次走

2019/5/19(日)次走注目馬

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この日に行われた全レースのうち、次走注目馬をピックアップできるレースの振り返りと次走注目馬をまとめました。次走注目馬には★を1~3つの範囲でつけてます。

★★★ … 次走、勝ち負けできる
★★ … 次走以降、勝ち負けできる/軸候補
★ … 次走以降、展開が向けば勝ち負け/紐候補

※noteで推奨したレースに関しては無料で公開しております。

この日の推奨馬は以下の通り。

・東京2R アサクサマヤ
・京都3R ショウサンワンラヤ
・京都4R グランツシチー
・東京5R ポルーニン
・新潟9R サマニー
・東京11R  ラヴズオンリーユー
      アクアミラビリス
      カレンブーケドール

次走注目馬
★★★ … 3頭/★★ … 18頭/★ … 26頭
                合計 44頭

●推奨馬(全6レース)

東京2R  3歳未勝利(ダ1600m)
◎アサクサマヤ

中緩みのラップに見えるが、未勝利にしては緩み方が少ないラップで、消耗戦となってしまったため、最後は全体的に脚が止まり気味(12.9-12.4-12.6)。

◆敗因
前走は東京ダ1400mだったが、12.7-11.7-12.5-13.0-12.2-12.1-13.1と今回よりも緩みが大きかったのが分かる。最後は内を縫うように上がって健闘したが、ペースがキツくなった分、厳しくなってしまった。

◆次走注目馬
★★サイファリス
後方からの追走で、直線で外側に出してから一気に伸びて3着とクビ差で4着入線。常に後方からの競馬になってしまうが、今回のような厳しいペースであっても上りを出せている点を評価。ただし、未勝利戦であれば東京ダ1600mはもっと緩むことの方が多いので、東京ならば1400mの方が展開は向きそう。

★アサクサマヤ
相変わらず最後方からの競馬だが、それでも今回のような厳しい流れでもしっかりと上りを出せている点を評価。本質的には東京ダ1600mの方が向いていそう。



京都3R  3歳未勝利(芝外1800m)
◎ショウナンワンラヤ

11.0-11.7とテンから速めに刻んでおり、一旦は12.7-12.9と大きく緩むも3コーナーを過ぎて下り坂になったところからレースが動いており、分類が難しいところだが消耗度合いの激しいロンスパ戦

◆敗因
距離が延びればペースも緩んで、この馬の武器である瞬発力を活かせるかなと思い推奨したが、実際は逆の展開に。しかし、今回はテンが速かったのにも関わらず先行して追走できるようになっており、成長を感じた。今回のような前付けして厳しい流れを経験できたのは絶対にプラスになるはずで、引き続き期待したい。

◆次走注目馬
★★マハーラーニー
番手追走から、先行勢の中では一番外を回して4コーナーを回る。勝ち馬の方が内でスムーズにコーナーを回っており、その分だけの差かなという印象。次走以降、人気しなければ狙いたいが、人気するよね……。

★★プロム
2番手につけたセレッソノワールに終始マークされる競馬。この馬がハナに立ちかけたが鞍上が抑えてくれたことで先頭をキープし、12.7-12.9の緩みを作れたが、下り坂から再び進出されたことでペースを上げざるを得ない展開に。この競馬をして4着ならば強い。が、人気するよね……。

★ショウサンワンラヤ
評価については「敗因」で書いた通り。今回の1800mの選択は間違っておらず、この前後の距離(できれば1800m~)で見たい。



京都4R  3歳未勝利(芝1400m)
◎グランツシチー

厳しい消耗戦。テンも速く、そこから11.3の並行ラップが3F続く。そのため最後は脚が止まり気味になってしまったが負荷がキツすぎたので、ある意味止まって当然とも言える展開。

◆敗因
3Rのショウサンワンラヤしかり、後方からの競馬をしていたこの馬しかり、この日はしっかりと前付けできた。しかし、ペースが厳しくなりすぎた分、最後は止まってしまったが、それでも7着と大崩れはしていない。今回の一戦で評価を落とすことはなく、引き続き注目。

◆次走注目馬
★★★プラネットアース
次走以降も確実に人気はするが、このペースで追走したのにも関わらず、脚が鈍るどころかしっかりと上りも出せており、近いうちに必ず順番が回ってくる。

★★★スギノヴォルケーノ
2番手につけた勝ち馬に競られる形で厳しい展開になり、息を入れる暇がなかった。最後は大きく失速してしまったが、それでも3着に残しており、この馬も近いうちに必ず順番が回ってくる。

★★ウェーブクリスタル
しっかりと先行して流れに乗る競馬をしたにも関わらず、最後まで特段脚が鈍ることなく4着に残している。消耗耐性は高く、次走以降も期待できる。

★アストライア
★コパカティ
中団追走から、しっかりと上りを出せている。アストライアは数値の上では上り2位になっているが、内を上手く回った結果ロスが無かったのが要因で、コパカティとそこまで大きな差はない。



東京5R  3歳500万下(芝1600m)
◎ポルーニン

入りが12.8と遅めで、コーナーのところで12.1-12.0に緩んだことで瞬発戦になった。ただし、最後の直線だけの末脚勝負ではなく、消耗度合いは高めの瞬発戦。

◆勝因
長く脚を使える馬なので、その特性を理解した上で鞍上が巧みに乗ってくれた。無理して動かずに脚を少しでも貯められたのが大きく、この展開で上り33.1秒を出せるのは強い。

◆次走注目馬
★★ポルーニン
6月以降、古馬混合の1000万下での出走であれば十分に期待できる内容。この馬のタイプを考えても、東京コースがベスト。鞍上も引き続き武藤雅くんでお願いします。

★★サトノフォース
直線では内で詰まってしまい、馬を下げて外に押し出す。そこから最後の200mぐらいで一気に脚を伸ばしており、瞬発力と一瞬のキレに関しては良い物を持っている。この馬に関しては東京にこだわる必要もなさそうで、直線がそれほど長くはないコースでも力を発揮できる。



新潟9R  4歳上500万下(ダ1200m)
◎サマニー

テンが11.1-11.4と速い上に緩みも少なく、さらに先行勢が雁行の形になっていたため、先行勢にとってはかなり厳しい競馬に。消耗戦

◆敗因
敗因というよりは、勝因という表現を使いたいぐらいで、この馬のやるべき競馬をきっちとこなして3着を確保してくれた。上りは安定して出せるタイプだが、その分展開に左右される側面が大きい。今回は前が厳しいペースだったのが幸いした。

◆次走注目馬
★★サマニー
やるべき競馬は一つなので、今後も引き続き期待。ハマる条件さえ見極めていけば、買い時に困ることもないタイプ。前が速くなって崩れそうな時だけ今後も買い続けていく。

★ララロワ
積極的に先行し、内側で粘り強さを見せる。決して脚が鈍っていたわけでもなく、このペースで先行して5着確保は評価できる内容。

★アシャカデッシュ
先行して一番前の集団に取りつく厳しい競馬。最後の直線では一時先頭に立つ勢いだったが、後続に交わされていった。それでも粘って6着。



東京11R オークス(芝2400m)
◎ラヴズオンリーユー
☆カレンブーケドール
☆アクアミラビリス

最内枠を活かしてジョディーがハナを取り、厳しいペースで逃げたため緩みのない締まったレースになった消耗戦

参考までに、今年のラップと去年のラップを併記。
今年 12.5-10.9-11.7-11.9-12.1-12.2-12.3-12.2-11.7-11.4-11.6-12.3
去年 12.6-11.1-12.0-11.9-12.0-12.2-12.4-12.3-12.4-12.2-11.1-11.6

去年の方が緩み方が大きいラップで、さらに去年はサヤカチャンが大逃げを打ったため、2番手以下はもう少し緩んでいるラップ。
それに比べて今年は馬群がバラけることがなく最後まで進み、去年よりもレベルが高いオークスとなった。
全馬初の2400mではあったが、地力が試される良いレースになった。

◆推奨馬振り返り
◎ラヴズオンリーユー 1着
正統なステップレースを経ない臨戦過程であったが、どのレースでも一枚どころか二枚上の能力を発揮しており、このメンバーに混ざってもやはり上位だった。ミルコはこの馬を信じて、我慢して乗ってくれた。下手に動いてポジションを押し上げるのが怖かったが、ただただスムーズな競馬ができることだけを心掛けて乗ってくれたのが結果に結びついた。

☆カレンブーケドール 2着
この馬は、前走スイートピーSの勝ち方を見て選んだ馬。これまでは最後方から直線にかける競馬をしてきたが、スイートピーSでは中団から早めに動いてポジションを押し上げる競馬。この勝ち方ができるのであれば、ある程度中団で競馬を進めてくれれば展開が向くかなと考えた。ところがフタを開けてみると、オークスでは4番手追走。このペースであれば前付けしてしまうと厳しいかと思ったが、最後まで脚が鈍らずにあわや勝利目前に迫る善戦。前走から手綱を取る津村騎手による部分が大きく、前走であの競馬を出来たのが経験として活きた。

☆アクアミラビリス 8着
この馬に求めていたのは、直線一気に賭ける競馬。なので、ポツンと離れた最後方からの競馬をしてくれたのは期待通り。大外を回すことになった分、距離ロスが大きかったが、8着確保は決して悪い着順でもない。ペースが少し流れすぎた分、厳しかったか。

◆次走注目馬
★★★ラヴズオンリーユー
次走は秋華賞直行の予定。京都の内回りで行われる秋華賞で、後方から差し切れるかどうかが課題だが、今回のレースっぷりを見る限りは末脚を活かせる展開になれば瞬発力は最上位。今後の活躍が楽しみな馬。

★★カレンブーケドール
今回、一番強い競馬をしたのがこの馬。このようなオッズで買えるのは恐らく今回が最後だったが、この内容で2着(レコードタイ)に入れるのだから相当に強い。スイートピーSのおかげでこの馬の幅も広がったので、東京にこだわらずに中距離であればコースを問わず活躍できそう。

★★クロノジェネシス
この馬も先行する競馬から3着に残しており、地力を示したと言える。カレンブーケドールに比べると、常に最内をロスなく立ち回る競馬をしており有利であったにも関わらず3着ではあるが、全体的にみると評価できる内容。マイル戦よりは2000m~の競馬の方が良さが出そう。

★ウィクトーリア
注目度の高かった馬だが、もちろん馬券購入者にとっては3着に入って欲しかったと思いますが、能力は示してくれた。後方から脚を伸ばし、内側の間隙をぬって上り、もう少しで3着に届くところまで迫っており、2000mの距離では今後活躍してくれるだろう。

★シェーングランツ
トビの大きい馬なので、東京は合っている。今回も状態があまり良くないと言われつつも、最後方から上り3位の脚を伸ばしており、今後も東京では軽視できない馬。

★アクアミラビリス
展開待ちにはなってしまうが、瞬発力だけなら一級品。現状ではどこかでハマって大きく穴を開けるの待ちだが、レース慣れしてもう少し追走できるようになれればもっと上に行ける馬。



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