一人は寂しいって誰が決めたんや?



昨日インスタで告知するのは恥ずかしいと文句を言っていたら、ストーリーに「プロフィールから飛んで」という文言を載せ忘れました。通常100前後あるアクセス数が半減しました。結果的に良い実験になった気もしますが、メンタルって大事だなと思いました。
今日は一人って意外と楽しいという話をしたいと思います。硬い文章にすると上から説教みたいになりがちなので、柔らかくいきたいです。

僕は昨年、大学に進学しました。東京から京都に行ったので知り合いは一人もいません。でもその時点では、沢山友達を作りたいと思っていました。だから寮に入ったのです。色々オブラートに包みたいですが、あえて明確に言うと、寮では友達がほとんどできませんでした(リアルに三人くらい)。

最初は友達が欲しかったわけで、ガイダンス等ではけっこう目立った存在になることが出来ましたが、そこから友達が出来ることはありませんでした。ご飯もお風呂も自分のタイミングでしたい。という気持ちが勝ってしまったのです。友達を作ろうとすると、徹底的にそれらのタイミングを合わせなくてはいけません。少なくともうちの寮ではそうでした。

夜は皆、誰かの部屋に集まって深夜まで遊んでしましたが、僕は11時に寝たかったのです(別にとがっているとかではなく、沢山寝たいタイプ)。元々自分は学校で楽しく過ごす分、家では大人しくしていました。夕ご飯で一言も話さないなんてしょっちゅうでした。なので、自分の時間が完全に無くなるというのは、受け入れられなかったのかもしれません。

まあそうなると、直接話せば普通だけど、いつも何しているか分からない奴になり、直接話す事をためらう人が続出し、一人になりました。一人暮らしで一人になるのは構いませんが、150人の寮内で一人というのはなかなか寂しいものです。かと言って今更どこかの輪に入って行く勇気も無かったので、一人を楽しむ事に決めました。

まず、大食堂での食事は、YouTubeを見ながら摂るようになりました。にけつッという、千原ジュニアとケンドーコバヤシのトーク番組が20分で終わり、食事にちょうどよかったので、ほぼ全て見ました。その後、キングコングという日本最大のオンラインサロンを運営する西野亮廣と、ユーチューバーカジサックが組んでいるお笑いコンビのトークチャンネルをひたすら見ました。

にけつッでは、喋りだけで人を笑わせるプロの凄さを実感しましたし、軽視しがちだった、感情や雰囲気ではなく言葉で内容を伝えるという行動の大事さに気づきました。それが後に友達と電話する際に笑ってもらいたい。言葉で伝えたいという情熱に繋がったと思います。

毎週キングコングでは、チャレンジしても世の中から受け入れられなかった二人の話を聞いたり、具体的な活動を学ぶ事で今のnote毎日投稿に大きく繋がる等、予期せぬ効果が沢山ありました。芸人さんのトークは本当に面白くて、僕は広い食堂の真ん中のテーブルで毎食スマホを見て爆笑しているぼっちになってしまいました。

あいつぼっちか、可哀想だなと色々な人に思われたでしょうし、そういう視線も感じましたが、友達と食べているのに皆スマホを見ている奴らよりも遥かに笑っていましたし、有意義な時間を過ごせたので、気にしていないです(笑)。

次の攻略相手は休日でした。大学で出来た友達とも、家が遠かったりバイトで忙しかったりと、休日に遊ぶ事はあまりなかったのです。寮生は連れ立って遊んでいましたが、当然誰からも呼ばれなかった僕は、一人で街に出ることにしました。この経験がまた、僕の世界を広げてくれました。

とにかく京都の街を歩きまくりました。観光地に行くというよりも、普通に街を歩いただけですが、神社仏閣等の古いものから、オシャレな最新ビルまで新旧が混在している京都は何キロ歩いても飽きません(今では終電を逃すとワクワクするくらい)。そして気になるお店に入りまくる(記憶力がないのでグルメや洋服通にはなっていません)。どれも友達と一緒でも出来ますが、一人の方が気を使わない分、思う存分動けました。

このように一人で楽しむすべを知ってから、友達付き合いが楽になりました。今までは何としてもこの人から友達として認められて、仲良くしなくてはいけない!と思って肩に力が入っていました。嫌われないか必死でしたし、どうしたら好かれるかなんて知らないので迷いました。好きでも無い人にくっついて苦しみました。

でも一人の楽しみ方を知ってからは、友達も欲しいけど、別に無理して作らなくても大丈夫。というスタンスで人と接する事ができるようになったので、逆に友達が増えました。一人じゃないと嫌だとか、友達と常に一緒にいないと嫌ではなくて、どっちでも楽しめる。そういう気持ちになれば、人間関係が楽になります。

今のままで楽しい人には関係ないかもしれませんが、人間関係で悩んでいる人には、一人で楽しんでみるという事をおすすめします。「一人で寂しいのに、強がってるww」と言ってくる人もいるでしょうが、一人の楽しさを知らないのは逆に可哀想だなと思い、気にならなくなりますよ。

僕が寂しそうに見える人は、電話して確かめてくださいね。もっといい感じで充実してるのを説明します。コメント、感想、共有等してくれると嬉しいです。

明日は「コミュニケーション能力を信仰し過ぎじゃない?」みたいな内容にしようと思います。明日も見てくれたら本当に励みになります。

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