エンジニア経験の浅さを乗り越えるために

この記事はスターフェスティバル Advent Calender 2023 11日目の記事です。

今年の7月にスターフェスティバルにエンジニアとして入社し、宅配弁当・仕出し弁当の配達・デリバリーサービス「ごちクル」の開発に携わっています。

一方、私は30歳を過ぎてからソフトウェア業界に飛び込んだため、ソフトウェアエンジニアとしてのキャリアは約3年と年齢に比べて短く、そのことについて不安に感じることも多いです。この記事では、スターフェスティバルでの半年間も踏まえて、それを乗り越えるために考えていることを記したいと思います。


これまでを振り返った結果

ソフトウェアエンジニアになったのが遅いということもあり、技術的なビハインドを埋めるのは容易ではないため、キャリア開始当初から技術的に深堀るというよりはマネジメント方面に伸ばしていくことを強く意識していました。前職ではエンジニアリングマネージャーを経て、最終的にはVPoEとして開発チーム作りや運営に携わっており、マネージャー目線の知見を深めるためにCTO協会のイベントやエンジニアマネージャー向けのミートアップにも参加してきました。

その後、今年の4月から転職活動をすることになり、自らのキャリアを振り返る機会が生まれましたが、その中でやはり技術面の壁が大きいということに改めて気づくことになりました。実際の現場で開発を動かしていくことについてはある程度自信がつきましたが、Webアプリケーションについての知識や技術が足りておらず、それがいずれ足を引っ張るであろうことが予想されました。

そこで、長い目でみてマネジメント方面に進んでいく大筋はそのままで、それより短期的な目線で数多く手を動かして、まずはしっかりWebエンジニアとしての地力をつけることに軸足を置くことにしました。

それを踏まえて転職活動を行った結果、

  • 最初はいちエンジニアとして開発現場でしっかり手を動かし、その後のマネジメントについても見据えることができる

  • 「ごちクル」を中心に大小様々なプロダクトがあり、数多くのプロダクト開発に携わることができる

  • 基本的なロジックを組み立てる力やキャッチアップ力には自信があり、会社の掲げるバリューを最大限発揮することができる

といった上記のことが決め手となり、スターフェスティバルへ入社しました。

いま取り組んでいること

現在、ごちクルの法人向けサービス「ごちクルBusiness」の開発チームに所属しています。

ごちクルが歴史あるプロダクトなのに対して、ごちクルBusinessはリリースから約半年とまだ日が浅く、普段業務で関わる部分だけでも様々な技術スタックやアーキテクチャに触れています。

また、前職では基本的にフロントエンドに軸足をおいた開発を行っていたため、Tech PMと相談のもと、フルスタック気味にプロダクトの開発・運営に関わりつつ、まだ経験の少ないバックエンドの開発にもじっくり携わっています。入社時には、その直後から動き始めた機能開発に取り組むことになりましたが、順調にリリースまでたどり着くことができたのは大きな自信になりました。

技術的な部分だけではなく、お客様に一刻も早く価値を届けることが何よりも重要だと考えているため、エンジニアだけでなくプロダクトを取り巻く様々な人と協力しながら、それを達成するために業務に取り組んでいます。

これからについて

年齢としては30代も半ばとなって若手と呼ばれる年齢はとうに過ぎ去り、理想と現実のギャップもまだ大きいですが、今の経験がいずれそれを埋めてくれると信じて、日々の開発・運営に取り組んでいるところです。

経験の浅さを乗り越えるためには、自分の長所を最大限活かすことが重要であると考えています。自らの強みであるロジック力・キャッチアップ力を活かし、開発現場と並走しながらプロダクト開発を加速させるリーダーになれることを中期的な目標に見据えて、一回り大きなエンジニアになれるよう努力を続けていきたいと思います。

最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。


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