見出し画像

若いうちの出世は苦労が多い

皆さんの周りには若いうちから出世してる方っていらっしゃいますか? 
世の中どんどん学歴社会、年功序列が崩壊し実利を生み出す人だけが評価され出世していく体制になってきましたよね。
それと同時に若いうちから出世していく方も増えている傾向にあると思います。
今回はそんな新時代を生き抜く若い世代について見聞きしたことをまとめていきたいと思います。

そもそも若い世代は出世したくない人が多い

1つ前の記事にもまとめましたが、労働に対する認識や価値観の変化でそもそも出世したいと考える絶対数は減少傾向にあります。
主な理由としては責任ばかりが増えてリターンが見合わない(時間や手間や体力消費が増えるだけ)、責任を負うのが不安、または責任を持つとはどういうことかを知らないなど。

生活できる最低限の給与で責任は持たず、あとの時間は通話しながらオンラインゲームを楽しみたいという声が僕の周りでは多い印象です。
よって若いうちから出世する方は数年前から比べると激減しているのではないでしょうか?

孤独の中で出世する人たち

そんな環境の中、少数ながらも出世していく若い世代は一定数存在します。
が、彼らは少数なので身近な人からは「すごいがんばってるねー」と自分とはまるで違う存在であるかのように言われるのです。
また自分と同じように考え行動する人が少ないので1人で荒野を進むような感覚でしょう。
世間一般に言われる「意識の高い人」であったとしても進み続けるのはなかなか厳しい道のりだと言えます。
そうして共感性を大切に生きる多くの人々はそれを見て「自分はああはなりたくない」と思い一層出世欲の無い若い世代が増えるのです。

出世する彼らの苦悩

荒波の中をなんとか渡り成長していく彼らにとって一番の苦悩とは何でしょうか?
僕個人の体験としては部下の成長や育成が一番の苦悩でしたが、多くの場合は年齢による経験不足では無いかと思います。
年上の部下との関わり、人との繋がりか業績か、プライベートか仕事かなどなど。
大抵の事は中途半端に思えるくらいがバランスのとれている良い状態ですが、経験不足だとそれに気付けず認めたくもないと思いがち。
どれだけ優秀な方でも年齢と時間にだけは抗えません。
ここが彼らの一番の苦悩ポイントだと思います。

できるだけ苦しまないために

経験不足の若いうちは色々な壁にぶつかり辛い思いをします。
極力苦しまないようにするためには「うまくやろうとしない」ことが大切です。
出世するほどの能力と意欲と行動がある方々なので常に考えうまくやっていることと思いますが、だからこそ少し手を抜いてみるのです。
怒られちゃったなら怒られちゃったでいいや、達成できなかったなら次またがんばればいいや、疲れたなら休めばいいや、です。
人生百年時代の今を生きる上で大切なのは今に全てを出し切らないこと、継続することです。
あなたたちの活躍が一日でも長く続くように願ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?