妥当性の論理

Day228.妥当性の論理

あけましておめでとうございます🎍

令和初日からはじめたこのnote。
すでに記事は228本目になりました。
今年もよろしくお願いします。

さて、「ORIGINALS」より!
今回はpart6に「妥当性の論理」について
言われてみればそうかもしれないって思う事ばかり。

これはしつけにも使える論理です。

手の清潔は患者を病気から守ります。
手の清潔はあなたを病気から守ります。

これはある病院でせっけんや消毒用ジェルの容器の
周りに2種類のメッセージを設置して
その後、2習慣の医師・看護師が患者と接触する
前後に何回てを洗ったかを調査したそうです。

この「あなた」を「患者」に変えただけで
医療関係者は10%も頻繁に手を洗い
ジェルの使用量は45%も増えた様です。

自分の事を考える②は

「結果の論理」

①は患者の事なので

「妥当性の論理」

が働く。

妥当性の論理の場合
”私という人間は、こういう状況でどうするべきか?”
と考えて
自分のアイデンティティと向き合う事になる。
どういう人間でありたいか?が行動を決める。

ここで大事なのは
「自身の行動が他者に与える影響を強調する事」
ですね。

お前がそんな事したら親が悲しむぞ!とか
まぁ親が悲しむかどうかは別にして
ダメなものはダメなんですが
相手に対しては踏みとどまる理由になったりします。

次は躾について。
子供が、善悪の判断力をつけるには。
道徳的規範は、子供が正しい行いをした後に
親がどう声をかけるかによって変わってくる。

「行動」を褒める:行動は強化され、良い行動を繰り返す。
→結果の論理(行動に訴える)
「人柄」を褒める:自分のアイデンティティの一部として取り込む。
→妥当性の論理(人格に訴える)

良い点数が取れたね!
いつも勉強してるからだね。

まぁ一見すると悪くないですが
行動に着目すると「結果の論理」が働いて
とりあえず点数が取れれば、何でも良いのか
(不正とかインチキしても良いのか?ってなっちゃう)

不正をしないで下さい
→不正を働く人にならないで下さい

不正をしないで下さいだと
1回くらいいいかなぁって気持ちになりますが
不正を働く人”と言われると
急に後ろめたさが増しますよね。

不道徳な行為がアイデンティティと結びつき
不正をする事が減ります。

飲んだら乗るな
→酔っ払い運転手になるな

強調する対象が行動から人格へ移ると
その人の判断が変わってくる。

これって色々な場面で使えるから
ものすごく有用な論理だなぁって思いました。


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