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自分にとって満足度100%の日々とは

「あなたは繰り返される日常に満足していますか?」
と聞かれて、胸を張って「はい!」と答えられる人は、どれくらいいるのだろう。

私は、全然満足できない日々を送っている。
そんな日々を創り出しているのは、紛れもない、自分なのだが。

十人十色、人によって「満足度100%の日々」の定義は異なるだろう。
私も、今まで一人で考えることはあったものの、大学のサポートルームの面談で人それぞれであることに改めて気づかされた。

私にとって、満足度100%の日々は、一言でいうなれば「生産性のある」日々だ。

例えば、私は中高の頃から一人では勉強できないため、毎日自習室に通うほど、人目がなければ行動ができない。「私専属の監視員アルバイトが欲しい」と思っていた。
小学生の頃から、いつも長期休暇の課題はギリギリ。
「私にだけ一週間くらい早く始業式の日を伝えてくれたら、余裕を持って終わらせられるのになぁ。」と思っていた。
自分から通いたいと言い始めた公文も、毎週家を飛び出しては、一週間分の宿題を隣のマンションの駐車場で隠れながら、辺りが真っ暗になるまでして、教室から電話がかかってきて、親に怒られていた。

大学生になった今でも、今までギリギリでもなんとかなってきた自負と、
むしろ追い込まれて始めた方が、短時間で効率よくできるのではないかという謎の自信から、いつも課題はギリギリ、
めんどくさそうなことや、時間がかかりそうと判断したものは、先延ばしにしてしまう。
その日一日で締切の課題がなければ、明日締切の課題に手をつけようと思いつつも、ダラダラして一日を終えてしまうし、
キャンプの準備もいつも前夜に夜中まで時間をかけて、当日になって一人では到底運ぶことができない想像以上の量に絶望することになるし、
好きなアイドルの島動画でさえ、1分越えのものが連続で一気に投稿されると、Twitterのブックマーク行きになり、なかなか消費されない。
(その癖、実際に手を付け始めると「全然大変じゃなかったじゃん‼︎もっと早くすればよかった‼︎」となること100%なので、本当にタチが悪い。

そんな私だけど、本当はコツコツできる人になりたいなぁと思うし、
大学3回生になった頃ぐらいから、「願いが一つ叶うのなら」の答えは
「優しくてイケメンなお兄ちゃんが欲しい。」から「ギリギリ人間脱却の能力が欲しい。」に変わっていった。

そんなダラダラしてしまう私だが、ダラダラすることは好きだけど、
もれなく自己嫌悪の気持ちがついてくる。
大学生になってから、一日中家で過ごすとだらけてしまい、一日を無駄にした気分になり、自己嫌悪に陥ることに気づいた私は、用事がなくても1日一回は外に出ることにしている。
外に出ると、動いたり、喋ったりする人々が見れて、外界と繋がることで、私もこの世界で生きてるんだなぁという気持ちになる。

かといって、外に出ると、それなりに時間もお金もかかってしまうため、若干の自己嫌悪にはなる。
でも、やっぱり家にいると、これといった趣味もなく、だらけてしまうのだ。
いつも家にいるときは、ひたすらTwitterとTikTokのスクロールを繰り返して、一日が終わる。
私はゲームが趣味の人って、理解できないなぁと思うところがあって、それは人がプログラムしたものの中でそんなに必死になることに楽しさが見出せないなぁと思うわけだけど、
結局私も、人が作ったものを消費しているだけだよなぁと思うのだ。

もっと、家でも有意義な時間を送れるようになりたいし、
かといって生産性のある趣味ってなんだろうって考えても、「どれも趣味にするとめんどくさそう」が勝ってしまうのだ。

その反面、キャンプは一日中人と関わって、自分から創り出すことができるし、やっぱり一日を有意義に使い果たせたなぁという気持ちになる。
かと言って、将来を考えると、じゃあ仕事を趣味にして生きるっていうのも、味気ないなぁと思う。

一人じゃなく、人と過ごしている時間にも、そこに有意義性を見出せるので、そこをもう少し深ぼって、有意義な日々が送れるようにしたいなぁと思う。
彼氏とか、家族ができたら、また変わる気もするけどな。

あとは、いまの私の中では、課題とか部屋の片付けとか、荷造りの準備はしょうがなくしなきゃいけないタスクだと思っているから、家で1人で時間を割こうって動けないんだと思う。
でも冷静に考えたら、学生の本文は勉強だし、荷造りだって生きていく上でこれからもすることだし、普通に必要な大事なことなんだよな。
一つ一つのことを、大事に取り組むことが有意義な時間に繋がるのかも。

模索しながらも、死ぬときには、「自分は満足した日々を生きた!」と胸を張って言いたいな。

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