若かったあの頃
今から22年前の春、付き合っていた人から中古バイクを10万円で譲ってもらったことを思い出しました。
HONDAの88年式CBR250R(絶版車)で、中古市場での流通も少なくなりつつあり、交換部品もやや苦労する上に色々なオーナーを経ていたであろうことからも、まあよく不具合を起こしたものです。
それでも9年半大事に乗り続けました。
今になって思うのは、中古の絶版車を免許取りたてのズブのバイク素人が乗るなんて、絶滅危惧種の動物を一般人が飼育するに等しい暴挙だったな、ということです。
きっと好きな人が乗っていたバイクを譲り受けるというロマンに酔っていたのでしょうね。
若気の至りも甚だしくて赤面しちゃいます。
その後も2台ほどバイクに乗り、大きな怪我も事故もなく、今年の1月にバイク人生に幕を下ろしました。
人生最後のバイクは、新車(YAMAHA YXF250R)でした。驚くほど楽で安心でした。
いずれにしても、どのバイクにも感謝して止まなないのです。本当にありがとう。
こんなに素晴らしい乗り物に出会える環境にいられたことを、奇跡だと思っています。
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