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年度始めから保護者会でトラブった話~オンラインって難しいね~

チビが保育園に通ってます。今年から保護者会の役を引き受けました。コロナということもあり、対面でのやり取りが難しいのでオンラインコミュニケーションになるんですが、早速トラブったので報告です。参考にしてください。(内容や人物像は若干ぼかしてます)

ことの発端

いきなりSlackを突っ込んだとかではなく、LINEでの話。まあ、みなさん使ってますよね。今年度予算案ができたので、会長よりLINEグループに資料が投げられました。慣れている人は知っていると思うけど、LINEはPDFの添付ができる。が、会長にそんなスキルがなかったようで、資料を撮影した写真が投稿、しかも、端部が切れてた。

大胆すぎて新鮮

まあ、ここまではいいんですよ。50歩くらい譲って。ただですね、予算案って、行政でも企業でも議会でもいちばん面倒で意見が出る議案を説明もなしに投稿するもんだから、事情とか思惑がわからないうえにコロナで行事が変わったりして「ツッコミどこ満載」なんです。大胆すぎて新鮮です。
ほとんどの人は「確認しました」と返事をするんですが、この手の資料に見慣れてる人からすれば「???」が多いわけですよ。

フラグが立った!

今回は総会を開かない、ってことだったので書面評決となり(なお、総会を書面評決で代替することについて規約では触れてないので、これも微妙)、そうなると例年より丁寧な資料作りが必要なのは、そこそこの会社規模でお仕事してればわかりそうなもんです。僕も気になったことがあったので質問しました。実はこのあたりから違和感が。はい、フラグです。

緊張した空気がLINEに漂う

実は役員は一度、顔合わせをしてるものの、顔と名前が一致しないレベルで、お互いに信頼関係もまだまだ築けてないし、どういう人格の人かもわからないけれど、予算案という難易度の高いディスカッションをLINE上でするわけですよ。敵なのか味方なのかわからない緊張感が走る。敵ってことはないか。これまで相手がよくわからない状態での議論は僕もあまり経験がなく、正直、真実の追求はほどほどにしておこう、と決めました。メンバーもオンラインでのディスカッションに慣れてなさそうだし、うまく行かないだろうとすぐにわかったので。

熱い保護者登場!誰か水かけろ!

ところがですね、お一人、熱い保護者(Zさんとします)がおみえでして、「書面評決ならもっと丁寧に記載したほうがいいんじゃないか」とやりとりが発生。こういうときはグループの長が場をうまく収めるはずなんですが、あろうことか会長が他の意見に合わせて「私もその記載はいらないと思います」、ってバッサリ。おい!なに、孤立させてんだよ!水かけろとは言ったが、池に突き落とせとは言ってない。すでに信頼関係ができてても、危なっかしい発言なのに。大丈夫かな。

誰かフォローする人がいる

するとZから「私が考え方がおかしいんですかね。。。」とやや落ち込んだ発言が。Zの考えは一般的なホワイトカラーで役職者や外部とやりとりする立場ならありえる発想で、そんなに違和感はなかったけど、ここのメンバーにご理解いただけないようで、話しが平行線になってた。あー、これはまずいなと思い「書面表決ってことを考えるとそんなにおかしくないと思いますよ。○△※×… …」と軽くフォローを入れたら会長がことのヤバさに気づいたのか、慌ててフォローに回って、という感じで、その後にいろいろやり取り経て、収束しました。文化の違いですね、異文化交流。

学び(テストに出ます)

この件は園側でもかなり懸案となり、当日のことについて僕もあれこれ聞かれました。

原因としては
1.予算案について説明がないまま議論が始まった
2.関係者間の信頼関係がまだ整っていない
3.テキストメッセージだけのディスカッションで発言に冷たさがある

ことかと。お互いが分かってて慣れてればいいんだけど、この時点の環境からはこの議題は難易度が高かったかな。じゃあ、どうすればよかったのかと振り返っても、せいぜい議案説明をしたほうが良かった、くらいしか浮かばない。ちなみに例年だと園側から予算について説明の場が用意されるので、今年はいろいろイレギュラーだったと思う。

真相は…

犯人探しをする必要もないけれど。でも、元はと言えば
「予算案ができてるんですけど、どうしましょう」と園で聞かれたので
「とりあえず、LINEに投げてもらえますか」と言った僕が原因かもしれない…ごめんなさい、Zさん。僕が元凶です。

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慣れてても、予算案をチャットベースでディスカッションするのは難しいので、どうしたって無理かも。みなさん、どうしました?

なお、ZOOMミーティングとかLINEのグループビデオ通話とかはきっとみなさん無理です。

画像は全宅ツイ不動産チンパンジー情報にて連載中の漫画作品「新宿太郎総帥伝説」の作者の鴨鍋不動産氏の意向で、全チン読者向けに二次創作用のコマ別画像をプレゼントいただいた物を使わせていただきました。ありがとうございます。

#保護者会 #オンライン #トラブル

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