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メガネをかけることがイヤだった

こんにちは。ユーイチロー(U1)です。

今回は題の通り、「メガネ」に関しての
ボクの考え方や過去を振り返りたいと思います。

正直、「メガネ」「ボクの過去」には深い関係性があるので
今回はこちらをお話ししたいと思います。

↓メガネとは無縁の時代↓

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※この写真は2歳頃に撮った写真。身に付けていた洋服のサイズが大きくズボンがズリ落ちそうになったのを直す所を撮られた瞬間です。髪薄いですね。


第1章 メガネとの出会い

初めてボクとメガネが出会ったのは小学校に上がった1年生の9月。
夏休み明けの視力検査で、「矯正必要」という書類をもらいました。

元々、家柄的にも視力が良い方ではなかったこともあり、遅かれ早かれかけるもんだと頭の片隅にあったが、思った以上に早かったなぁって今思うと感じる。

メガネを新調しにいくために、両親とメガネを購入しに行った。
初めて買ったメガネは、丸メガネで度数も低く、
フレームも細く、ネイビーのキッズ向けのメガネでした。

初めてメガネをかけた時は、
くっきり周りが見えるなくらいの気持ちでした。
ここから自分がメガネで悩む人生を歩むとは
1ミリも感じていないままメガネをかけて初登校しました。

第2章 メガネをイヤになった瞬間

初登校の日。
集団登校では、姉と一緒に通っていたのもあり、
特に何もなく教室に向かいました。
朝の会の前に、ボクの小学校では週に2~3回
外部から読み聞かせの先生が来ていました。
読み聞かせの時間になり、いつもと同じく机を後ろに下げ、1番前の席に座ると、そこで友達からある言葉を言われたのが全ての始まりでした。

あ、ユーイチロー 今日メガネかけよる。
メガネザルみたい。
ねぇ、みんなユーイチロー メガネかけてるよ。

子供ってときに時に残酷な言葉を言います。
今思うと大した事ないし、全然笑に変えれるくらいタフですが、その当時のボクは誰よりも恥ずかしがり屋で、人から注目を行けるのがすごく苦手でした。
ましてや、自分の仲の良い友達から言われた言葉がショックでした。
その一言から、みんなが本を横目にボクの方をチラチラ見て、
目が合うと避ける瞬間が度々経験し、ボクはもうここで決心しました。

「今日以降は、メガネをかけない。」

この日以降、ボクはメガネを家の引き出しに封印しました。
メガネをかけているボクが嫌いになり、
メガネそのものも見たくないという気持ちになってしまいました。
何気ない一言でここからメガネに対して苦しむ人生を辿る。

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第3章 メガネとのすれ違い

この件以降、ボクはメガネを一切かけずに小学校生活を過ごした。
でも、読んでる方もお分かりの通り、メガネや矯正器具を付けないと視力はどんどん低下し、挙げ句の果てには黒板の字も目を細めて見るのが癖になってしまった。
メガネをかけずに学校生活を送れていたことが、今思うとすごく不思議なくらいだった。

両親や周りの大人は、ボクがメガネをかけない理由を問いただすこともせず、ボクも誰にもこの悩みを伝えることはなかった。

メガネをかけない生活を送る上で、
1番の弊害を感じていたのが授業での黒板の板書
先生によっては字の汚さや大きさで見える、見えないがあったため
わざわざ隣の席の友達にノートを見せてもらったり、昼休みにノートを借りて写したり、「二度手間で眼鏡かければよかったやん。」って思うかもしれないが、それくらいメガネをかける事がイヤでした。

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そして、ボクの学校生活で命がけに取り組んでいたのが席替え
ボクの学校は席替えが2ヶ月に1回くらいで行われていた。
そろそろ席替えが来る時期になるとボクは心の中でドキドキしていた。

「1番後ろだけは避けたい。
 絶対前を引いてやる。」

ボクにとっては座席の位置でその都度の成績や学習の成果に大きく左右されやすため、その時は命がけで席替えに取り組んでいました。

しかし、転機なことに5年生あたりからは、
授業に置いてきぼりになっている同級生
授業中騒いでしまう同級生
頭は賢いが女子から避けれている同級生など
クラスで先生1人だけでは手を焼いてしまう子の
世話係的なポジションを無意識的に確立し、
1番前の先生の机の席にセットで座る事が多くなった。

今思うと、席替えというコンテンツをもっと楽しむべきだったが、ボクはこうするしか学校では生きていけなかった。
そんな生活を6年間ボクはやり過ごして、卒業しました。

第4章 コンタクトレンズとの出会い

中学校に進級するタイミングで、
視力で裸眼では0.3くらいしかなく
スポーツや勉強するにも障壁が出てきてしまうくらいに悪化しており、
掛り付けの眼科の先生にコンタクトを勧められました。

初めてコンタクトレンズを装着した時、目に異物を入れることに最初は抵抗がすごくあったが、コンタクトを入れてパチパチと瞬きをした瞬間の景色を今でも覚えています。

部屋の明るさ、人の輪郭、服の色合いなど
すべてがクリアで6年間常にぼやけていた映像から解放された瞬間だった。

この、コンタクトの出会いがボクのメガネとの再開を担う「架け橋」になってくれた存在になりました。

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第5章 メガネに惹かれた瞬間

中学からはコンタクト生活になり、
外ではコンタクト、家ではメガネという生活になっていきました。
周りの友達も、自分がメガネやコンタクトをしている事が普通になり、
ボク自身も装着している事は普通になっていきました。

高校に進学しても、この生活が同じでした。
だけど、心のどこかではまだメガネという存在には少し抵抗があった。

そんな時、ある事がきっかけでメガネに惹かれる瞬間ができた。
中学時代からも、頻繁に映画を観ていたが、
高校に入りその映画に対しての熱は
さらにヒートアップしていた最中、
あるアメリカの映画俳優にすごく影響されました。

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彼の名は、マット・デイモン
数多くの映画に出演し、映画好きな人で知らない人はいないだろう。
彼の出演映画の代表作として、「ボーン」シリーズや「オーシャンズ」シリーズ、「オデッセイ」などそうそうたる俳優陣と共演しているアメリカを代表する俳優さんです。

彼の主演作の1つに2000年公開された「リプリー」という作品。

↓「リプリー」の予告編動画(英語版)↓

その中で、主人公のトム・リプリー役のマット・デイモンはメガネをかけた青年を演じた。

彼が装着していたにメガネがボクは
映画を見えている間ずっと気になっていた。

ただ、演出の一つの道具としてのメガネにすごく惹かれた。

その後、彼が映画中で装着していたメガネがどんなメガネかを調べ、
「アメリカンオブディカルの50年代物のヴィンテージメガネ」ということを知りました。

調べれば調べるほど、メガネの奥深さやメガネがファッションの一つであり、身に付けたメガネ次第で雰囲気やイメージが変化するいうことを学びました。

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この時はじめてメガネを装着する事がかっこよく、
自分がスキと思うメガネと出会えてなかっただけだと自分の中でメガネに対しての価値観がガラリと変わった瞬間だった。

第6章 メガネをスキになって

今では、メガネを掛けたいと思う日が増えた。
今日はコンタクトではなく、メガネで過ごしたい。
この洋服とはこのメガネをファッションの一部に取り入れた方が
バランスが整うなどメガネに対しての愛着が湧いております。

ちなみに余談ですが、
今ボクが使って使って愛用のメガネはRayBanのRB5154というモデルです。
※もう生産はされていないタイプの型番です。
※ボクのメガネはブロータイプというメガネです。

ブロータイプ
→眉毛部分のブローと、
中央のブリッジが一直線のバー状になったデザインの総称。
ブロウとバーのみが繋がっていることで、目元が強調されてインパクトを与えてくれます。
使用する素材やリムの太さによって、
すっきりさせたり個性的なイメージを持たせたりもできます。

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↓新作のバージョンはこちら↓

最後に

読者のみなさん、いかがでしたでしょうか。
今回は、「メガネ」「ボクの過去」の深い関係性を時系列ベースでお話しさせてもらいました。

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今回この内容から伝えたいこととして、
何か嫌いものや自分のトラウマなモノも
ひょんなことでスキになり、
自分の価値観や考え方を変化させてくれる瞬間がある
ということです。

自分のスキに素直に向き合うことこそが
人生を楽しむ1番の近道かもしれません。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
それじゃ、また。

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