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ペンドラゴンの騎士

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20世紀初頭英国。この国では国家治安や文明の発展に尽力する公的組織『ペンドラゴン十三騎士団』が存在していた。 これは、彼等の活躍や苦悩、そして水面下の激情を描く物語。 ・・・・…
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2024年3月の記事一覧

第二話/ブラッド・ルージュの誓い⑤【ペンドラゴンの騎士】

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第二話/ブラッド・ルージュの誓い④【ペンドラゴンの騎士】

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第二話/ブラッド・ルージュの誓い③【ペンドラゴンの騎士】

三章/異端の子ども  物心ついた時から、他とは違うと自覚があった。違和感と言うべきだろう…

二話/ブラッド・ルージュの誓い②【ペンドラゴンの騎士】

二章/風変わりな騎士  その出会いは、突然訪れた。 「待ちなさい。聞いているのですか、待…

二話/ブラッド・ルージュの誓い①【ペンドラゴンの騎士】

一章/裂斧の騎士 「いやだ、いやだ……死にたくない……!」  曇天。土の上に一人、兵士が…

第一話/ガーディアン⑤(最終話)【ペンドラゴンの騎士】

五章/騎士の魂  珍しく晴れた、麗らかな空。胸のすくような風。こんなにも素晴らしい朝の日…

第一話/ガーディアン④【ペンドラゴンの騎士】

四章/作戦  曇る街の空の下、ロンドン=ペンドラゴン城の裏口から出てきたアリスター一行。先ほど手続きを済ませてきた彼らの服装は騎士団の制服でも囚人服でもなく、道を歩いても何の違和感もない、一ロンドン市民の装いを身に纏っていた。 「わぁ、こんなの着るの久しぶり。ねえ先輩先輩! 私の格好変じゃないですか? ねえ、ねえっ!」  眉を情けなく下げ、古びたコートをつまみ上げるキャロル。くるくると回り裾を気にする姿は、正に年相応の少女そのものだ。普段制服ばかり身につけている彼女にと

第一話/ガーディアン③【ペンドラゴンの騎士】

三章/閉ざされた心  ようやくアリスターが口を開いた。女は艶やかな黒髪をふわりと靡かせ、…

第一話/ガーディアン②【ペンドラゴンの騎士】

第二章/鴉の居城  テムズ川のほとりの一端を陣取るそれは、ビッグ・ベンと並ぶこの街のラン…

第一話/ガーディアン①【ペンドラゴンの騎士】

一章/ロンドンの守護騎士  守護騎士(ガーディアン)。其れは英国の〈守護〉を使命とする騎…

第0話/竜の居城の騎士たち 【ペンドラゴンの騎士】

 一九二三年九月、英国ロンドンの中心部。テムズ川からそう遠くない位置に、その城はあった。…