次走

2019/6/2(日)次走注目馬

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この日に行われた全レースのうち、次走注目馬をピックアップできるレースの振り返りと次走注目馬をまとめました。次走注目馬には★を1~3つの範囲でつけてます。

★★★ … 次走、勝ち負けできる
★★ … 次走以降、勝ち負けできる/軸候補
★ … 次走以降、展開が向けば勝ち負け/紐候補

この日の推奨馬は以下の通り。

・東京6R ビッククインバイオ
・東京8R シャドウセッション
・東京9R ジャーミネイト
・東京11R  安田記念

次走注目馬
★★★ … 1頭/★★ … 20頭/★ … 14頭
                合計 35頭

●推奨馬(4レース)

東京6R  2歳新馬(芝1600m)
◎ビックインバイオ

新馬戦らしく、大きく中緩みの入る瞬発戦。マイル戦であることを考えると、13.1までペースが落ちているのは緩み過ぎ。

◆敗因
発馬を上手く決めてハナを取る。コーナーで上手く減速を入れて脚をためる展開で、最後まで内でしぶとく粘るも後続に差されて3着。減速を入れられた展開と、内有利の馬場であったことを考えるとせめて2着には残してほしかったと思わざるを得ない内容。

◆次走注目馬
★★モーベット
スタートは出遅れて最後方からの競馬。レース後のルメール騎手のコメントにもあるよう、7頭立てだからなんとかなった。それでも最後の末脚は伸びており、フラフラ走っているところを見るとまだ強くなる余地は大いにある。ただし、多頭数になったときのレースが不安で、次走出て来た時は一旦様子見を挟みたいところ。


東京8R  3歳以上1勝クラス(芝1400m)
◎シャドウセッション

コーナー部分で11.7-11.9とペースが落ちており、瞬発戦になった。隊列もそれほどバラけることなく、先団は多頭で団子状で形成されていた。

◆敗因
後方から上り最速の脚で伸びてきてはいたが、ペースが緩んでしまった分ポジションの差で届かず。発馬が良かった分、もう少し前で運べればよかったが、外枠が仇となった。とはいっても、この馬のやるべき競馬はできていたので、展開負け。

◆次走注目馬
★★レディードリー、シャドウセッション
それぞれ同型の競馬をするタイプの馬。後方から上りを出す瞬発タイプの馬で、着順はそのまま道中のポジションの差。差し馬はどうしても展開の助けが必要になるが、外を回して上りを出せているので、かみ合えば馬券に絡む能力はある。両馬ともに短距離血統ではあるが、マイル戦までは射程に入る。


東京9R  ホンコンJCT(芝2000m)
◎ジャーミネイト

緩やかな入りで、前半1000mを63.1秒で通過。3コーナーを過ぎてからペースが速くなったものの、前半が緩み過ぎているため瞬発戦。ポジションが前にいる馬が圧倒的に有利な展開。勝ち馬のアンネリースは、最後2着コーカスが内を開けた隙を上手く突いたレースで、展開が向いた。

◆敗因
中団待機から直線に賭ける競馬。上位馬に比べるとやや見劣りする末脚ではあったが、全体で見るとそこまで悪くない脚は使えていた。しかし、ペースが緩すぎた分、あの位置からではノーチャンスだった。

◆次走注目馬
★フリージングレイン
最後方からの競馬。最後の直線では大外に出すのに時間がかかったが、外に出してからは脚を伸ばしており、展開を考えるとノーチャンスであったものの評価できるとすればこの馬。ここ2走は後方からの競馬になっているが、元々は先行する競馬もできるタイプ。ただし、過去の成績を見ていると夏はあまり得意ではなさそうなので、秋まで寝かせておきたい馬。


東京11R  安田記念GⅠ(芝1600m)
◎アーモンドアイ
○モズアスコット
▲フィアーノロマーノ
☆スマートオーディン

ヴィクトリアマイルに続き、アエロリットが1000m57.0秒で逃げたレース。ヴィクトリアマイルは高速馬場の中行われたが、今回はその時ほどは高速馬場ではなかったことを考えると、かなり速い時計。

ラップを見てもかなり優秀で、中盤がコーナーを挟むにもかかわらず減速せず、11.4-11.3-11.2-11.1-11.2-11.6とほとんど緩みがないペース。テンからどんどん脚を削られていく負荷の高い消耗戦

◆敗因
◎アーモンドアイ
スタート直後、大外のロジクライが大きくヨレたことで行き脚がつかず、後方からの競馬を余儀なくされる。

さらにこのレース中、常にアーモンドアイの前に立ちはだかったのがダノンプレミアム。アーモンドアイを負かそうとして、全力で立ち向かってきた。

アーモンドアイが外に出して、もう少し前のポジションを取ろうとしても常に外側をダノンプレミアムに蓋されて進出できず。

それどころか、自身がインに寄ることで3コーナーを迎えるまでに完璧にアーモンドアイを馬群の中に閉じ込めてしまいました。

この競馬はコーナーでも徹底していて、直線に向けて外に出したかったアーモンドアイですが、ここでもダノンプレミアムが外にいるため、動けず。

そのせいで、最後の直線を向いた時には馬群に包まれて進路が取れず。絶望的な状況に見えましたが、前を走る青帽子モズアスコットと緑帽子エントシャイデンの間が開いたところを抜け出し、末脚を伸ばして3着。

スタート後ぶつけられた際に後ろ脚を負傷していたというから、このペースの中で上り32.4秒を出しているところと相まって、異次元のパフォーマンス。まさに、負けて強しの競馬で、国内最強馬と評されるその実力を忌憚なく発揮してくれたレース。


○モズアスコット
このレース、インディチャンプが完璧なポジション取りをしたレースで、これだけ消耗度合いの高いレースだと、アーモンドアイのような怪物馬を除いては前付けしていないと勝負できなかったレース。

インディチャンプはスムーズに先手を取ったが、インディチャンプより後ろにいてはノーチャンスで、かといって道中でインディチャンプを抜かそうとして脚を使ってしまってもノーチャンスになる展開。

モズアスコットは6着と善戦したが、勝負の分かれ道となったがのが隊列が決まる序盤。

ここでロジクライがいなければ、スムーズに前に出れてインディチャンプの横を取れていた。しかし、外からロジクライが強引に進出してきたことで、ポジションを譲ってしまったのが運の尽きだった。

とはいっても、鞍上の坂井騎手は特に落ち度があるようなミスはしておらず、最後も伸びを見せており見せ場は作れた。タイムだけならば、昨年の安田記念の勝ち時計よりも0.1秒詰めており、健闘したレース。


▲フィアーノロマーノ
この馬、良いスタートを切ったんです。

あとはこのまま先行して、前付けしてくれれば一発あり得る!と期待した矢先……。

んー、全然先行しないですね……。

そして、気付けばこの位置に。パトロールビデオで見ればよくわかりますが、発馬も決めて前に進路が取れたのにもかかわらず、ポジションを下げて何もできないまま14着に沈む展開に。

この馬の良さを完全に潰す騎乗で、何がしたかったのかがいまいち理解できないレース。この馬の馬券を購入されていた方からすると、納得できないレースになりましたね。

最後に、鞍上を務めた北村友一騎手のレース後のコメント。
「返し馬から今日の馬場は合わない感じでした。坂をのぼったところで脚がなくなってしまいました。」
うんうん、それなら仕方ないよね!!ってなりますか!?


☆スマートオーディン
これまでは最後方から直線に賭ける競馬でしたが、今回は流れに乗る形の競馬に。それがこの馬にとっては厳しく、脚を消耗してしまったのでしょう。最後は伸びも欠いてしまいました。これほどペースが速くなると、最後方から競馬をするタイプの馬は厳しい展開になりました。


◆次走注目馬
★★グァンチャーレ
これまでOP大将だったのが7歳にして本格化したのか、前走はマイラーズC(G2)2着、そして今回は安田記念(G1)4着。このペースを2番手追走し、最後の直線ではハナを切ったアエロリットに並びかける動き。惜しくも交わされてしまったが、この舞台で4着は素直に評価。次はマイルCSを目標にしているが、人気しないのであれば狙いたい。


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