編集記を書いてる場合ではないのだけれど。|タブロイド編集記
昨年12月頭から、タブロイドのある企画の取材を進めてきた。活動拠点にお邪魔したり、喫茶店で待ち合わせたり、市内各地でお話を聞いて回り、その度に500文字ほどの原稿を作る。
ようやく最後の取材を終えた今、バスに揺られながら、私はとても焦っている。紙面に載る原稿はおそらく大丈夫だ。タブロイド制作チームのメンバーがいて、京都市の担当者の方々が見守ってくれているから、私に何が起きようとも後は彼らが進めてくれるだろう。
問題は紙面からこぼれ落ちた言葉たちだ。まだ私の汚い手書きメモと