#54 グッナイ・ヘル・ドーター・エン・マッスルコミュニケーションヌ
娘の寝かしつけ。
毎度、そこそこの時間がかかる。
抱っこ紐だからラクはラク。
しかし。
泣き声はでかいなんてもんじゃない。
10cmぐらいの距離で叫ばれる。
なかなかにうるさい。
この世の終わりみたいや。
断末魔。
蒙古タンメンでも食べたんか?
というレベルで、頭に汗かいてる。
自分の子供だから何とかなるけど。
いや、逆にヨソの子なら、何も感じんか。
自分の子だからこそ、腹が立つんかな。
寝たら可愛い。天使。
でも寝るまでは地獄。
布団に寝かせるときとか、やばいよ。
慎重に。とかのレベルじゃないよ。
こちとら考古学者レベルよ。
めちゃくちゃソォォっとよ!
それでも起きるのよ。
40パーぐらいの確率で。
マジでうるさい。
うるさいというレベルじゃない。
心のザワザワがハンパない。
気分は、たぁすけてくれー。
クレイジーケンバンドですよ。
おれは親なのに、こんな感情を持っている。
太宰治なのか?
親失格なのか?
と考える。
でも、これは精神の鍛錬だ。
スクワットしながら思う。
瞑想みたいなもんだ。
愛なのだ。
これが。
そう思うけど。
やっぱりうるさいときはうるさい。
妻が「かわろうか?」とメールをくれる。
しかし。
ここは意地である。
子育て風おじさんと揶揄されている。
せめて、休みの日は俺がやるのだ。
俺が寝かしつけるのだ。
あぁ。
でも、なかなか寝ない。
うるさい。
かわいい。
うるさい。
えぇ…
もう…
どれぐらいうるさいかって?
多分、リアルにこれ↓ぐらい(音量注意⚠️)。
でも結局はかわいい。
いや、あたりまえか。
おやすみ、ドーター。
(おわり)
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