PetbottleRocket - ピーナッツくん 豆と夏とVの相性が良すぎる
最近はもっぱら暑くて、かといえば急に大雨が降ったり
洗濯物を外に出すにも天気の機嫌を伺いながら暮らさなければならない日々だ。
私は腋汗も、台風も、チャリ漕いでる時に突進してくる虫も大嫌いであるから、夏が好きではないのだが
匂い だけは好きだ。
アスファルトが焼ける匂いも、早朝の草木が元気な匂いも、夏休みの縁側でしかしないあの匂いも。
でも外は暑いし、河川敷には肉を焼く連中が集まっているし、、、と引きこもっている間に
お家で夏の匂いを感じられる作品を求める
「夏エモエモジャンキー」と化していった。
ピーナッツくん - PetbottleRocket (Prod. nerdwitchkomugichan)
先日発売した、ピーナッツくんの新アルバム「Walk Through the Stars」から「PetbottleRocket」のMVが公開された。
個人的にアルバムの中で一番好きな曲で
今回映像がつく前から夏エモエモジャンキーセンサーがビンビンに反応していた。
真夏に飲む炭酸のような爽快感と、アラサーの私には感じることの出来ないであろう5歳児特有のワクワク感、明るい景色と対比して伴う儚さみたいなものが一気に押し寄せてきて
笛のお兄さんとなったジャガーさんが縦笛を打楽器にした時と同じように、
言いようのない感情が「アマンドゥフ…」と吐き出た。
ナニコレ…ガンギマッチャウジャン!!!!!!
そこで畳み掛けるように、このMV公開。
ピーナッツくん及びMV作成の人造人間ジンゾウさん、ぶきさんは
夏の儚さ、エモさを知っている。
多分ジャンキー。
ピーナッツくん周囲のクリエイターは
ピーナッツくん及びぽんぽこ、里の民🍃やおともナッツ🥜への愛が溢れており、それを余すことなく作品に落とし込む才能に長け過ぎている。
よってみんなサイコーみんな平和、サンキューみんな。となるのだ。
アアア〜〜〜夏の無邪気さ+儚さと、5歳児ピーナッツくんの無垢さ+楽曲ペットボトルロケットの相性が良すぎる…!
MV内も
100均企画のゴミ箱とか、アマゾンセールで買ったスピーカー、iMac(初期ノートPCからの変移)、チェリオの飲み物、、、などなど
普段の動画で出ていたものが沢山散りばめられているし
ステレオ(ステレオタイプ)のテレビの上に乗っかる部分では、ピーナッツくんの根底のアイロニーが透けて見えたり
ラスト部屋(Kidsroom)の引き出しを開けると、打ち上げたペットボトルロケットと、この前のライブでみんなが振っていたバルーンが出てきて
滋賀の田舎からロケットを打ち上げ続けているピーナッツくんの、努力実力を凡そ3分程度のMVを使って我らの心臓をぶん殴ってくる。
これだけリアルとバーチャルをうまく使って、
寒暖差というかファンの求めている感覚を揺さぶってくるの本当にずるいな…という気持ち。
個人勢、所謂一般的なリスナーと感覚が近いからこういった作品が出来上がるのだと思うし、それはぽんぽこにも通じていて、ぽこピーファンはきっと2人(匹)のそういったところが好きなのだ。
願わくばどこまでもポップに、エモーショナルとアイロニーを。
ナーコムさん、マジでそれす。
きっと今年もこんなに暑いなら外に出る気は起きないだろうし、
5歳児のように、外でペットボトルロケットを打ち上げたりもしないだろう。
でも部屋にいたからこんな作品にも出会えたわけで。
サンキューインターネット。黄金感謝龍。
サイコーの作品にはサイコーの仲間とファンがつく
ただのいちファンである私も、
そうであれば良いなとインターネットの中だけで叫ぶのである。
#nowplaying
PetbottleRocket ピーナッツくん
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