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Aim for the Paris2024「オリンピック放送にはお世話になります」

いよいよカウントダウンも最終盤。
日程はどうだったっけ。あ、ビデオの予約をしなきゃ。そういや日本以外の出場する選手もチェックしとかなきゃな。と、私の中のオリンピックモードが徐々に濃くなってきた。

ほとんどの競技でテレビ中継があるのは、本当にありがたいと思う。放送局の皆さんも、エキサイティングに伝えようと頑張っているのは分かる。
ただ、その方々にお願いしたいことがある。

第一に、日本人ばっかりダラダラ追いかけていないで、外国の選手の競技もしっかり放送してもらいた。
昔は開催する国が撮影した映像が送られ、それを見る以外なかったので、有力ではない日本の選手はなかなか映してもらえなかったものだ。しかし、だからこそ世界のトップレベルの外国の選手をたっぷり見ることができたとも言える。
もちろん日本選手を応援したいのだけれど、次代を担う子供たちには、イマイチな日本選手のストーリーとか、負けた場面のリプレーを何度も何度も見せるより、憧れるべき世界のトップをたくさん見せて欲しいのだ。
織田裕二氏がやってた世界陸上の中継なんかは、良いお手本になるのではないだろうか。

第二に、スタジオの人選。
試合の合間にアイドルとかタレントが出てくるのは、スポーツにあまり興味のない人を引き付けるためにはいいと思う。
けれど、中には「オリンピックなんか興味ないし」みたいなのもいて、そういうのが学級委員的なわざとらしい取ってつけたような感動の言葉とか、おためごかしな応援メッセージなんか言うのをみると、鼻の頭をピンッってはじいてやりたくなる。
そういうのは、真剣勝負をしている選手達の世界とは相容れない。放送する側もプロらしく、自分の未来をかけて真剣に放送してもらいたい。
あと、元アスリートのゲストは松岡修造氏のコピーみたいに変に熱くならなくていいし、面白いこととかいい話を言おうとしなくていいから。

そんなこと今更言っても遅いし、私の願いが届くわけもないんだけど・・・

ところで、何度も何度も聞くことになるNHKのオリンピック中継のテーマソングが、YOASOBIの「舞台に立って」という曲になった。
一度聞いたが、ものすごい情報量で、私なんかは何十回も聞かないと何を言っているか分からないだろう。今どきの曲という感じだ。
感動的な名場面と名実況と共に、長きにわたって何度も再生されることになるだろうか。


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