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アマノジャクスポーツ「オリンピックのもうひとつの戦い」

Beijing2022北京冬季オリンピックが終わった。
日本は過去最高のメダル数だったそうだ。これもTokyo2020効果で、スポーツ予算が多くなった恩恵だそうだ。
しかし、JOCやスポーツ庁がお金を集め、その分配に頼っているようでは継続的な選手強化にはつながらない。種目ごとに自分たちでお金を集められる仕組みを作る努力が必要だ。

そんな中、私が大きなスポーツイベントで注目するのは、選手のジャージや道具のメーカーだ。
それは、IOCのオフィシャルスポンサーなどの世界的大企業とは違い、各国の競技団体が選んで選手に提供されるもので、最も競技に近いものである。
そして、スポーツ用品メーカーにとってオリンピックなどの大きなイベントは国際見本市のようなものなのだ。

例えば、陸上長距離の厚底シューズで良い記録が続出すると、一般市民ランナーがこぞってそのシューズを買い求める。有名な選手の使っている道具のレプリカがバンバン売れる、などなど。
そうして商品がたくさん売れて大きな利益が出れば、それがスポーツへの援助に回ってくるのだから、やはりどこの国が、どの選手が、どこのメーカーを使っているかと言うのは気になるのである。

さて、有名なスポーツ用品のメーカーと言えば何を思い浮かべるだろうか?
NIKE、Adidas、PUMAなどはメジャーと言えるだろう。日本ローカルではアシックス、ミズノが強い。
で、この北京で目立ったのはFILA、Under Armour。日本のジャージはデサントだった。
今後はこれらのロゴをたくさん見るようになるのかもしれない。
そう言えば長野オリンピックの時、日本チームのユニフォームはユニクロだったなぁ・・・

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