#50 おともだち。【箇条書き日記】
今日の昼ごはんは、たまごパスタ。
ウインナーと舞茸も入っとる。
それにブラックペッパーをかける。
うまい。
ニンニクも、きいとる。
子「どっか連れてってー」
俺「どこに行きたいんかー?」
妻「わてはどこでもえーどー」
子「大ピンチずかんが欲しいー」
俺「じゃあ本屋やなー」
妻「わてもなんか買ってもーらおー」
どしゃぶりの中、車だす。
トヨティストヨティスー。
15時。
ショッピングモールに到着。
さっそく、本屋へ。
なんか話題みたいやな。
めっちゃ平積みしてあるやんけ。
しかも「2」まで出とる。
妻「最初はワンからやの」
レジダッシュ。
いきなり目標達成。
息子、嬉しそう。
子供の遊び場へ行く。
2歳から6歳ぐらい、わんさか。
ごった煮やな。
若夫婦も多い。
これは、見とくだけにしよう。
ほんで、noteでも見よう。
妻「わて、ダイソーみてくるわ」
俺「セイYES」
息子は楽しそうである。
そういえば、俺が子供の頃。
ダイソーのことは「100均」と呼んでいた。
いつからダイソーと呼び始めたのか。
当時はセリアもキャンドゥもなかった。
100均イコールDAISOだったのだ。
しかも今は100円以外もたくさんある。
当時はマジで全部100円だった。
まれに200円の商品にあたって、
レジで「あぁ
ファック」ってなってた。そういうの「トラップ」っつってた。
今ではスタンダードプロダクツとか、
3コインズもある。
便利な世の中になったなぁ。
って。
そういえば。
息子、どこ行った?
さっきまで滑り台にいたが…
うーん。
大人「こらこら、おともだちがいるんだから、順番でしょ」
大人「もう、おともだちが迷惑しているよ、そこをどけてあげて」
大人「ごめんねーぼくー、かわってくれてありがとねー。ほら、おともだちにお礼をいいなさい」
ん?
なんか、うるせぇな。
誰かトンネルから出てきた。
おう、息子やんけ。
目をこすりながらコッチに走ってきた。
俺「どしたん?」
子「もうかえるわー」
俺「ケンカしたんか?」
子「いや、飽きた」
俺「おともだちがおったんか?」
子「いや、全員知らん」
なんや。
昔から、おともだちって言い方に違和感。
特に子供が生まれてから。
公園とか、こういう遊び場とか。
おともだちはちゃんと待ってるよー
おともだちにかわってあげようー
まてまて。
そもそも、おともだちなんか?
俺は、こどもたち、といいたい。
ほかの子、つぎの子、となりの子。
おともだちには、これからなるんだ。
初対面からおともだちは、ちょっと変な感じよ。
いや、初めからお友達になってもいいよ?
うん、お友達になることはいいことだ。
しかし、強要するもんじゃない。
まぁ、おともだちの少なかったワタシだから感じるだけかな。
なんか、大人サイドの、なにかを感じるなー。
タイパをタムパって言わせたいメディアみたいな何かを感じるぜー。
俺が神経質なだけやなー。
極論、どっちでもいいけどねー。
って。
あれ、あ?
息子、どこいった?
子「おーい、おとうさーん」
なんや、手すりに登っとる。
降りれんのか?
あぶねぇなぁ全く。
おりれんのに、のぼんなよ。
おともだちも周りにいないし。
こういうとき、
おともだちがいた方がいいんか。
いかんいかん。
まーた「一人脳内会議」してしもうた。
とりあえず、息子と一緒のときは、考えを巡らすことをやめよう。
思考の渦に取り残されてしまう。
前を見てるのに、何も見えてなかった。
白昼夢みたいな感じ。
あぶねぇ。
おれのおともだちは、内省くんだな。
妻「おい、なんしよん?」
急いでスリープボタンを押した。
(おわり)
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