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総括すると、メイクにやっとハマりだした話。

ちょくちょく私のnoteに出てくる
「人は何度も経験したことは、そのうち飽きて
そこまで執着しなくなる。」ということ。

きっと、私が非日常にワクワクを求め、
そんな感情に溢れた日々を過ごしたいと
物心ついた頃から思っているからこそ、
どうすれば常に非日常を味わえるのか模索しているからだと思う。

そして、その反面、自分が抑制されていたもの
子どもの頃にやりたくてもできなかったこと、
買ってもらえなかったものは、大人になって
自分でお金を使えるようになるとハマるという
傾向があるように感じている。

例えば、私の中高時代のある友人は
学生時代はゲームに全く縁のない子だったが、
高校で友だちに影響されてボードゲームや
TRPGをするようになり、大学生になった今、
スマホゲームをしたり、自らプログラミング
してゲームを制作するまでになった。

きょもやふっかさんのように、大人になって
フィギュアやポケモンカードにハマる人も、
子どもの頃はたくさん買えなかったけど、
大人になって自分のお金で買えるようになって…
という人が多いんじゃないかと思う。
(結構前に、テレビで人形コレクターの人が
子どもの頃は買ってもらえなくて、
その反動で…と言っていたのをみて、
すごく腑に落ちたことがあった。)

こういう人を否定しているわけではなくて、
それっていいよね、ということを言いたいのだ。

そんな私もいま、コスメにハマっている。
私は小学生の頃から、ファッションが好きで、
雑誌を買ったり、服も買ってもらったり、
誕生日やクリスマスプレゼントには、お高めの
ブランド服を買ってもらったりしていた。
(ブランドって言っても、ナルミヤとかだけど)
そして、中高生の頃にはこっそり化粧品を
買ったりして、母に怒られていた。
(母から怒られて、化粧は良くないことなんだと思ったりもして、買うのに満足するだけだったけど)
そんな時期を経て、大学生になると
逆にそこまで服に興味が湧かなくなり、化粧も
薄い方がいいと思いながら過ごしていた。

むしろ、中高時代に味わえなかった
仲間と熱中することや、はっちゃけることを
ボランティアに入ってから覚え、楽しみ、
大学生というよりも、やっと元気な高校生っぽいことができるようになった自分に満足していた。

そして、社会人目前にして、現在、
私はやっと一般的な女子大生らしいメイクを覚え始めた。

これまで何度か挑戦しても、諦めてきたアイラインも、引きやすいものを見つけてやっと、
その可愛さに気づくことができた。
(エテュセのオレンジブラウンのジェルライナー
かわいい!)

なかなか定番アイテムになることのなかった
マスカラも、やっと自分の求めている
ナチュラルで、繊細で、でもダマになりにくく
綺麗につくものに出会えた。
(ロムアンドのブラウン色も自然でかわいい!)

流行からがっつり遅れているが、化粧下地や
カラー下地、毛穴レスみたいなのも取り入れ始めた。

それに合わせて、アイシャドウも目尻に三角に
影を入れてみたり、ハイライトも初めて手に入れて塗ってみている。

私史上、最高にかわいいメイク!
いちばん、現代女子大生っぽい!

これは、平日でもコンタクトをつけて、
ヘアセットをして、メイクをして出掛けたくなってしまうくらい!

きっとこれも、髪を切ったおかげだと思う。
2021年3月、就活に本腰を入れるために、
暗く染めてから10か月。
ずっと伸ばしっぱなしにしていた髪を
ばっさり顎下のショートにし、
今どきの薄い前髪も作った。
髪色も、久しぶりに染めてつむじから毛先まで
綺麗に同じ色に染まった。
(これは…茶色かな。入れた色は、緑も少し入ってるけれど、結果的にカワウソカラーな気もしてきた。)

怒涛の2021年を共に過ごした髪に別れを
告げ、新しい自分に生まれ変わった私は、
前よりも明るく、かわいく、おしゃれになった気がしているのだ。

…ちょっと、いやだいぶ、最初に書いていた
内容からずれてきている気もするが、
つまりは人って、いまお金を使っていることや
ハマっていることから、その人の人生も少しだけ垣間見える気がして、おもしろいな。
私って、ライフステージを実年齢よりもいつも
一段階遅れて追いかけているの、おもしろいな。ということをただつらつらと書きたかったのだ。

そのおかげで、子どもっぽいと言われたり、
実年齢よりも下に見られたりするけれど、
我ながらそんな我が人生も悪くないなと思っている。
それが自分の良いところでもあるし、
歳をとった時に実年齢よりも幼く見えるって
結構なアドバンテージじゃないかと思うのだ。

もちろん、大人っぽい人に憧れることもあるけれど。
私は私のペースで、私の人生を歩むのだ。

〈1886文字〉

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