クラッシックレースの中で「強い馬が勝つ」と言われるこの菊花賞。
強いかどうかは、その後のレースぶりで評価が分かれるだろう。しかし、ステイヤーの資質がなければ勝てないのは確かなようだ。本職ではないけど、折角の機会だから出ちゃおうなんていう馬は勝てない。
では、かつてこのレースに勝った馬の仔達に目を向けてみよう。

16年1着馬サトノダイヤモンドの仔
11番 サトノグランツ
ダービーはレースにならなかったが、前走神戸新聞杯は見事レコード勝ち。ここへ来て本格化したと言えるのではないだろうか。京都で行われた京都新聞杯にも勝っているので、コース適性も証明済み。その上、乗りに乗ってる川田騎手となれば、皐月賞馬、ダービー馬を退ける可能性大だ。

15年1着馬キタサンブラックの仔
14番 ソールオリエンス
皐月賞1着でダービーは2着。3着以下に負けたことはないという安定感。世界一のイクイノックスと同じキタサンブラック産駒。言うことなし!と思いきや、キタサンブラック産駒は意外と長距離で結果を残していない。はたしてこの馬が3000mで力を発揮できるのかどうか。

13年1着馬エピファネイアの仔
2番 ウインオーディン
なんと1勝しかしていない。しかも前走セントライト記念は0.9秒差の6着。むむ難しそうだ。

12年1着馬ゴールドシップの仔
10番 マイネルラウレア
デビューから2連勝したが、皐月賞からは敗け続き。それでも皐月賞以外は上がり33秒台で追い込んでいるので、位置取りと仕掛けどころ次第ではあるかも。先週の岩田望来騎手を見てたら期待ができそう。

04年7着だけど、後の有馬記念1着馬ハーツクライの仔
4番 ダノントルネード
こちらも1勝しかしていない。しかも前走3勝クラスで8着。だけど、調教がゆったりとしたフォームながらスピードが出ていて良かった。

次に実績で見てみると

今年のダービー馬
7番 タスティエーラ
皐月賞も2着なので強いことは間違いないし、ダービーでは2400m強烈な追撃をしのぎきったのだから持久力もあるのだろう。前哨戦を使えなかったので、父譲りのタフさはないのかもしれないし、ダービーで燃え尽きている可能性も。それがダービー馬の怖いところだ。わざわざモレイラ騎手を呼んだ効果はあるだろうか?

前哨戦、神戸新聞杯2着
8番 サヴォーナ
重賞勝ちはないものの、いわば夏の上がり馬的な過程でここへ臨んできた。前走は池添騎手の手綱さばきも冴えていて、相性の良さがうかがえる。キズナ産駒なのでステイヤーの素質も期待できるだろう。

上がり馬代表
17番 ドゥレッツァ
間隔は開いているものの目下4連勝中。母がニュージーランドオークスを勝っている馬で、父がドゥラメンテとなると、まだまだ底知れない何かを持っていそうな気もする。鞍上がルメール騎手だし、調教も良かった。

なんだか上げればきりがない状態になってきた・・・

過去の菊花賞を見てみると、意外にも人気馬だけで決まるケースはない。
となれば、いかにも中波乱な組み合わせ、1番人気プラス神戸新聞杯の1、2着でいってみよう。
1114 3連複
前日オッズは約29倍。いただきましょう!

2023秋のG1シリーズ一点勝負の予想結果
シーズンごとにG1レースのみ、すべて一点勝負で収支トントンを目指しています。
先週までの予想結果
-200円 (1点100円の馬券を買ったとしての計算です)

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