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もう本当にダメかもしれない

なんか色々が大変なのでとりあえず日記を書くことにした。
ダ・ヴィンチ・恐山氏の散文的なスタイルの方が好きなのでそれに倣う。

家から2番目に近いスーパー銭湯に来ている。一つ目の理由は生まれて初めてガスを止められていること、二つ目の理由は一番近いスーパー銭湯は24時までしか営業していないことだ。この時間になったのは22時過ぎまで仕事をしていたからである。

これまでの業務量をなんとかウルトラ躁で乗り切っていたが、つい昨日鬱転してしまったので本当にどうしようもなかった。しかも今日は評価シートの締切の日だったので最悪である。

「なんか肯定的なこと書いて評価を上げよう」という気持ちが奇跡的に残っている私は非常に苦しい戦いを強いられることとなった。なんとか自分の機嫌がいい時に書こうと思っていたことを思い出し、上司に送り付けた。もう何を書いたのかは覚えていない。

明日と明後日で大洗のあんこう祭りに行く予定である。出張帰りに色々と考えていたのだが、いつも通りにワイシャツをクリーニングに出すと出張で着る物が無くなるという事態になっていることが分かった。仕方が無いので今日は自分でワイシャツを洗濯して前見頃にだけアイロンをかけた。まあ、こんなもんでいいでしょ。

クリーニングの都合で予定が成り立たなくなることってあるんだなというのは、まあまあ面白いキヅキだと思う。

へたこいた話の続き。なんか自分は人よりも想像で補っている世界が広いらしく、いろいろなことに問題が生じている。早合点しやすい性質で、実際の観測と自身の想像の世界の境界がとても曖昧になっている、なんとかしたい。

何があったかというと、きょう来たスーパー銭湯の脱衣所のロッカーは100円玉が不要なタイプだったのに、財布の中に100円玉が無いことに焦った私は両替機を探して場内を徘徊し、挙げ句の果てに脱衣所にいたお兄さんに声をかけて50円玉2枚と100円玉を換えてもらったのである。直後、100円玉は要らなかったことに気づいたのであるが。

勘違いした理由は普段行っている一番近いスーパー銭湯が下駄箱にも脱衣所のロッカーにも100円玉が必要なタイプで、それに慣れていたことと今日来たスーパー銭湯も下駄箱に100円玉が必要だったからだと思う。

受付でリストバンドをもらって、場内ではリストバンドで精算、退場時に料金を支払うシステムになっている。たぶん受付が明確にその境界線になっているようだ。たぶんこの辺りのグランドルールを把握してからは間違えない気がする。たまにしか来ないのでまた忘れるかもしれないけど。

それにしても、お兄さんはなんで100円玉を交換してくれたんだろう。お礼のしようがないのでお互い勘違いしていたホッコリ話としてTwitterでバズっててほしい。

仕事をしながらアニメ『無職転生』の第2シーズン前半最終回までを観終わった。異世界転生モノでしっかり観たのは『異世界薬局』以来2作目なので、割と敬遠していたジャンルである自覚がある(『異世界おじさん』は観ていたけど別枠のような気がする)。

働き、結婚し、家を買い子をなしている人々の目に、異世界転生モノに没頭する大人は物凄く哀れに映るかもしれない。なんとなく、自分にもそういう意識があった。なろう系と一括りされるそれを意識的に遠ざけてきた。今回の試聴の経緯は、流し見していた動画で岡田斗司夫がやたら勧めていたからである。得てして、良い作品だった。いい作品だったのだが…

なんというか、やはり男の人生とは強さを身につけ異性のパートナーを持ちセックスをすることなのだ、そうで無いものはダメなのだと再確認することになってしまい、鬱期の自分にとって半分以上埋まった心を更に杭打たれるような気持ちになってしまった。自分の人生はダメだ、異世界でやり直したい…そんな願いに答えて作られた異世界転生というファンタジーは、この世界と同じ人生の理を教えてくれる。異世界の中に現実を見ている。

現世でパッとしない人間が異世界に夢を見る、異世界を夢見て触れたコンテンツで現実を知る…これは無限ループなんだろうか。異世界転生がブームと言われるようになって久しい。このブームは巨大な渦のようなもので、大きくなりながら最後はみんな死ぬという、終末に向かう蟻の群れのようなものなのかもしれない。

『無職転生』第2シーズン後半は2024年の春から放送されるらしい。せめてその時には穏やかな気持ちで観られたら嬉しいな。

営業時間終了10分前のアナウンスがされたのでもう出なくちゃいけない。
ほな、おやすみ。

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