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流大選手について

こんにちは。
うみです。

久しぶりに、推し選手について書いてみようかなと。
私といえば、というくらい、私がこの選手を好きであることを
知ってくださる方が増えてきた(と思っている)、流大選手
流選手を好きになったのは、本当に最近です。
大学からずっとずっと応援されている方々とは到底並べない、
本当に新しいファンです。

2019W杯、これが、流選手をきちんと認識したタイミングでした。
ロシア戦はリアルタイムで見ていなくて
(当時のトップリーグにあまり興味がなかった)
初めて試合をきちんと見たのはアイルランド戦でした。
早稲田大学の講堂で行われたパブリックビューイングにお邪魔して、
彼氏のお母様と一緒に観戦しました。
(ここの突っ込みどころは一回放置ね。)

当時の私は、世界ランキングなんて全く知らなかったけど
日本が「常勝」ではないことくらいはわかっていた。
まわりの雰囲気からも、彼氏や彼氏のお母さんの言い方からも
「まあ2トライ差くらいまで迫れれば万々歳なのかな」と思っていた。
(彼氏は大学院の友達と別の席で観覧。)
Twitterも稼働させていなかったし、一応メンバーは見ていたけど
大学ラグビーにしか興味のなかった私は、
「やっぱり帝京出身多いなあ」
くらいの感覚だった。
そのうちのひとりに魅せられて戻れなくなるなんて微塵も思わずに。

そんなこんなで始まったパブリックビューイング。
正直、ラグビーの試合をきちんと見るのも久しぶり(半年くらい)な私は
前半は試合の流れを追うので精一杯。
まあ前半は、ボールの動きはあるものの、
「日本代表大活躍☆」とはいかない内容だったので、
まあそうよな、という気持ちで見ていた。

でも途中から、流さんから目が離せなくなってしまう。
なんでか、今でもあんまりわかっていない。
もちろんラックの近くには必ずいるからカメラにも抜かれるし、
目にする機会が多かったからというのは第一にあるのだけれども、
「この人が支柱だな」「見ていて気持ちいいな」
という感覚があったのは覚えている。

ズッコケることを言うと、
特に顔がタイプとかそんなことはなかった。
ただただ、プレーとコートの中での振る舞いが好きだった。

W杯が終わってからは、もちろん流れに乗りつつ情報収集したり、
CMやバラエティー、ワイドショーへの出演も見てはいたけど、
私のメインは大学ラグビーなので、そちらにシフトチェンジ。
パレードも行っていないし、プレシーズンも行っていない。
流さんを再びちゃんと追いはじめたのは、2020年トップリーグでした。

その時は流さんがキャプテンのサンゴリアス
それもあって、流さんはずっと、本当にずーーっと、
練習から試合中も声を張り続けていた。

その姿に目が釘付けになって、流さんばっかり見ていたことと、
相手がブレイブルーパスだったので「リーチ!」コールがすごかったこと、
途中で肩を痛めて流さんが交代したことしか覚えていない。
あと、負けた。


試合の後、前述の彼のお母さんに、
「流さんがずっと声を出していた。かっこよかった。」
とLINEをしたら、教えてもらったエピソードがこれ。

「うみちゃんの流への目のつけどころ、さすがだね!」
と言われ、ちょっとびっくりしたりもした。

その後も、流さんは大好きな選手で、応援してはいたけど、
メインが大学なので(何度も言う)、
なんとなく「いち推し」は大学の選手な感覚があった。
トップリーグと大学の時期もあんまり被らず天秤にかける機会もなくて
「いちばん好き」という感覚はないまま応援し続けていました。

でも、流さんの
(ずっとみんなに声掛けをしているところ、最後まで声が絶対小さくならないところ、グラウンドに響き渡る声質)
裁き(強気で、ちょっと狡くて、速いというよりは優しくて軌道が綺麗)
性格(自分の意見をはっきり言えるところ、後輩をしっかりかわいがるところ、ずっと少年みたいにお茶目なところ、自分の大切なものや好きなものをしっかり守っているところ)
目標がぶれないところ(2023W杯が最後、将来は指導者に)
がすごく好きで、
「一番尊敬している選手だな」という感覚はずっとありました。

そんな中、発表された2021年春の日本代表スコッド
流さんの名前がなかった。
確認した瞬間、頭が真っ白になって、何も考えられなかった。
何かの間違いだと思った。
大変失礼な発言だとわかっているが、
「この選手が入っているのに、流さんがいないのは何故?
今のトップリーグの試合で流さんのなにがいけないの?」と本気で憤った。
サンゴリアスのメンバーがたくさんいたり、
土芽くんや竜司くんなど、代表で見たいメンバーも複数入っていて、
沢山好きな選手のいる私にとっては、楽しい・嬉しい発表のはずなのに
「流 大」の名前がないことからの動揺や不安が、
ほかの嬉しさや楽しみを全部上回ってしまった。

そこではじめて私は、「流さんのこと、こんなに大好きだったんだ」
って気づくことになります。
本当に遅い。笑
「失ってはじめて気づく」とか言うけど、本当にそうで。
「仲の良かった男の子に彼女が出来て、実は好きだったことに気づく」
みたいな。笑

ショックすぎて、「なんで?」しかなくて、
流さんからの言葉を目にするまで、息もできないくらいだった。
(割と本当にずっと泣いていた)

そこからはもう、きちんと自覚して、
「私の中のいちばんは流さん」

いつでも矢面に立ってくれる人だから、憎まれ役も買ってしまうし
なかなか流さんの本心や良さを理解してもらえないこともあるけど
それでも絶対にブレずに流さん。

流さんのプレーを少しでも長く見たいから、
9番でいてほしい気持ちはやっぱり強く持ってしまうけど、
何番でもいい。何分・何秒のご活躍でもいいから、
流さんがつかみ取って挑んでいる舞台を見ていたい。

どんなにうまいSHがたくさん出てきても、
もちろんみんな好きだし応援しているけど、
「わたしの」1番は流さん。

「どこが好きなの?」と言われて「全部」と答えてしまうくらいには
盲目なファンで、流さんのひとつひとつに一喜一憂してしまう。

恋かな?そうかもね。笑

最後に、流さん関連の記事で特に好きなものを。


気が付くのは遅くなってしまったけど、
きっと流さんが現役を引退しても、
ほんものの「おじい」になっても、
私は「流さんがいちばん好き」って言い続ける。

マネージャー時代、ご縁があり、
所属していたチームがラグマガに載せて頂いたのですが
その記事が載った号の表紙は、
大学選手権で優勝して胴上げされている流さんだったという話。
もう、運命だったのかもね。


うみ

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