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新型コロナウィルスについて考える #3

*2020年3月27日にヒヨウラ・ラボ公式FB ページに投稿した内容です。

シリーズ投稿してきた本題、本日は「感染拡大リスク」について述べます。
3月25日に小池都知事が週末外出自粛要請をアナウンスし、それに呼応するように神奈川県、千葉県、埼玉県の県知事もそれぞれ週末の外出自粛を要請した。理由は爆発的な感染拡大リスクを避ける為とのこと。
実際、東京都の感染者が急激に増えている。また、日本全体の感染者数も患者数も同様に増えている(https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/ 下の図参照)。
そして、この数字は東京オリンピック・パラリンピックが延長になったことで更に増えることでしょう。
検査体制も徐々に整い、世の中でも芸能人、スポーツ選手にも感染者が出てきた。
感染したことを公開する人が出てきたことで更に今まで顕在化していなかった感染者の実数も公表されるのでこのトレンドは避けられない。
前回の#2で年代別の国内感染者数を記載したが、感染者数はほぼほぼ重症化した感染者数と考えてよいと最近は考えている。
体力がある若い年代の感染者は重症化しないので自覚症状がなかったり、すぐに回復してしまうからだ。
それ自体は良い事だが、そこに大きなリスクが潜んでいると考える。何故なら、感染者が自覚なく密集地や高齢者や幼児に近づいて感染させてしまうリスクがあるためだ。私自身も自分が感染するリスクは低いと考えていたので正直、少し危機感が無かった。しかし、海外での感染状況と各国の対応を見ていて違和感を感じていたのも確か。冷静になって考えてみれば東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えている日本として必死に水際で感染拡大防止をアピールしたいという精神的な作用が大きかったのではないかと考える。しかし、来年迄開催を延期することになり、より現実的で客観的な対応が求められ、東京都知事も外出自粛を要請したのではないか。安倍首相もきっと爆発的な感染拡大がいつ発生するか懸念していたことだろう。
世界のリーダー達のメッセージを見ても流石に医療体制が整備され、衛生観念が強い国民性というだけで感染被害が他の国々よりも抑制できると考えるのは安直だと考える。

では、今後、どうすることが必要か?

やはり重要なのは、正確な情報に基づいた冷静な行動、そして自己防衛だと考える。
具体的には、
・手洗い・うがいを徹底する
・感染者がわからない今、極力外出を避ける
・外出する際には密集地を避ける
・不要に人との接触をしない

香港では飲酒すると対人距離が近くなることから禁酒令まで出たとの報道があった。
日本もそうならない為に、個々人が責任持って自分の家族やコミュニティー、企業やチームなどの組織、社会を守る意識が重要。
勿論、萎縮する必要はなく、注意していれば堂々としていれば良い。
一番心配されるのは健康だが、同時に経済、家計なども心配だ。
しかしながら、今は健康・安全・安心を最優先で考えるべきだろう。
逆に新型コロナウィルス騒動で業績が好転している企業やビジネスもある。
このようなビジネスは、どのように社会還元・貢献するかも重要な議論だ。
世の中が落ち着いたら議論をしよう。

気になるのは、社会不安から再び買い占めに関する報道が目につく。
実際にスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどに行くと特定商品が棚から消えていたり、店の入り口やレジに長蛇の列が見られる。
しかし、日本人として正確な情報に基づいた節度ある行動が今は求められている。
東北大震災の際にも世界からリスペクトされた日本、国民の力、個々の人間力を示そう!
最後に、大切な家族や友人達に言いたい。
“STAY SAFE” “STAY HOME” !!!!

#StayHome #StaySafe #beatthevirus #stayhealthy #コロナに負けるな




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