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これから小さなブランドが増えていく3つの理由

こんにちは、うだたつやです。

最近、インスタグラマーやYoutuberがアパレルブランドを立ち上げたりする動きが目立ちますよね。

これまで、オリジナルのブランドを0から作るには大きな資金が必要でした。なので、ブランドなんて資金力のある大企業しか作れない。というイメージがありました。

ですが、今後は大企業が運営するような大きなブランドはうまくいかなくなり、小さなブランドが増えていくと思っています。今回はその理由について僕の考えを解説します。

理由1.安くて高品質なモノでは売れなくなってきたから

大きなブランドがうまくいかない理由の1つは、安くて高品質なものが売れなくなってきたということです。

なぜ売れなくなってきたかと言うと、安くて高品質なのが当たり前になってしまい、 競合製品との違いがわからないからです。

例としては、携帯電話の話が有名ですね。
2000年代にある腕利きのコンサルタントが綿密なリサーチを行い、絶対に売れるガラケーのコンセプトを考えました。分析結果から、〇〇の機能を搭載して、価格は〇〇円にすれば、必ず売れると見込んだのに結果は失敗。
なぜなら、他の携帯電話メーカーも同じような市場調査を行っており、他社の携帯電話とほとんど違いがなかったからです。

これから売れるものは、ストーリーや価値観

大量生産・大量消費の時代を経て、 安く良いものを作る技術力は誰もが持つようになり、 品質の良さはもはや差別化ポイントではなくなりました。

それでは、これから売れるものは何かと言うと「価値観」や「ストーリー」だと思います。

いいものだから買うではなく、「あの人が愛用している製品だから私も買う」
または、「あの人がデザインした商品だから買う」のように、 商品そのものの価値よりも、その商品が伝える価値観や、その商品の背景にあるものに価値を置くようになります。

皆さんの中にも、友達におすすめされた製品を買ったり、インスタグラマーやYouTuberが立ち上げたブランドの商品を買ったことがある人が多いんじゃないでしょうか。

今後は、大量生産で作った大きいブランドの商品よりも、 特定のセグメントに共感される小さなブランドの商品が売れるようになっていくと思います。

理由2.メディアが細分化された

そして、大きいブランドが売れなくなってきている理由のもう一つは、メディアが細分化されたことです。

メディアは価値観やストーリーを語ることで、情報の受け手の行動を誘導しますが、メディアが細分化されると、価値観も多様になります。

それに合わせて、売れる商品も一部の商品に偏ることなく、多様になっていきます。これが、 大量消費を前提とした大きなブランドが成立しなくなる理由です。

今まではテレビ/新聞/ラジオなどのマスメディアが中心だった

今までは、テレビや新聞などのマスメディアで、日本全国で年代問わずほとんど同じ情報を受け取っていました。

そのころの価値観は、「マイホーム最高」とか「車持ってるのがかっこいい」みたいな。

今になってサザエさんを見ると、おじいちゃんおばあちゃんから孫までが同じ一軒家に住んでるなんて、現代の価値観とズレてるなって思いますよね。

当時は、なんかおかしくない?と薄々思いつつも、 その価値観しかインプットがないので、 将来はマイホームを買っておじいちゃんとおばあちゃんと暮らすのが当たり前と感じてたわけです。

これからは、SNSやYoutubeなどの細分化されたメディアが中心

でも、インターネット発達してSNSやYouTubeのような個人にパーソナライズされたメディアが当たり前になると、いろんな価値観の中から、自分に合った世界観でで物事を捉えれるようになります。

「マイホームじゃなくて賃貸でもオッケーだよね。」「家族と住まなくて一人暮らしでもいいよね。」「車なんて持ってなくても、 シェアリングサービス使えばいいよね。」みたいな。

これまでは10チャンネルの中からしか価値観を選べなかったのに、インターネットとスマホが発達してから、無限にあるチャンネルの中から自分が好きな価値観を選べるようになりました。

そうすると、買いたい商品も人によってそれぞれになります。一つの大きなブランドより、小さいけども本当に自分に合ったブランドを消費者が求めるようになります。

理由3.ブランドを作るのが超簡単になった

小さなブランドが増える3つ目の理由は、ブランドを作るのが簡単になったからです。

ブランドを作って物を売るためには、1.商品を用意して、2.商品の売り場を用意して、3.商品を広告する必要がありますが、 この全てがインターネットのおかげで超簡単になりました。

誰でも商品が作れる

最近は、誰も商品が作れます。

いやいや、そんなわけないでしょと思うかもしれませんが、受託製造メーカーに電話すれば、誰でもオリジナルの服を作ったりアクセサリーを作ることができます。

実際に僕の友達にも、 アクセサリーをオリジナルで作ってメルカリで売っている大学生がいます。 僕も過去に変なTシャツを作って、数枚売ったことがあります。

デザインだけ自分で作ったり、得意な人に任せれば商品は簡単に作れます。(といっても大変ですけどね)

誰でもECで販売できる

商品が作れても売り場がなきゃモノは売れません。

でも、今なら誰でもECサイトを作れますBASEやSTORES、Shopifyなどのサービスを使えば、 30分ほどで初期費用0で自分だけのオリジナルECサイトが作れます。

実際、僕も自分で作ったTシャツをBASEで作ったECサイトに載せて売りました。 確か、ECサイトを作ろうと決めてから2,3日位で最初の注文が入ったと思います。

誰でもYoutubeやSNSで集客できる

ECサイトをただ作って置いておくだけじゃ商品は売れないので、ふつうは広告を出して集客をしなきゃいけません。

でも、今ならYouTubeやSNSのフォロワーがいれば、簡単にお客さんを連れてくることができます。人気のあるYouTuberやInstagramerなら、サーバーが止まってしまうほど大量にお客さんを連れてくることができます。

もしフォロワーが少なくても、Google検索の広告やInstagramやFacebookの広告などで数百円単位から広告を出せるので、 広告費があまりなくても簡単に集客できてしまいますね。

ブランドを作るのが非常に簡単になったので、小さなブランドがたくさん生まれてくるというわけです。

選択肢が増えるのはいいことだけど、ちょっと寂しい?

以上が、小さなブランドが増えていく3つの理由でした。

ちなみに、小さなブランドが増えて選択肢が増えるのは良いことかもしれませんが、 選択肢が増えて、みんなが違うものを好きになると、人々はわかりあえなくなって、 分断が進むのかなあとも思いました。

個人がそれぞれ、インターネット上の特定のコミュニティーだけに最適化されて、現実世界のつながりは弱くなっていくと思うとちょっと寂しいですね。

みなさんの意見も教えてください。

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